

誰からも好かれる「人懐っこい人」の特徴
「また、まわりに人が集まってる……」
「あの子、友達多くない?」
「なんで初めての場所で店員さんと仲良くなれるの?」
みたいな人っていません?
これらの人の共通点は、まさしく「人懐っこい」ことです。
正直、羨ましいですよね。
こっちは「せめて嫌われないように……」とオドオド緊張しているのに、さっと仲良しになってみせるというのですから。憧れます。嫉妬します。
しかし、それだけで終わっちゃダメだと思うんです。羨ましい人がいたら、それを参考にして、自分の学びにしてやればいいと思うんです。
そこで今回は「人懐っこい人」の正体に迫ってみようと思います。その羨ましいスキルをパクるために。これで人気者になってやりましょうぜ。
■人懐っこい人が好かれる理由
なぜ「人懐っこい人」は好かれやすいのでしょう?
そこには秘密があるはずです。その神秘を解き明かしてパクるためにも分析してみましょう。人懐っこい人でいるメリットを考えてみます。
◇(1)緊張を感じさせない
人懐っこい人は自然体です。
ごくナチュラルにコミュニケーションができます。そして、その緊張感のなさは相手にも伝わります。ほっと警戒心を溶かしてしまう。それで、ついついこちらも自然体で喋ってしまう、というわけです。
◇(2)距離を縮めるのが早い
人懐っこい人は接近戦。
こちらがビクビク出方をうかがっているすきに、あっという間に、相手と盛り上がり、親密なトークをはじめます。
とにかく打ち解けるまでの時間が短いのが特徴です。
◇(3)害がなさそうに見える
人は「自分に悪いことを仕掛けそうな他人」を警戒します。
生物の本能として当たり前の話です。いきなり攻撃されてはたまりませんから。そうした中で人懐っこい人は「私は敵ではありません」という匂いを放つのが上手いわけです。
ギスギスしがちな社会において「敵に見えない」のは貴重なスキルです。
■人懐っこい人の心理とは?
ここで、もう少し私たちの憧れ(パクりたい願望)の的である「人懐っこい人」を深掘りしてみます。人懐っこさは、どういう性格や心理の表れなのでしょう?
なにを隠そう、私は、長年「人懐っこい人」を研究してきました。
自分があれこれコミュニケーションを考えて、どうにか頑張っているのに、努力してない(ようにみえる)人気者がいるのが悔しかったからです。
その結果、わかったことがあります。
それは生まれつき人懐っこい人は「まわりの敵意にさらされたことが少ないから人前で自然体でいられる」という事実です。
・他人に緊張しないのは、緊張するような危ない経験がなかったから
・まわりとの距離が近いのは、それでトラブルにならなかったから
・害がなさそうにみえるのは、他人にコンプレックスや敵意を抱かないから
というわけです。
もちろん多少のトラブルに巻きこまれることはあったかもしれません。それでも、ちゃんと乗り越えられるくらい素直に育ってきた、というわけです。
しかし、これは、あくまで「生まれつきの人懐っこい人」についての話です。
世の中の「人懐っこく見える人」のうち全員が生まれつきなわけではありません。いろんな辛い過去を乗りこえて、その果てに人懐っこく見えるタイプもいるわけです。
これは私たちにとって嬉しいニュースです。生まれや才能でなく、あとから人懐っこさを手に入れた人もいるというわけですから。
■好印象な「人懐っこさ」を手に入れる方法
では、待望の人懐っこさを手に入れる方法を紹介します。
考え方としてはシンプルです。とにかく人懐っこい人の価値観やアクションを真似ること。そしてゲットしようというわけです。
◇(1)目を見て話をする
めちゃくちゃ大事。
人懐っこい人は恐れを知りません。その特徴は、真っ先に目に表れます。
ニコニコと相手の目を見つめられるのです。赤ん坊や、子犬をイメージすればピンとくるかもしれません。
実際にやってみると不安や気恥ずかしさに囚われるかもしれません。友人やコンビニ店員などで練習してみるのはどうでしょう。
◇(2)あいさつする
人懐っこい人は、相手に嫌われるかを気にしません。
