大原優乃、元Dream5高野洸との恋愛シーンに「一瞬セリフが入ってこなかった」
FOD SHORTの縦型ショートドラマ「ホワイト・デイズ―記憶の空白―」で、Dream5時代のメンバー・高野洸と俳優として初共演を果たした大原優乃。深川栄洋監督のもと、本読みで過呼吸になるほど役に入り込んだという撮影の裏側や、高野への思いを語ってもらった。10月17日スタートのドラマ『サタデードラマ10「あにいもうと」』(テレビ朝日)では、病院の医療事務・田中梨花を演じる。榮倉奈々、赤楚衛二ら共演者の印象や、現場の空気感についても聞いた。(前後編の前編)
――FOD SHORTで配信中の縦型ショートドラマ「ホワイト・デイズ―記憶の空白―」に出演していますが、オファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか。
大原 2023年に出演したドラマ「結婚予定日」(MBS)でお世話になった深川栄洋監督と、またご一緒させていただけたことがうれしくて。「結婚予定日」では、深川監督に導いていただいて、たくさんの感情に出会えたんです。今回も、私が事前に用意していったお芝居とは全く違う方向に現場で引っ張っていただいて、深川監督ならではの世界に引き込んでもらった感覚がありました。ショートドラマ特有のスピード感がある分、感情もジェットコースターのようで。一日中泣いている日もあって体力的にはハードでしたが、とてもやりがいがありました。
――大原さんが演じた七海はミステリアスな女性で、徐々に真相が明らかになっていくキャラクターでした。
大原 脚本を読んだときに、振り幅が大きく、「ラブサスペンス」のサスペンス要素を担う役だなと感じました。ショートドラマは次が気になる展開が肝だと思うので、その匙加減は深川監督と細かくお話ししながら演じました。今回、お芝居の面で大きかったのは、ショートドラマでは珍しい本読みがあったことです。ある人にナイフを向けて感情が高ぶるシーンでは、本読みなのに手の震えが止まらず、台本のページがめくれないほどで、過呼吸のような状態になってしまいました。それくらいスリリングな作品です。
――主演はDream5のメンバーだった高野洸さんで、俳優としては初共演です。
大原 グループ活動終了後、メンバーとお芝居で共演するのが一つの目標だったので、それが叶ってうれしかったです。私は人見知りなんですが、お互いをよく知っているうえに、洸くんが座長だったので、とても居心地のいい現場でした。グループ時代は同じ景色を見て共に戦ってきた仲間ですが、活動終了後はそれぞれの道を歩んできました。洸くんも自分の環境で戦ってきたんだということを、お芝居で向き合う中で感じて刺激をもらいましたし、これからもずっと仲間であり同志だなと思いました。
――高野さん演じる刑事・尚人と七海は、後半で急接近します。
大原 ラブ要素も少しあるので、段取りのときは照れくさくて、一瞬セリフが入ってこなくなってしまったんです(笑)。でも、ここで照れたら役者失格だと思って、必死に気持ちを立て直して役と向き合いました。尚人と七海は幼馴染なんですが、私たちも小学生の頃から一緒に過ごしてきたので、その時間をそのまま役に生かせる設定でした。この作品で初共演できたことに、運命を感じました。
――Dream5の関係性があったからこそのキャスティングだったのでしょうか。
大原 それが私も驚いたんですが、偶然だったみたいです。私たちがDream5の元メンバーだということを、現場の皆さんもあまりご存じなくて(笑)。
――10月17日スタートのドラマ『サタデードラマ10「あにいもうと」』(テレビ朝日系)にも出演しています。今回演じる田中梨花はどのような役柄でしょうか。
大原 内科医・春木奈緒が働く汐見崎市民病院の医療事務です。奈緒が担当する入院患者・園田絵里(宮﨑優)と、造船所で働く絵里の兄・修司と、何らかの関係がある人物なんです。
――脚本を読んで、どのように感じましたか。
大原 人を想うことの美しさと、それが裏返ったときの残酷さの両方が描かれていると感じました。
――撮影に入ってみて、いかがですか。
大原 まず全体での本読みがあって、キャスト、スタッフの皆さんと初めて顔を合わせたときに、すごいものが始まるんだと肌で感じました。新城毅彦監督とは初めてご一緒したのですが、とても繊細に作品を作られる方という印象で。連続ドラマの現場は時間との戦いですが、そんな中でも何度も段取りを重ねてくださって。梨花がある人を想う場面で、私の感情が出過ぎてしまうことがあったんですが、絶妙なニュアンスを一緒に調整してくださいました。撮影を進めながら次の台本をいただく現場なので、梨花と同じく先を知らないからこそ、一つひとつのシーンに向き合えています。
――奈緒を演じる榮倉さん、修司を演じる赤楚さん、主演のお二人の印象をお聞かせください。
大原 赤楚さんはとても穏やかで、現場のお一人お一人に真摯に接していらっしゃる印象です。フラットでありながら、役には実直に向き合っていらっしゃるのが、お芝居をご一緒する中で伝わってきました。役として背負っているものが、一言のセリフでも痛いほど響いてきて、心を動かされました。榮倉さんも赤楚さんと通じるような、穏やかな空気をまとっていらっしゃる方で。ご一緒するシーンは少ないんですが、命を扱う医師という役を、とても大切に演じていらっしゃるのを感じました。私は「Nのために」(TBS)という榮倉さんの主演ドラマが大好きで。どこを切り取ってもナチュラルに、そこに存在していらっしゃる榮倉さんのお芝居の大ファンなんです。それを間近で拝見できたのは貴重な経験でした。
――キャスト同士の空気感はどのようなものでしょうか。
大原 それぞれが自分のペースで役に向き合いながらも、みんなの心が一つになっているんです。そんな現場は初めての経験でした。その空気を作ってくださっているのは榮倉さんと赤楚さんで、それが全体に広がっているんです。素晴らしい役者さんたちが繰り広げる、二組の兄妹を軸に交錯するラブサスペンスを、ぜひ楽しみにしていてください。
(インフォメーション)◆サタデードラマ10「あにいもうと」【毎週土曜】よる10:00~10:54テレビ朝日系24局
「ホワイト・デイズ―記憶の空白―」FOD SHORTにて独占配信中
◆「大原優乃 photo book(タイトル未定)」発売日:2026年12月18日発売出版社:主婦と生活社〈発売記念イベント〉・12月19日(土) 代官山蔦屋書店・12月20日(日) 梅田蔦屋書店
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