元ミスマガ特別賞アイドルが引退から5年、ライバーのモチベは「今やめたら来年の税金が払えない」
TikTokやInstagramで「あざとい彼女」として人気を博し、多くの男性を虜にしているインフルエンサー、「ねこみ。」。しかし、そのキュートな姿の裏には、15歳で大人たちを唸らせた強靭なメンタルと計算高さを隠し持っていた。一度は自らの意思で芸能界を去りながらも、なぜライバー、アイドルとして表舞台に戻ってきたのか。その真相に迫った(前後編の後編)。
――一度は引退されましたが、ライバーとして復帰を果たし現在も活躍されています。なぜこの道を選んだんですか?
ねこみ。 戻るつもりは全くなかったんですけど、「子ども写真館」で働いていた時「町の浴衣美人コンテストで優勝したら旅行券10万円分もらえる」というコンテストにエントリーしたんです。そしたら本当に優勝できちゃって。
――すごいですね!
ねこみ。 そのコンテストで優勝すると、翌年はポスターが街中に貼られるんです。そのポスターを見たある有名なYouTuberの方から「YouTubeやりませんか?」と声をかけられたんです。
――運命的な出会いをされたんですね。
ねこみ。 ただ、当時はYouTubeを全然見ていなくて。これを機に、自分なら何ができるだろうっていろいろ見ていた時に、ゆうこす(菅本裕子)さんを見つけたんです。元アイドルで、自分でセカンドキャリアを切り拓いている姿が自分の境遇と重なって、すごく理想的に見えました。
――ゆうこすさんがきっかけだったと。
ねこみ。 はい。ゆうこすさんと仕事がしたい、繋がりたいって思ったんです。ちょうどその頃、ゆうこすさんがファウンダーを務めるライバー事務所「321」がライバーを募集しているのを知って。ライバーがやりたかったわけじゃなく、ゆうこすさんに認知してもらうために応募して、配信を始めました。それが配信活動の始まりです。気づいたら、ライバー歴はもう7年目になります。
――ライバーという活動は、ご自身に合っていたんですね。
ねこみ。 「楽しいし、お金も稼げる」という気持ちでやっていたら、ここまで続いていた感じです。正直「今やめたら来年の税金払えないな…」と思いながらやっている部分もあって、それはリスナーさんにも言っています(笑)。
――すごくリアルですね(笑)。しかし、7年も続けるのは並大抵のことではないと思います。大変なこともあるんじゃないんですか?
ねこみ。 リスナーさんがいなくなっちゃうことですね。配信って、見る側にとっては「習慣」だと思うんです。その習慣が途切れると、私のことが嫌いになったわけじゃなくても離れていってしまう。ずっと応援してくれると思っていた人がいなくなるのは、やっぱりメンタルが削られます。でも、継続することが一番の武器だとも思っていて。結局、続けている人が一番強いのかもしれないなと、最近は思います。
――TikTokやInstagramの「あざとい彼女」シリーズは大きな話題を呼んでいます。あのキャラクターはどのように生まれたんですか?
ねこみ。 もともと女優をやっていたので演技系の動画をやりたい気持ちがありました。それで、マネジメントしてくださっている方に相談したら意気投合して、ハウススタジオを借りて試しに撮ってみようってなったのが始まりです。
――台本があるのかと思っていました。
ねこみ。 いえ、ほとんどアドリブなんです。「3、2、1」でカメラが回ったら、あとは自分たちでやり取りしながら作っていきます。なので、半分はキャラクターですけど、半分は自分の持っている部分から引き出している感じですね。
――現在、アイドルグループ「PALE TULLE(ペールチュール)」としても活動されていますが、デビューは30歳だとか。
ねこみ。 私も最初は他人事でした(笑)。事務所のアイドルプロジェクトが始まるって聞いた時は「誰がメンバーになるんだろうね」なんて配信で話してたんです。でも、321アイドル部は 年齢や経験、住んでる場所など関係なく、誰でも部活のようにアイドルを目指そう!というコンセプトの元作られたアイドルグループなので、マネージャーさんから「ねこみ。さんみたいな30代の人が輝くことが、このプロジェクトにとって意味のあることになるからやってほしい」って説得されて。
――アイドル活動を通して、ご自身が変わったと感じることはありますか?
ねこみ。 人生で絶対にできないと思っていたことが2つもできるようになりました。1つはダンス。超がつくほどの運動音痴だったので絶対に無理だと思っていたのに、できるようになったんです。もう1つはハモリ。これも絶対にできないと思っていたのに、できるようになりました。「人間って、やればできるんだな」って思えるようになりました。
――今後はどんな目標を叶えていきたいですか?
ねこみ。 個人的にこうなりたい、というよりは、私がきっかけで何かが変わったらいいな、という気持ちが強いです。例えば、私がミスマガ出身だったことを公表したのも、実は戦略なんです。当時お仕事をした方や、私のことを知ってくれていた方と、もう一度繋がってお仕事ができたらうれしいなと思って。
――過去のキャリアも武器にしていくと。
ねこみ。 はい。元芸能人で33歳というのも、ライバルが少ない武器だと思っています。そして、33歳でアイドルをやっていること自体、痛いかもしれないけど面白いとも思っていて。Xで「ババア」って言われることもありますけど、「ババアがやってるからいいやん」って思うんです。私が20代で今の活動をやっていたら、多分すぐにやめてる。33歳の今だから価値があるんです。
――その活動が、誰かの希望になるかもしれないですね。
ねこみ。 そうなれたらうれしいです。30代の芸能人って綺麗な方がすごく多いじゃないですか。だから、アイドルだって別にその年齢でやったっていいじゃん、って。10年後、30代のアイドルが普通にいるような時代が来た時に、そのきっかけの一人になれたら最高だなって思います。
▽ねこみ。1992年7月13日生まれ。大阪府寝屋川市出身。2008年「ミスマガジン」審査員特別賞を受賞し、グラビア・女優として活動後、2014年に一度引退。2019年に「ねこみ。」名義で配信活動を再開し、321ライバーとしても発信を継続。2023年には、株式会社321が立ち上げたアイドルプロジェクト 321アイドル部のグループ「PALE TULLE」として再デビュー。現在は配信やSNSを軸にマルチに活動している。
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