江原啓之氏、国分太一の記者会見前の“助言”明かす… 「太一君良かったね」

元神職でスピリチュアリストの江原啓之氏が、15日に更新されたYouTubeチャンネル『神社チャンネル』に出演。芸能活動を休止している元TOKIOの国分太一に“助言”をしたことについて言及した。

【今回の動画】江原氏が国分に“助言”

「本当にひどい話」憤り

江原氏は、2005年から2009年まで放送された『国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉』（テレビ朝日系）で共演。

今回の動画では、東洋思想・神道研究家の羽賀ヒカル氏と対談。国分がコンプライアンス違反問題で活動を休止後、連絡を取って数日前に会って話をしたことを明かした。

国分の騒動について、江原氏は「本当にひどい話だなって。今年のなかで許せない話の1番かな」と述べると、「絶対、みんな間違えてるの。彼、犯罪しているわけじゃないからね。だってそれは（日テレの）社長も言ってるじゃない。別に刑法に値するものでも裁判することでもない」と改めて訴える。

「引退とかする必要ないんじゃない？」

続けて、「彼が『引退して...』って言うから。『もう嫌だ』って言うから、『いちいち引退とかする必要もないんじゃない？』って。『あなたが仕事しなきゃいいだけじゃん』って」とアドバイスしたことも明かす。

「それこそ人権ってどこにあるのって話だから。だから『別にやりたくなきゃやらなきゃいいだけで、いちいち引退しますとか言う必要ってない』って言ったの。そしたら記者会見のときに、『引退するんですか』って記者に言われたんでしょ？　あのときに僕の言葉が頭のなかに回ったらしい。だから『今は別に引退するとも決めてません』ってね」と、国分が江原氏のアドバイスを受けて話していたことに触れた。

「幸せな人は意地悪しない」

また、「1番いけないのは、それをジャッジする周りですよね。よっぽどそれって、（批判する人は）幸せじゃないんだね、みんな。幸せな人は意地悪しない。満たされている人は、愛情をもって人を見ますよ」とも。

「人様を傷つけてたりとかいうことがあるんだったら、それは本当に『ごめんなさい』ってするしかないじゃない。でも犯罪じゃないって言ってるんだから、向こうも」と強調。

「これがなかったら...」

さらに「これだけはちょっと言ったんだ、会ったときに。『すべてこの世のなかにあることは、必ず正もあれば負があるから』と。私は『太一くん、でも良かったね。これがなかったら、あなたは自分自身がいつまでも走り続けちゃうね』って言ったの。そしたらば『そうなんですよ』って言って」と、江原氏の言葉に国分がうなずいていたことにも言及。

「彼は若いときからずっと走り続けてた。『オーラの泉』のときに忘れられない言葉があるんですよ。彼は私に、『仕事がなくなったらどうしようと思うんですよ』って言ったの。だって超売れっ子でしょ？　そんな人が何を言っているのかって。要するに、ちょっとの隙間もできるのが不安になっちゃう。家庭があるけど仕事優先なんです。そういうところ、すごい昭和の親父」と、国分がこれまで仕事優先で打ち込んできたことを回顧する。

「プラスもある」強調

今回の問題で「これで家庭の大切さとかを今だから分かって。後はもう、彼も50（歳）でしょ？　だから自分のペースで生きていけるねって言ったら、『そうなんですよ』って言ってて。だからそれは感謝なんだって。本当にそういう純粋な人なんですよ」と話す。

「そういうことも分かったならば、マイナスばっかりじゃなくて、良かったねって言って。こんなひどい目に遭いながらも、プラスはあるってこと」と語りかけていた。

執筆者プロフィール

しばたけろこ：フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。

現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。

【今回の動画】江原氏が国分に“助言”

https://youtu.be/Z9wjtlJdvQk?si=Wv5pe1ZOp1ppVjr4