「覚る」って…?読めたらスゴい!《難読漢字》まとめ
読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「覚る」って、なんと読むかわかりますか?「おぼえる」ではないですよ。「断める」「議る」「演べる」いくつ読めるか挑戦してみて♡
覚る=さとる
「覚る」は「さとる」と読みます。「見抜く・感づく」という意味を持つ言葉で、「危険を覚る」「失敗を覚られないようにする」このような使い方をします。同訓異字に「悟る」という漢字がありますが、「悟る」は「迷いがとけて物事の真の意味を知る、理性で真実を見分ける」という意味があります。「悟りを開く」「付き合いを続けるのはもう無理だと悟った」このような使い方をするので、違いを知っておきましょう。
断める=さだめる
「断める」は「さだめる」と読みます。「決定する・はっきりさせる」という意味があり、「居所を東京に断める」このような使い方をします。「定める」という漢字を使うのが一般的ですが、「断める」と表記する場合もあるので覚えておいてくださいね。ほかにも、「折める」「訂める」「㪿める」すべて「さだめる」と読みます。
議る=はかる
「議る」は「はかる」と読みます。「筋道をたてて話し合う・議論する」という意味があり、「この問題は議会に議ったほうがいい」このような使い方をします。多くの神が集まって相談することを指す「神議る(かむはかる)」という言葉もあり、日本中の神々が出雲大社に集まり話し合いをする神事を「神議り(かみはかり)」といいます。
演べる=のべる
「演べる」は「のべる」と読みます。「自分の考えを広く行き渡らせる・説明する」という意味があります。「演」は長く引きのばす様子・おし広める様子を表す形声文字で、「大勢の人の前で説く」という意味も持ちます。週刊少年サンデーに連載された、脚本家野島伸司さん初の漫画原作作品「NOBELU-演-」にも使われている漢字です。
難読漢字いくつ読めた?
「覚る(さとる)」「断める(さだめる)」「議る(はかる)」「演べる(のべる)」、4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「簡単な漢字なのに読めなかった…」そんな人も多いのではないでしょうか。いい機会ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
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