最後に愛は勝つ!? 『ラブ トランジット』シーズン3・ミク×イッセイ、“復縁を決めた瞬間”から同棲生活まで深堀りインタビュー
取材・文:瑞姫
撮影:渡会春加
編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部
※このインタビューは『ラブ トランジット』シーズン3のエピソード1~8のネタバレを含みます。
参加者は交際期間や別れた時期、破局理由もそれぞれ異なる5組の元恋人たち。一度別れた恋人たちが再会し、約1カ月間ホテルでのホカンス生活を送る中で、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿をリアルに映した『ラブ トランジット』シーズン3がいよいよ最終回を迎えました。
シーズン3では、格闘家・トレーナーのイッセイさんとモデルのミクさんが復縁してカップル成立。時間を経て再会した2人は、なぜ再び心を通わせることができたのでしょうか。
“新しい恋”ではなく、“もう一度一緒に未来を見たい人”を選んだ2人が語る、向き合うことの難しさ。復縁を選ぶまでの葛藤と、最後の決断に至るまでのリアルな心の軌跡を語っていただきました。
■復縁を視野に入れて自分自身に向き合う
――『ラブ トランジット』シーズン3にはイッセイさんが誘って参加されたと伺いました。あらためてその時の気持ちと、実際に参加することになった時の心境を教えてください。
イッセイ:番組はシーズン1、シーズン2と観ていたんですが、僕は復縁された方々のシーンがすごく印象的で好きだったんです。ミクさんと復縁したいと考えていたので、そこに自分自身を重ねていたというか……。僕自身もそうなれればいいなと思って、お誘いしました。
ミクさんなら復縁の有無に関わらず来てくれるだろうなと思っていたんですけど、実際はなかなか参加OKの返事がこなかったので緊張していましたね。決まった時はドキドキがすごかったです。
ミク:私は最初に誘ってもらった時、彼の性格的に「復縁希望じゃないとこの番組を選ばないだろうな」と思ったので、「復縁する気があるんだ」という気持ちでした。
番組はシーズン1も2も観ていたので、それに参加できるかもしれないと思うとワクワクした気持ちはありました。でもそれ以上に、相手が復縁を考えて誘ってくれたのなら、私もきちんと向き合うつもりで行かないとっていう気持ちでしたね。
――お互い、復縁を視野に入れて参加されたということですね。
ミク:私は別れたらすぐ忘れることがほとんどなんですけど、初めてお別れしてからも頭の片隅に(イッセイが)ずっといて。よりを戻したいとか、未練があるっていうよりは、“なんかずっといる”という感覚があったので、それを0か100のどちらかにしたいと思って復縁50%、新しい恋50%で参加しました。
――イッセイさんは番組に参加する前に復縁の意志を伝えたことはなかったんですか?
イッセイ:あります。でも、本当にすれ違いで。僕がきっぱり終わったつもりの時に、まだミクさんにちょっと未練があったり、僕が復縁したいって思いだした時に、ミクさんがもういいやって思っていたり……。お互い共通の友人もいて顔を合わせることも多かったんですけど、そんなすれ違いが2回ほど続いてから、全く会わない時期がありました。
ただ、しばらくした後に僕らが友人を交えた食事会で久しぶりに再会して。それがきっかけでまた復縁を考えるようになって、番組にお誘いしたという感じです。
■共同生活の中で成長していく姿
――実際に復縁をするために番組に参加しましたが、イッセイさんはホカンスが進んでいく中で、「ミクさんの気持ちが離れているかも」と思った瞬間はありましたか?
