『水曜のダウンタウン』、RGの“行方不明プロレスラー”ネタが放送後に反響 「心配だよな…」
レイザーラモンRGが『水曜日のダウンタウン』で披露したプロレスネタが、多くのファンに感銘を与えている。

お笑いコンビ・レイザーラモンのレイザーラモンRGが26日放送『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演。替え歌企画で披露したモノマネがネットで話題を呼んでいる。
【話題の投稿】後藤達俊氏のモノマネをするレイザーラモンRGとその映像
現役プロレスラーにウケる替え歌を
この日の冒頭企画は11回目の開催となる「替え歌最強トーナメント」。審査員役であるプロレスラー51名の前で、芸人たちがお題曲の替え歌を披露し面白かったほうがトーナメントを勝ち進む。
一回戦のお題はMr.Childrenの『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』。RGの対戦相手であるエハラマサヒロは、滑舌が悪いレスラーでおなじみの本間朋晃のモノマネで笑いをとる。
後藤達俊氏をテーマにする通なRG
一方のRGは、昭和末期〜平成期に活躍したプロレスラー・後藤達俊氏を模したスキンヘッド、眉毛全剃り、口ひげ・アゴひげ、道着姿で登場。
プロレスの聖地・後楽園ホールの“あるあるネタ”として「控室近くの階段は冬場、外より寒い」と歌い上げ、爆笑を誘い大差で勝利した。
RGは2回戦目でも後藤達俊氏の姿で登場。『キン肉マンGo Fight!』の歌にのせ、「後藤達俊のいまの連絡先を誰も知らない」というプロレス界あるあるを披露し、またも大爆笑を生んだのだった。
「これ見て連絡取れたらいいなあ...」
審査員だったDDTプロレスリング・髙木三四郎は「(試合出場)オファーしようと思って色々探したんですけど、ホント連絡取れなくて。誰も連絡先知らないんです。この番組見ていたら後藤さん、連絡ください」と感想を述べると、スタジオにいた伊集院光は「(水ダウが)捜索番組になってる」とぽつり。
放送後、RG自身も後藤氏のその後が気になっているようで、自身のXで「これ見て連絡取れたらいいなあ...」と発信していた。
「今もお元気なのだろうか」と心配する声
ネットでは、RGのマニアックすぎるモノマネを「後藤達俊の時点で優勝」「内容も最高でした」「最高のあるあるだった」「滅茶苦茶笑いました」と、称賛するファンの声が相次いでいる。
一方で、「それは心配だよな」「連絡つかないんだね...」「今もお元気にされているのだろうか...」と後藤氏の現在を心配する声も散見された。
小中学生時代、プロレスにどハマりしていた筆者が今も昔も一番好きなレスラーが後藤氏。小学生時代、東京・二子玉川エリアの246号線を歩いていた時、偶然会ったのが道場帰りに路線バスを待っていた同氏で、スキンヘッドに眉毛無しの姿は正直怖かったが優しく握手をしてくれた。
引退後、「連絡がつかない」ことは数年前から知っていた。記者も取材を申し込みたくリサーチを続けたが、「愛知の駐車場で見かけた」という情報を最後に消息がわからない。元レスラー・小原道由氏や中西学氏のよう引退後、プロレス界から距離を置く選手も多い。RGのネタはマニアックな笑いをとるためではなく、記者同様、「憧れの後藤氏を令和のいま見たい」という願いがこもっていると感じた。
【話題の投稿】後藤達俊氏のモノマネをするレイザーラモンRGとその映像
https://twitter.com/rgizubuchi/status/1993677448073068806
https://twitter.com/t346fire/status/1993688128444395744
著者プロフィール
キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。
政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。新日本プロレスファンで、同団体に所属していた平成維震軍の自主興行時は、千葉・浦安で行われた旗揚げ戦以降、東京周辺開催時はほぼ現地観戦。
(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)
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