小学5年生で、アルコール経験者は半数以上―フランス調査

2013.11.26 13:53

「お酒は二十歳になってから」CMやアルコールの缶などでよく見るこのフレーズ。日本ではお酒は20歳から許可されていますが、飲酒が許可される年齢は、国によってさまざま。アメリカでは21歳から、と日本より遅めですが、フランスなどヨーロッパでは、一部制限があるものの、なんと16歳から飲酒が可能な国が多数！

ただ、法的に許可される年齢と、お酒を飲み始める実際の年齢には、差があるのが実情のよう。フランスの調査から、フランスでは、想像以上に早い年齢から飲酒経験があるようです。その年齢とは？

フランスの若者を対象に、フランス国立統計経済研究所（INSEE）が最近行った調査から、フランスでは日本の小学校5年生にあたる学年「CM2」で、すでに半数以上の生徒が、少量でもアルコールを飲んだことがあることが判明！10歳で、すでに54％が「飲酒経験がある」とし、高校生の飲酒経験率は90％にも及びました。

さらに、中高生の半数は「少なくても1年に1回以上、お酒に酔う」とし、「過去1カ月間に、お酒を飲んだか」の問いには、3人に2人が「はい」と答えました。

家族との食事中や友達とのホームパーティーなどでお酒を口にする若者が多く、法律で禁止されていても、「少しくらいなら」と、大人が未成年の飲酒を許可してしまうのが現状。未成年者のアルコール禁止を徹底するには、まず先に、大人が態度を変える必要がありそうです。

みなさんは、どう思いますか？

参考：Plus d’un eleve sur deux a deja consomme de l’alcool en CM2
http://www.menly.fr/buzz/passe-moi-le-buzz/238040-jeunes-alcool-cm2-insee/

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