国分太一の会見、城島・松岡の名前出し“涙ながらに語ったこと” 「家族にも一言伝えさせてください」
元TOKIOの国分太一が26日、記者会見を行い、騒動を謝罪。メンバーの城島茂、松岡昌宏、そして自身を支える家族への思いについても語った。

元TOKIOの国分太一が26日、東京地方裁判所の司法記者クラブで会見を行った。コンプライアンス上の問題行為により、今年6月に『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を降板させられた件などについて謝罪や当時の心境を述べた。
そのなかで、TOKIOの解散や、メンバーの城島茂、松岡昌宏、家族への思いについて語った。
10月に人権救済申し立て
国分は今年6月、「コンプライアンス上の問題行為」があったことを理由に、日本テレビが降板を発表し、国分は芸能活動を休止。同月、TOKIOが解散を発表した。
同10月、国分側は日本テレビの対応に瑕疵(かし)があったとして、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てていた。
関係者やファンに謝罪
会見の冒頭、国分は「私が自ら取った行動により傷つけてしまった当事者の方に、遅くなりましたが、また、直接ではなくこのような形になり大変恐縮ではありますが、心からお詫びの気持ちをお伝えさせてください。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。
「私が長年活動させていただきました、日本テレビ、『鉄腕DASH』、制作関係者の皆様、30年続いている番組に、突然の降板となり、多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。さらにはスポンサーの皆様、ほかのテレビ局を含めメディア関係者の皆様には事情をご説明できない状況でご判断を強いる形となり、またこれまでまともにお詫びを申し上げることもできておりませんでした。深くお詫び申し上げます」と述べた。
「そしてファンの皆様、自分の口で説明することに時間がかかってしまい、ご心配をおかけし、本当に申し訳ございませんでした」と深く頭を下げた。
突然の降板「ついていけませんでした」
番組の降板を告げられ、活動休止やグループの解散などが続いたことについて、「私の心はついていけませんでした。30年続いた『鉄腕DASH』からの突然の降板、自身の活動休止、TOKIOの解散...苦楽を共にしてきた3人で作った会社の廃業、(福島県西郷村の活動拠点)『TOKIO−BA』の閉園、数日間の間で全てを失いました」と振り返る。
「私の取った、どの行動がコンプライアンス違反とされたのか、答え合わせもできないままに、自分自身を取り巻く環境変化の速さに心がついていかず、後悔、孤立、絶望とネガティブな感情に押しつぶされ、自らをコントロールすることが難しくなりました」と話し、関係者に謝罪したい気持ちや、日本テレビと対立するつもりがないことを強調。
「答え合わせをさせていただき、事実を知り、関係者ときちんと向き合いたいという気持ちから協議を続けていただきましたが、こちらのお願いを何一つ叶わず、きょうに至っています。私は身動きができず、世の中から取り残されてしまいました。こうした事態を少しでも前に進めようと人権救済申し立てという手段を選びました。これは私個人として行ったことで、TOKIOの元メンバーやSTARTO社は全く関わっていません」と説明した。
城島、松岡を「誇りに思っています」
また、元メンバーである城島、松岡について「改めて分かったことは、私の人生のほとんどはTOKIOだったということです。今でも折に触れ声をかけてくれる城島、松岡の2人には感謝しかありません。彼らを誇りに思っています。グループとしての形はなくなっても、思いは繋がっているということに気づきました」と涙を交えて思いを明かした。
「そして、30年にわたって出演させていただいた『鉄腕DASH』も私の人生の大きな一部です。多くを学び、人として成長させていただきました。スタッフ、関係者、地域の皆様、視聴者の皆様にお詫びとこれまでの感謝を申し上げたいです」と口にした。
また、前日には城島や松岡と話したといい、「今の思いを(会見で)しっかり伝えてきてください」と温かい言葉をもらったとのこと。
時間があるときは会っているそうで、「これからのこと、これまでのこと、いろいろと話す時間を作ってもらっています」「突然の解散となり、メンバーの2人も余韻に浸ることなく各社への対応をしなくてはならない状況でありました。それでも、対応する中でお会いする方たちの一言一言を私に、しっかりと伝えてくれています。本当に感謝しかありません」と改めて礼を述べた。
家族にも「申し訳ない」
さらに、「この場をお借りして、私事ではありますが、家族にも一言伝えさせてください」とし、「妻と子供には、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。家族の日常を奪ってしまいました」と改めて謝罪。
「今はまだ、私自身の今後の身の振り方については全く考えられません。関係の皆様への謝罪や、ちゃんとしたご説明ができていない状況のままでは考えてはいけないと思っています。私は自分の立場、責任、そして信頼の意味をかみしめ、しっかりと向き合っていかなければならないと思っています」と語っている。
引退よぎるも...踏みとどまった理由
会見の終盤では、今後のタレント活動について聞かれると「今、正直、本当に考えられない状態」と答える。
「順番的には対外的には説明とお詫びをさせていただけていない他のテレビ局、スポンサーの皆さまを含め、しっかりと説明責任をすることが必要だと思っています。そのためにも答え合わせをし、どこまで話をできるのかというライン決めを日本テレビさんと協議していきたいと思います。その先に何か考えられる要素が出てくるのかもしれませんが、今現在は何も考えられておりません」と説明した。
一時は引退もよぎったとのことだが、「関係者や仲間やメンバーやたくさんの方からご意見をいただきました。当初は引退も考えましたが、それだけではないアイデアをたくさんの方からいただいたので、今は活動休止という形を取らせていただいています」と踏みとどまった理由を述べた。
執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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