【国分太一会見】日テレ発表のコメントに“気になる表現” 弁護士は6文字に疑問「一切話し合いを…」
国分太一の会見を受け、日本テレビが発表したコメントについて、河西邦剛弁護士が解説。“ある一文”について指摘している。

弁護士の河西邦剛氏が26日、公式YouTubeチャンネル『【弁護士】河西ちゃんねる』を更新。同日に行われた、元TOKIOの国分太一による記者会見を受け、日本テレビ側の反応について、疑問点に言及した。
【今回の動画】日本テレビの反応について解説
「答え合わせができていない」
国分は今年6月、「コンプライアンス上の問題行為」があったとして、日本テレビが『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を発表し、国分は芸能活動を休止。同月にはTOKIOの解散、株式会社TOKIOの廃業も発表された。
同10月、国分側は日本テレビの対応に瑕疵(かし)があったとして、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てていた。
国分は26日、東京地方裁判所の司法記者クラブで会見を行い、騒動について謝罪するとともに、現在の心境やメンバーの城島茂、松岡昌宏らに対する思いなどを語った。
そのなかで、国分は相手側への謝罪とともに、日本テレビが降板を決定するまでにいたった理由について「答え合わせができていない」と主張。「答え合わせがしたい」と繰り返し訴えた。
「門戸を閉ざしているわけでは」コメント
一方、この会見を受けて、日本テレビが同日、コメントを発表。
「会見で国分太一氏は“答え合わせがしたい”とおっしゃっていましたが、ヒアリングで国分氏自らお話しされた内容だけでもコンプライアンス違反に該当し、『青少年に見てもらいたい番組』に選定されている『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板していただくことを即断せざるを得ないものでした」と説明する。
国分の言う「答え合わせ」については、「私共は一貫して関係者の保護を第一に対応しており、何よりも関係者が自分の身元を特定され、“二次加害”がもたらされることに強い恐怖を感じております。その観点から“答え合わせ”は難しいと考えております」とした。
また、「私共は国分氏との面会等について門戸を閉ざしているわけではありません」などとしている。
弁護士は“ある表現”に疑問も
日本テレビのコメントのなかには、「国分氏の代理人が私共とのやりとり等について、一方的な情報を流布するなど、代理人の言動に不信感を感じざるをえない状況下では難しいと感じておりますが、弊社社長福田としましても、“時期がきたら国分氏の話を伺いたいし、自分の気持ちをお話しできればと思っている”と申しております」ともつづられている。
河西氏は「ここから読み取れることは何かっていうと、日本テレビの側としては国分さん自身の行動ではなくて、代理人の行動、代理人弁護士の行動について、違和感、不信感を感じているんだっていうことを言っているんですね」と指摘。
「時期がきたら」との表現に、「具体的にいつなのかっていうところが、かなり見えにくい部分ではありますし、実際に想定をしにくい部分があって、なかなかこの文章だけでは日本テレビ側の『時期がきたら』っていうのが分からない部分ではあるんですけど」と疑問を口にする。
そのうえで、「日本テレビ側の方も、一切話し合いをしないよ、ということを言っているわけではないという話ではないと思います」と語った。
今後のポイントは
また、「なぜ日本テレビの方がこういった対応を取っているかというと、一言で言うと、人権救済申し立てがされているので、日本テレビの方が一切シャットアウトすると、これが問題なんじゃないか、人権取り扱い上、というふうに言われる可能性があるので。日本テレビとしては、間口は開いていますよ、というスタンスを見せている所があるかとは思います」と話す。
「他方で、謝罪をするかどうかという1点目については、被害者的立場の方の意向が最優先されます。なので国分さんが謝意を表明したいという話と、謝罪を受け入れてもらえるかというのは、これは全く別問題になってくるわけです」と述べる。
また「番組降板の理由については、日本テレビの側としては、伝える必要はないというスタンスでいるということ」とし、「(国分側が)対外的に説明できる範囲について協議できるかということが、日本テレビ側と国分さんとで今後どういうふうに調整がされていくのがポイント」と解説していた。
執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
【今回の動画】日本テレビの反応について解説
https://youtu.be/auMtGhBwSEQ?si=o1adzZxAOWxK8aOU
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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