石原良純、『魔法使いサリー』を引き合いに人口減少を独自分析「皆がすみれちゃんの家庭に憧れた」
タレントの石原良純が11月17日、コメンテーターを務める情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演し、日本の人口減少問題について私見を述べた。
この日は「日本の人口減少」をテーマに出演者たちがトークを展開。良純は「戦後、すぐは人を増やさなければいけなかった」と切り出し、「ベビーブームのときは(人口を増やそうと)あまり思っていなかったのではないか」とコメント。
その1つの理由として「すごく、くだらない話をしますけど」と前置きし、「昔『サリーちゃん』という漫画があって」と、1960年代に漫画やテレビアニメで人気を博した「魔法使いサリー」を例に出した。
内容について「(サリーの)友だちによし子ちゃんという女の子がいて、そこには3つ子の子供(よし子ちゃんの3つ子の弟)がいた。子沢山でね。いい暮らしをしていた、すみれちゃんはお医者さんの一人娘。みんな、どっちに憧れたかというと、そっち(すみれちゃん)に憧れた。そういう家庭になったらいいな、と。これって、(子ども心にも)重いじゃないですか。昭和の子どもたちですらそう思っていた。さらに〝失われた30年〟の中に生きてきた子どもたちが〝じゃあ家族って何? 子供って何?〟と思ったときに、なかなかやっぱり第1子は持つけど、第2子、第3子に行くか?」と持論を展開した。
良純の発言について、ネット上では《石原良純さん、良いコメント。確かに『魔法使いサリー』のよし子ちゃんには3つ子でヤンチャな弟がいて、生活が大変そうで。お医者さんのすみれちゃんはお金持ちという描き方だと、子供心に「子沢山は大変」というイメージが刷り込まれてしまったかも》と共感するコメントが寄せられる一方、《例え話がサリーちゃん…わかる人、多いのかな》とする声もあり、視聴者の反応は分かれているようだ。
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