撮影/たむらとも

かとうれいこ、26年ぶりグラビア復帰を後押しした「同世代の女性が見ても素敵と思える写真を」

2025.11.16 06:03
提供:ENTAME next

クラリオンガール、アサヒビールイメージガールなど、キャンペーンガールとして一世を風靡、90年代のグラビアシーンをリードしたかとうれいこが26年ぶりにグラビア復帰を果たし、今年10月に最新写真集『AROUND』を発売。大人の色香を漂わせる美貌と、往時と変わらぬプロポーションが話題を呼んでいる。このタイミングでグラビア復帰した理由や写真集の撮影を振り返ってもらった(前後編の前編)。

――10月5日に写真集の発売記念イベントを開催したそうですね。

かとう ファンの方々とは10年以上お会いする機会がなかったので、当時イベントやライブによく来てくださった懐かしい方もいらっしゃったし、初めましての方もいらっしゃいました。友達も駆け付けてくれて、感動と興奮の一日でした。

――ファンとしても最高の時間だったでしょうね。

かとう すぐに顔を見て分かる人もいましたし、昔の写真を持ってきてくださった方もいて、元気な姿を見せてくれてうれしかったです。

――初めましてのファンの方はどのような世代が多かったんですか。

かとう 私よりちょっと下の世代で、当時は中学生や高校生だったから、「行きたかったけど行けなかった。また会えるなんて思いませんでした」というお言葉をいただきました。イベント開始前に、外から「緊張する」という声が聞こえてきたのですが、私も緊張していました(笑)。

――かとうさんが26年ぶりに写真週刊誌『FRIDAY』(講談社)でグラビア復帰したのは昨年ですが、オファーがあった時はどのようなお気持ちでしたか。

かとう 正直、「無理無理!」と思いました。またグラビアをやるなんて全く考えていなかったですからね。オファーをしてくださったのが、30代の女性編集者で、その前に別のお仕事でインタビューをしていただいたんです。その後、「私ぐらいの世代の女性が見ても素敵だなと感じる写真集を作りませんか?」というお話をいただいて、とても素敵だなと思いました。まずは「そのようなグラビアを撮りましょう」ということになったのですが、その時点で写真集をやることは考えていませんでした。

――撮影に向けて、何か特別な準備はされましたか。

かとう ピラティスやヨガなどをルーティンでやっていますし、趣味でゴルフもやるので、日常的に体は動かしていました。ただ、おなか周りなどはちょっと気をつけました。

――最近のグラビアを参考にすることはありましたか。

かとう 全く見なかったです。世代が違うから、真似をしてもしょうがないですしね。「当時の感覚を思い出せるかな?」という不安の中で撮影していました。ただ最初は緊張していたんですが、カメラマンの方が自然に撮ってくださったので、リラックスして撮影することができました。

――当初は写真集を考えていなかったと仰っていましたが、決断されたのはどういう理由からでしょうか。

かとう 『フライデー』が発売されて、ファンの皆さんや関係者の方々から好意的な声をいただき、背中を押していただいたことが大きいです。またカメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんとスタッフの方々との相性も良かったので、同じチームで写真集をやりましょうということになりました。

――写真集のロケ地はオーストラリアです。

かとう ほかにも候補地はあったんですが、まだ行ったことがないところがいいなと。初めての場所なら、新鮮な表情も撮れるかなと思ったんです。

――この時代にオーストラリアロケは贅沢ですよね。

かとう 本当にそうですね。私が20代の頃は当たり前のように、海外ロケに連れて行っていただいていたんですが、なかなか今は難しいと聞いて感謝しています。

――写真集の時も、特別なボディメイクはされなかったんですか。

かとう コンディション第一で、無理をしない程度に運動のルーティンを続けました。あまり頑張りすぎてギスギスした体になりたくなかったですし、女性らしいスタイルで撮影に臨みたかったんですよね。

――どういうロケーションで撮影したのでしょうか。

かとう ゴールドコーストやブリスベンのビーチ、ペントハウス、ワイナリー、広大な敷地で馬もいるハウススタジオなどで撮影をしたのですが、「背景に負けないように頑張らなきゃ!」と思える素晴らしい場所ばかりでした。昨年グラビアを経験したとはいえ、まだまだ不慣れなので表情やポーズはぎこちないところもあったかと思うのですが、それも含めて初々しい今の私を楽しんでもらえる写真集になったと思います。

――当時と今で撮影の違いは感じましたか?

かとう やっぱりフィルムからデジタルになったことですね。当時はポラを1枚撮っては、「こんな感じでどうでしょう?」と確認して、撮られる側も「ちゃんと撮れているのかな」と心配しながら撮影していました。今はパソコンですぐに確認できるので、時々チェックさせていただきました。

――完成した写真集を見た時はどんな感想を持ちましたか。

かとう 今は格段にカメラの技術が進んでいて、スマホアプリでも美しく撮れる時代ですが、信頼できるカメラマンの方に撮っていただいたので、素晴らしい仕上がりだと感じました。まだまだ不慣れなので表情やポーズはぎこちないところもあったかと思うのですが、それも含めて今の等身大の私を楽しんでもらえたらうれしいですね。

最新写真集『AROUND』好評発売中!

出版社:講談社価格:3,960円(税込)

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