金子貴俊の姉・金子エミ、“ダウン症スイマー”として活躍する28歳長男に寄せられた言葉に気づき「ふつーにかっけえ」「やべー」

俳優の金子貴俊(47)の姉で、パーツモデルや美容研究家として活動する金子エミ(55)が9日、Instagramを更新。“ダウン症スイマー”として活躍する長男・村井海人さん(28)に寄せられたコメントに対し、心境の変化を明かした。
【映像】“ダウン症スイマー” の長男・村井海人さん
海人さんは、11歳から水泳を始め、2023年に日本で初めて、ダウン症パラスポーツ日本パラリンピック委員会の国際ライセンスを取得していた。翌年には、トルコで開催された「第11回世界ダウン症水泳・アーティスティック選手権大会」50m背泳ぎで、日本人男子初の銅メダルを獲得していた。
さらに、2025年11月には、知的障害・身体障害・ダウン症、すべてのアスリートが同じクラスで表現する、アーティスティックスイミングの国際大会に出場し、準優勝する活躍を見せている。
12月9日、金子はInstagramを更新し、バイクとともに映る海人さんの姿をアップ。SNSに寄せられた海人さんへのコメントに対し、心境の変化をつづっている。
「海人の動画の下には、10代・20代の若い子たちの言葉が並んでいた。『ふつーにかっけえ』『やべー、いけてんじゃん』『オシャレですね』どれも短くて、軽くて、本当にただの“日常のひと言”なのに、そのどれにも“障害がある・ない”という線は存在していないかのよう!ただ映像を見て、ただ心が動いて、『かっこいい』と言ってくれている。そのフラットなまなざしに、胸の奥でそっと灯るものがあった。私はいつからか「ダウン症」「トリソミー21」のタグを外し始めていました。隠したいからでも、遠ざけたいからでもなくその歩みは誇りで、海人そのものだから。ただ言葉よりも先に “海人というひとりの存在” が届く瞬間を大切にしたくなった。」
「でも今の若い世代は、『理解しよう』とか『優しくしよう』とかそういう努力の先にある世界ではなく、はじめから境界線を引かずに“ただひとりの人として出会う感覚”を自然に持ち始めているように思えた。」
(『ABEMA NEWS』より)
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