グラビア&コスプレモデル・一詠が語る究極に自由な表現方法「自分の性癖を投影しているだけ」
SNSを中心に謎の美女として注目を集めるグラビア、コスプレモデル・一詠(ひとよ)。表現の世界に足を踏み入れた背景には、学生時代のオタク気質が関係しており、自然な流れでコスプレデビュー、そしてグラビア界へと歩んできた。SNSでは、優れたプロポーションを活かした刺激的な投稿により反響を呼び、今年の10月には1st写真集『抱きたいカラダ』(新欠片)を出版。現在の表現スタイルに行き着いた理由を探ったところ、密接に関係する過去、そして明確な理由が明らかとなった。(前後編の後編)
――グラビアを仕事にしようと思ったきっかけを教えてください。
一詠 実は、もともと美容師をやっていたんです。専門学校を出て、20歳で美容師になりました。実家暮らしのときは生活の面倒を全部見てもらえていたんですけど、24歳くらいのときに一人暮らしを始めたら、お金が全然足りなくて……。
――美容師さんのお給料はやはり厳しいものがあったと。
一詠 厳しかったですね。働いていたお店は歩合制じゃなくて固定給で、ウィッグ代やハサミ代も給料から自分で出さなきゃいけませんでした。手取りにすると12万円ぐらいしか残らないのに、朝は5時や6時に出社して練習、夜は終電まで残ることもざらにありました。若いからできていた仕事でしたね。
――つまり、生活をよくするためにグラビアを仕事にされたということでしょうか。
一詠 はい。「少しでもお金にしたい」と思っていたときに、撮影会を主催している友たちが「出演しないか」って声をかけてくれたんです。初めての撮影会だったんですけど、Xを見てくれたお客さんが来てくれて、すごくうれしかったことを覚えています。
――正直なところ、撮影会は稼げるものなんですか?
一詠 時給換算すると1時間に1万円ほど入ってくるイメージだったので、当時のお財布事情的にはとてつもなくいいバイトだと思いました。趣味の延長で写真に写ることも好きでしたし、抵抗もなかった。それで稼げちゃった、という感じですね。そこからどんどんグラビアの活動にシフトしていきました。
――現在の作品はかなり過激な印象があります。どういったテーマやコンセプトのもと撮影されているんですか?
一詠 テーマは「私が観たいものを作ってる」です。例えば、自分が好きなAVのジャンルや設定ってあるじゃないですか。それを自分でやりたい。自分の性癖を作品に投影している感じです。
――ご自身の性癖を多くの人に見られることに恥ずかしさはないですか?
一詠 自撮りしているときは特にないですね。ただ、最近は女の子とコラボして、おっぱいを揉んでもらったりする動画を撮るんですけど、人が絡むと結構恥ずかしいです(笑)。あと、ファンの方々に向けて配信しているときは恥ずかしくないのに、イベントで会って直接「この前のファンティアすごかったね」って感想を言われると、ちょっと恥ずかしくなっちゃいます。
――その「性」への目覚めは、いつ頃から?
一詠 「エロいものを見たい」っていう欲求は、結構早かったと思います。それこそ、小学生の頃から。
――小学生!
一詠 小5、6ぐらいからがっつり腐女子だったんですよ。レンタル屋さんに毎日のように通って、BL(Boys Love)の本を読んでいました。BLの本って、性的なシーンがあっても年齢確認されないので小学生でも買えちゃうんですよ。それでずっと読んでいたらそういうのばっかり好きになっちゃって……。今でも買います。
――ズバリBLの魅力とは?
一詠 少女漫画の主人公に自分を投影できなかったんです。「私の高校時代はこんなにキャピキャピしてなかったな」と思っちゃって。でも、BLは自分が男じゃないから投影する必要がない。遠くから、顔のいい男たちがイチャイチャしているのを見ているのがすごくよくて、性癖に刺さったんです。
――まさかルーツが小学生時代にあるとは思いませんでした。グラビアモデルとして、10月に1st写真集を発売されています。これまでの活動が実った結果だと思うのですが、オファーをもらったときはどう思われましたか?
一詠 もともと自分に自信があるタイプではないので、最初は「え、私でいいんですか?」って感じでした。でも、できるならやってみたい、挑戦してみたいという気持ちでしたね。
――タイトルからインパクトがあります。どんな一冊になっていますか?
一詠 写真の色味や構図がすごく生々しいというか、リアルな感じに仕上がっています。彼氏目線じゃないですけど、すごく私と距離が近い感じで撮ってもらいました。撮影中も「こんなところから撮るんだ!」みたいな、あとから見たら「これはどこから撮ったんだろう?」っていう不思議なアングルが多かったです。でも「みんな見たいよな」っていう絵が撮れていました。今まで撮ってきた写真とはまた全然違う、おしゃれな作品に仕上がっています。
――ご自身のグラビアの作風としては、生々しい、ナチュラルな方がお好きですか?
一詠 そうですね。コスプレはライティングで影を飛ばしたりしますけど、グラビアは自然光だったり、ナチュラルな感じが好きです。その人が「そこにいる感じ」がする写真が好きですね。
――写真集も発売し、今後の目標があれば教えてください。
一詠 1回コスプレに戻ってもいいかなと思っています。今はグラビアだけになっているので、創作系のコスプレとセクシーさを掛け合わせたような作品を作っていけたら面白いかなって。とにかく、面白いことをやりたいです。
――最後に、そんなご自身を「一言」で表現してみてください。
一詠 「究極に自由人な変態お姉さん」ですかね(笑)。振り返ってみると、本当に自由にやりたいことだけをやって生きてきたなって感じがするので!
▽一詠(ひとよ)千葉県出身。158cm、B87・W62・H86のヘルシーなボディと色気のあるルックスで注目を集めるグラビア、コスプレモデル。撮影会やイベント、SNSを中心に活動中。イメージDVD『愛しいひとよ』『極飛旅行』などの作品を通じて、しなやかなスタイルと大人の艶っぽさを存分に発揮。2025年10月20日には1st写真集『抱きたいカラダ』 (新欠片)を出版した。
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