「これは本当レア!」トヨタ“幻の希少名車”に反響 500馬力の怪物…現存する姿に「まさか現物が」の声も

5月28日から開幕するラリージャパンを控え、26日にラリージャパン特別企画をABEMAが公開。歴代のラリーカーを取材していく中で、当時500馬力以上のパワーを誇ったトヨタの“幻のモンスターマシン”が登場し、現存する極めて希少な姿が反響を呼んでいる。
【映像】トヨタ“幻の希少名車”現存する姿(全体&細部あり)
富士モータースポーツミュージアムを訪れたのは、自動車ジャーナリストの河口まなぶ氏。同館では、約130年にわたるモータースポーツの歴史を世界のレーシングカー約40台の展示でたどることができる。布垣直昭館長は「130年前のクルマも決してあなたのクルマと無縁じゃない」「乗用車にもモータースポーツで培った技術の数々が盛り込まれている」とその魅力を語る。
館内に並ぶ数々の貴重なラリーマシンのなかでも、河口氏が「これは本当レアですね」と一際目を輝かせたのが、当時500馬力以上のモンスターマシンが勢揃いしたグループB仕様のラリーカー『トヨタ 222D(1985年/二次試作車)』だ。トヨタは当時、セリカ・ツインカムターボでサファリ・ラリー3連覇を達成していたが、フルタイム4WDを採用するライバル勢の台頭により、次期グループB車両として初代MR2(AW11)をベースにしたミッドシップ4WDマシンの開発に着手。展示されている車両は、8台が製造された二次試作車のうちの現存する1台という、極めて希少な個体である。
しかし、1986年に度重なる大事故が発生したことでグループBカテゴリー自体が中止となり、222Dは実戦を走ることなく、開発開始からわずか2年で終焉を迎えた。布垣館長がその悲運な歴史を語ると、河口氏も「カテゴリー自体が消滅してしまったというのもそうですよね」と深く頷き、さらに布垣館長は「ひょっとしたら日本の(ランチア)ストラトスになっていたかも。そういう意味では幻の名車」と思いを馳せた。最高出力500ps以上という直列4気筒ターボエンジンを搭載し、全幅1880mmのワイドボディを纏った圧倒的な造形美を前に、河口氏は「想像以上に興奮している」と熱く語った。
この貴重な姿を観たファンからは「まさか222Dの現物が見れる場所があるとは」「徹底紹介布垣さんありがたいです」といった感謝の声や、この他にも「あの頃の狂気みたいなオーラ、まだ全然色褪せてないよね」など、当時を懐かしみ現地へ足を運びたくなったというコメントが寄せられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権2026』/(C)WRC)
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