イッセイ:ずっと思ってました。
ミク:(笑)
――でも、ミクさんに振り向いてもらうためにメモを取ったり本を読んだりとさまざまな行動をしていましたよね。
イッセイ:10人で共同生活をしていると、ミクさんのことを考えるだけじゃなくて、いろんな人のことを考えなきゃいけないので、余裕がなくなって頭がパンクしそうになっちゃったんですよ。ひなこにミクさんのことでアドバイスをもらっても、その場では理解するけど、日々の生活がいっぱいいっぱいで部屋に帰ると忘れちゃう。
それで、一度もらったアドバイスを頭の中で整理してきちんと理解したり、「相手はこう言ってたけど、僕はこうしなくちゃいけないな」とか、一人で理解する時間が欲しくてメモを取ったりするようになりました。
自分の率直な気持ちだけを伝えても 100%伝わらないっていうのが分かったので、ちゃんと整理して、ここはこう伝えた方がいいとか、そういうのを考えて理解した上でミクさんにまたちゃんと伝えようって思って本を読んだりしていましたね。
――イッセイさんが変わろうと努力しているのを、ミクさんはどのように感じ取っていましたか? また、どこから「よりを戻そう」と考え始めたんでしょう。
ミク:最初は私が言っていることを理解してないだろうなって思うことがすごくあって、ずっと噛み合ってなかったんです(笑)。ちゃんと向き合って、お別れになった原因を解決しようと思って参加したのに、「私の言ってること理解してる?」ってずっと思っている状態。
だから私は「このまま話しても何にも変わらないだろうな」と思い、他の人とも会うようにしていました。
――でも、そんな時にイッセイさんが変わろうと努力しているのを見たと。
ミク:私が向き合うのを一度辞めた時も、メモを取ったり本を読んだり、私のことをずっと考えてくれていたのは伝わっていましたし、それを伝えてくれていました。
そんな時、話していて「あ、やっと伝わった」みたいな感覚になった時があったんです。「今だったら話せそう」「ちゃんと会話できそう」って。そこから、もう一度きちんと向き合わないとって思うようになりました。
一番大きかったのは、ホカンスの終盤にみんなで話していて、私がちょっと泣きそうになった時。みんなの前だから、泣くのを我慢していたんですよ。イッセイはそれにすぐ気づいて、「ミクさん、ちょっと外で話そう」って連れ出してくれて、やっぱりすごく私のことを見てくれているし、私が今ここで泣きたくないのもちゃんと分かってくれているなって感じて、そこから自分の気持ちが変わりました。
■復縁はゴールではなく、新たなスタート
――イッセイさんの努力と成長ですね。ちなみにイッセイさんは復縁できるか最後まで分からなかったですか? あらためて、最後にミクさんがバスに乗って来てくれた時の気持ちを教えてください。
イッセイ:分からなかったし、ずっと不安でした。バスに乗ってきてくれた時も嬉しかったけど、とりあえずホッとしたって感じで……。よし、これからだって気持ちでしたね。
――そんなイッセイさんの様子を見て、ミクさんはどう感じましたか?
ミク:バスに乗った時、本当は恥ずかしくてベーってお茶目な感じで行こうかなと思ってたんですよ。でも、乗る瞬間にイッセイがガッチガチですごく緊張しているのが分かったから、「あ、これはできないな」と思って。乗った時も顔が泣きそうだったから、私ももらい泣きしちゃいましたね。
――再交際してから相手の印象は変わりましたか? お互いの好きなところを教えてほしいです!
ミク:元からすてきだなって思っていた部分は変わってないんですが、本当にけんかが減りました。私自身、昔はすごく感情的になってぶつかっていたし、“今この感情の時に解決しないと”っていうタイプだったんですけど、ホカンスにいる期間って、嫌でも自分一人で考える時間がたくさんあって。
その時に “私は今どういう気持ちなんだろう?”っていうのをメモして、一回落ち着いて考えて、“私がこう思ったことを、ここを伝えたい”って明確にして話すようにしたら、すごく落ち着いて解決ができるようになって。そこで、“こういう解決方法もあるんだ”とか、“こうすれば無駄なけんかがなくなるんだ”ってすごく勉強になったんです。
あと、今はほぼけんかしていないんですが、それはお互いに折れるようになったからだと思いますね。
――同棲生活もスタートしたと伺いましたが、新生活はいかがですか?
ミク:まだ一週間ぐらいで、どちらかというとバタバタしているんですけど、家事も分担してやっているので、特に今のところ問題はないですね。
イッセイ:最初は家具と家電が次々に届いて、部屋も散らかってて……って状態でした。何日か前にやっと一緒にご飯を作って食べたんですけど、本当に楽しくて。せいろ蒸しを作ってくれたんですけど、本当においしかったです。
■復縁したい人に、伝えたいこと
――おふたりは今後どんな関係性を築いていきたいと思っていますか?
イッセイ:僕たちって、ぶつかり合いがなければ100点満点のカップルだと思うんです。一緒にいてすごく楽しいし。ずっとハッピーでいられるように、お互いに向き合いながら過ごしていきたいなと思いますね。
――『ラブ トランジット』を観ている方々にも忘れられない人がいて、戻りたいなと思いながら観ている人もいるかと思います。一度別れて復縁した2人だからこその、視聴者へ向けてのメッセージを最後にお願いします。
ミク:復縁って本当に簡単なことじゃないというか、やっぱり別れた原因が絶対あるので、そこときちんと向き合っていくことが大切だと思います。
……何か言いたいことありそうだよね(笑)?
イッセイ:……。
ミク:(イッセイも)絶対何か言いたいことあるんですけど、たぶん恥ずかしくて言えないんだと思います。
――イッセイさん、ぜひお願いします!
イッセイ:……必ず、最後は愛が勝つ!!!
――かっこいい! ありがとうございました!
『ラブ トランジット』シーズン3概要
作品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FTCYPK8Z
配信開始日:2025年10月16日(木) 20時より独占配信開始
話数:全8話
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
コピーライト: ©2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates.
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