五十嵐亮太氏、WBCで日本代表が敗れた“まさかの要因”を指摘 「対応できなかった」

2026.03.23 16:00
提供:Sirabee

WBCで日本代表が準々決勝で敗れた要因について、五十嵐亮太氏が言及。「すごく大きかった」と振り返る。

WBC2026
Photo:Sirabee編集部

東京ヤクルトスワローズやニューヨーク・メッツなどでプレーした野球評論家・五十嵐亮太氏が、19日に更新されたYouTubeチャンネル『スポルティーバ』に出演。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表が準々決勝で敗れた要因を指摘した。

【今回の動画】日本が敗れた要因を分析



不調の原因は「ピッチクロック」


前回大会の王者として連覇に期待がかかった日本代表だったが、準々決勝でベネズエラに8−5で敗れた。


五十嵐氏は、今大会で安打が出ず苦しんだ近藤健介に言及。「これ絶対、僕のなかでピッチクロックだと思うんですよ」と切り出す。


MLBでは2023年より、WBCでは今大会より導入されているピッチクロックは試合時間の短縮を目的としており、投手は走者なしで15秒以内、走者ありで18秒以内に投球動作に入らないといけないルール。一方、打者も制限時間の8秒前までに打席に入り、打撃の準備を完了している必要がある。



ルーティーンが崩れるルール


五十嵐氏は「制限時間内に、ピッチャーは投げなければいけない、バッターは構えなければいけないっていうところで、ピッチャーがどうしてもフォーカスされる。自分のルーティーンを崩しながら時間内に投げなければいけないっていう、そこも難しいんだけど...」と話す。


続けて「じつはバッターもね、ルーティーンっていうのがあったと思うんですよ。近藤選手は(打席に立つ前に)ちょっと屈伸を入れたりとか、動きがあるじゃないですか。ああいうのって、選手って無意識にやっている自然な動きになっているはずなんだけど、その自然な動きを、不自然なものに変えて挑まなければいけないので、その辺で自分のタイミングとか、間とかっていうところがズレる」と指摘。


「もちろんピッチャーも対策はしてる。バッターも対策はしてるんだけど、対応ができていたかというとそういうわけではない」とし、「準々決勝で敗れてしまった理由の一つとして、ピッチクロックに対応できなかったというのはすごく大きいと思います」と述べた。



現役メジャーリーガーは順応


佐藤輝明や森下翔太らNPB所属でも結果を残した選手もいたが、「でもやっぱりそれまでって、メジャーでずっとやってきた選手の結果の方が大きかったじゃないですか。大谷(翔平)選手、吉田(正尚)選手、鈴木(誠也)選手。やっぱりこの3人なんですよ。なのでやっぱりピッチクロックに対して、打席に入ったときの時間の作り方っていうのは、こういう人の方が...。こういった国際大会のルールに慣れている人の方が結果を出すなっていうのは、振り返ると感じますよね」と回顧。


NPBでも一部選手がピッチクロックの導入に意見を述べており、今後の議論も予想されるが「(意見を)出さないとダメ。ピッチクロックは絶対入れてくださいっていうのはこれからも発信し続けたい」と話していた。



「導入していれば...」「NPBの弱点」共感


五十嵐氏の話に、ユーザーからは「決勝を見てて感じたのはキャッチャーのピッチクロックの使い方のうまさだった」「NPBは前回大会が終わってからピッチクロック導入していれば結果は違っていたとも思う」「個々人の対応力というよりもチームとしての応用が出来てなかった」と共感の声が。


また、「ピッチクロックよりNPBの飛ばないボールに慣れてしまって遅いストレートでも抑えられる配球になれたからだと思う」「世界で勝つためには、ルールを合わせることは大事」との意見もみられた。


確かに今後の国際大会を見据えるならば、ルールも合わせていかなければならない。一方で、プロ野球選手会は2024年、ピッチクロックについて、選手の負担が増え、けがにつながる可能性もあるとして反対の姿勢を示していた。すぐには結論が出なさそうな難しい問題だけに、今後の動向に注目したい。



【今回の動画】日本が敗れた要因を分析


https://youtu.be/XtS-1oXpxYA?si=z6cmG5QCCJnNdpib



執筆者プロフィール


しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。


現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。


(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)

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