ためらわずに自分から声をかけられます。だからこそ交友関係が増えるのです。
とはいえ、いきなりトークを繰り広げるのもハードルが高いですよね。怖すぎです。というわけで気楽なあいさつからはじめてみるのはどうでしょう。
◇(3)プライベートな質問をする
リスキーですが効果絶大。
そもそも人間関係を深めるには、会話の内容を深めるしかありません。誤解を恐れずにいえば、「好きなカフェあります?」「休日は何をしているときがテンション上がります?」「泣ける本とか映画ってありません?」といったプライベートな質問をするということです。もちろんTPOをわきまえて。
まわりの人懐っこい人を観察してみてください。出会ってから個人的な話をするまでが短いのです。逆にいえば、当たり障りない会話が少ないのです。
◇(4)思っていることを話す
実は人間が怖いのは「相手が何を考えているかわからない」ことです。
理解できないのは不気味だし、最悪、危害を加えられるかもしれないから。例えば、貴女が苦手だと感じている相手もそうした傾向があるかもしれません。
そこで「いま、~って考えてるんだけど」「お、それ嬉しい。ありがとう」「いま緊張してるよ」というふうに自分が感じていることを伝えるようにしましょう。
つい怠りがちですが、とても大切なことです。
◇(5)リアクションを大きくする
これも同じ理由です。
リアクションを大きくして、しっかり受けとっていると強調するのです。手や足や顔つきを使って。ノンバーバルで。もちろんオーバーすぎずに、貴女らしい範囲で大丈夫です。
◇(6)必要以上に疑わない
人懐っこさに必要なマインドです。
私たちは他人を前にあれこれ「本当は私のことをどう思ってるの……?」と疑ってしまう生き物です。他人の心のなかって、怖い感じがしますよね。
しかし実は、想像以上に、貴女のことを嫌っている人は少なかったりする、というのも真実です。やっぱり、ある程度、みんな良い人間だと思うんです。
ちょっとだけ信じてみるのはどうでしょう。少なくとも、そのフリをしてみるとか。
◇(7)「悲しませない」ではなく「楽しむ」ことを優先
これも重要。
そもそも私たちは楽しさに惹きつけられる生き物なのです。だから楽しい人のまわりには人が集まるわけです──ですよね?
けれど善良な私たちは「他人を悲しませないように」という基準で動いてしまいがちです。臆病だから。
そこで「いかに(自分も相手も)楽しむか?」という視点も取り入れてみましょう。とるべきアクションが変わるはずです。そして、その先に、まわりの素敵な反応が待ち受けているはずです。
◇(8)「他人は変わらない」と知ること
人懐っこい人は他人と衝突しません。
どこかで引き際を知っているからです。どんな意見も「なるほどね!」と受け入れることができるという意味です。
つまり「他人は変えられない」という事実を認めることです。それは負けを認めることでも弱さでもありません。生きるための柔軟さだと思います。
コミュニケーションは学べる技術だと思う
羨ましい。羨ましい。羨ましい。
確かに「人懐っこい人」は無意識に人気をゲットしまくりです。こうしたコラムを読むこともないわけです。うん。羨ましさで死にたくなりますよね。
けれど彼らにたどりつけないわけではありません。むしろ参考にして、そのスキルを身につけられるはずです。じゃないと頑張るということが否定されてしまう。
私たちは学ぶことで、昨日よりも、今日、そして明日と、より良い人生を作りだせるはずではありませんか。そう信じたいじゃないですか。そしてコミュニケーションを悩みながら身につけた人間だけが持つ「強さ」もあるはずなのです。
大丈夫。私も、貴女も、ここからいくらでも変わることができます。変わるかどうか不安に思いながらも変わることができるのです。学ぼうとする限り。ぼちぼち頑張りましょうか。
貴女の人生がより良いものになることを祈っております。
(浅田さん@令和の奇術師)
※画像はイメージです
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