撮影/大野代樹

過激架空キャラ「丸の内OLレイナ」チャンネル消滅からの再起「今度は顔出しで本当の自分を見せる」

2026.01.18 08:03
提供:ENTAME next

架空のキャラクター「丸の内OLレイナ」としてブログとYouTubeで年商5億円規模のビジネスを築き上げた彼女は、絶頂期に突然のチャンネルBANを経験する。しかし、そこで歩みを止めるどころか、自らライブ配信プラットフォームを立ち上げ戦い続けてきた。長年マスクで素顔を隠してきた理由、顔出しに踏み切った心境の変化、そして2児の母として仕事と子育てを両立させる現在地と、その先のビジョンに迫った。(前後編の後編)

――絶頂期にYouTubeチャンネルがBANされてしまいました。当時の心境を教えていただけますか。

レイナ 衝撃でしたね。でも、世間で思われているような、エロが原因でBANされたわけじゃないんです。当時、私のチャンネルのログイン権限を持っていた女性秘書がいたんですけど、その人とちょっと揉めてしまって。気づいたらすごく過激な動画をチャンネルにされていて、一発で消えてしまいました。それまで違反警告(ストライク)も一回も受けたことがなかったのに、ある日突然「あなたのアカウントはもうありません」って。やられちゃった、という感じです。

――積み上げてきたものが一気になくなるわけですから、ショックは大きかったですよね。

レイナ 確かにショックでしたけど、引きずったのは1日くらいですね。「ああ、終わったな」みたいな。YouTubeがなくなる少し前から、ライブ配信の事業を始めていたんです。ある時、大手でライブで配信をしてみたらすごい人が集まったんですけど、演者がもらえる報酬の割合が30%くらいで、それがすごく嫌で(笑)。次の日に「ライブ配信サイトを作ろう」と思ってすぐに作りました。自分でやれば利益は100%じゃないですか。

――行動力がすごいです。

レイナ そのプラットフォームが軌道に乗っていたので、YouTubeが消えてもビジネス全体が崩れることはなかったんです。それに、YouTubeは収益化のためというより、私のファンになってもらうための入り口だったので。チャンネルがなくても「丸の内OLレイナ」という名前が残っていればファンは他のプラットフォームを探して来てくれる。むしろYouTubeがなくなったことで、今度はインフルエンサーの女の子たちをマネジメントする側に回ることができました。

――活動を始めた10年前は、今よりも大人向けコンテンツへの風当たりが強かったと思います。葛藤はありませんでしたか?

レイナ 最初はありましたね。当時はアンチがすごく多くて、実家のおばあちゃんの家に深夜まで嫌がらせの電話が鳴り続けたり、自宅の前に大量のゴミを捨てられたり、電車でつけられたり…。今だったら全部ネタにして発信できるんですけど、昔は怖くて全部受け止めちゃっていたので、しんどいなと思う時期はありました。

――そもそも、ご自身の性をコンテンツとして発信すること自体に抵抗はなかったのでしょうか。

レイナ そこへの抵抗は不思議となかったです。ただ、好きでやっていたというよりは、完全にビジネスという感覚でした。でも、10年もこの活動を続けていると、だんだんと考え方が変わってきて。2、3年経った頃から「見られることへの昂ぶり」みたいなものを感じるようになったんです。目の前の人だけじゃなく、何千人、何万人の人が注目してくれる。自分のやってきたことが、こんなに多くの人に肯定されて、誰かのためになっているんだって思えるようになってから、活動が好きになりました。

――最近では写真集で顔出しもされています。まず、長年マスクで顔を隠してきた理由からお聞かせいただけますか。

レイナ マスクをしていると、見る人が好きなように私の顔を想像してくれるじゃないですか。キャラクター自体が架空だったので、その人の理想のイメージであり続けたいという想いがありました。あとは単純に、自分の顔に自信がなかったというのもあります。

――顔出しを決意した背景には、どういった心境の変化があったんでしょう。

レイナ 決定的な理由はないんですけど、もう十分に仕事もしてきたし、自信のない部分も含めて少しずつ自分を出していこうかな、と。これまでは架空の「丸の内OLレイナ」を作ってきたけど、これからは「本当の自分」を見せていきたいです。

――現在は2児の母でもあります。お子さんたちも、いずれお母さんの仕事について知る時が来ると思うのですが、その点に関して不安はありませんか?

レイナ もちろん何も考えていないわけではないです。でも、私は中途半端な気持ちでこの仕事をやっているわけじゃない。10年以上、子どもが生まれる前から続けてきた仕事だし、この業界を動かすくらいの覚悟でやっています。だから、子どもたちに何か言われた時に「お母さんは中途半端なことはしてないよ」って胸を張って言えるように、今は頑張るしかない。業界の誰に聞いても「レイナは本物だ」って答えてくれるような環境を整えることが、私にできる最大限のことだと思っています。

――仕事と子育ての両立は想像を絶する大変さだと思います。

レイナ 大変ですね。毎朝6時半に起きて、子どもたちを保育園に送ってから仕事に出て、夕方5時にはお迎えに行って。帰ってきて家のことやお風呂を済ませて、夜8時頃からまた会議や配信をする、みたいな毎日です。でも、不思議と大変だと思ったことは一度もないし、この活動を始めてから体調を崩したこともないんですよ。

――かなりのハードスケジュールですが、子どもたちとの時間はどのように確保しているのでしょう。

レイナ 子どもが家にいる時間は、必ず私も家に帰るようにしています。母親と父親、両方の役割を自分がやらなきゃいけないと思っているので、仕事も子育ても、できることは最大限やる。子どもたちには愛情をたくさんもらってほしいから「まだまだわがまま言っていいよ」って思っちゃいますね。本当、余裕すぎるくらいです(笑)。

――最後に、丸の内OLレイナとしての今後の展望を教えてください。

レイナ 目標は一つだけです。この仕事をやるからには、必ず「世の中の男性全てを虜にしてやる」。もう、それしか考えてないです。

▽丸の内OLレイナ1995年3月22日生まれ、岡山県出身。「丸の内で働くOL」を名乗るキャラクターとしてYouTubeを開設し、男性向けコンテンツで人気を集める。かつてはチャンネル登録者数83万人超えの大人向け配信者として知られ、現在はライブ配信サイトの経営など活動の幅を広げている。2024年2月にデジタル写真集『Unveil』、2025年7月に第2弾『Reveal』(いずれも週プレ PHOTO BOOK)を刊行。

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