るるたん(@ruruka820)撮影/大野代樹

伝説の風俗嬢・るるたんの人生哲学「好きな人に『アダルトをやってたから結婚できない』と言われて腑に落ちるかどうか」

2025.09.27 06:03
提供:ENTAME next

「私という人間に付加価値を付けるために、インフルエンサー活動を始めた」。そう語るのは、アダルトインフルエンサーとして活動する、るるたんだ。彼女はSNSと販売設計によって自身の価値を段階的に高めてきた。顔出しやヌードは解禁の順序まで計算。初写真集『R-25』(ワニブックス)も、その例外ではないという。徹底された自己プロデュース、そしてそれを活かした展望とは――(前後編の後編)。

――2022年ごろからSNSでの発信を始められていますが、これは何をきっかけに?

るるたん 集客ですね。お客さんにお店に来てほしいからSNSを始めました。本指名さんを作ることが得意だったこともあり、すぐに予約が2、3ヶ月先まで埋まるようになって。そうなると「会いたいけど会えない人」が少しずつあふれてくる。「これはもったいない。お金になるな」と思って、次なる戦略として映像を売り始めました。最初は首から下の映像だけ。1本1万円の動画が650本売れて、それだけで650万円になりました。顔を出さなかったのは、売れるか分からなかったので、デジタルタトゥーとしてのリスクを考えてのことです。

また、継続するとしても、段階的に出していきたかったのと、でも、顔を出さなくてもこれだけ売れるなら、顔を出したらもっと価値が上がるなと。

――現在は、その戦略通りご自身に価値を付けられている印象です。

るるたん AV女優や風俗嬢のようなエロをすでに売っている女が、脱ぎますって言っても面白くないじゃないですか。アダルトの仕事をしている女に子もビジュアルがいいのは当たり前。『可愛い』とか『エロい』だけじゃお金にならない。でも、普通のYouTuberが「脱ぎます」と言ったら、100万円払う人もいるんだろうな、と。だったら、その価値を自分で作っていけば、面白いんじゃないかと思ったんです。

例えば「何の変哲もない100円のボールペンはもちろん100円ですが、『大谷翔平が使ったボールペン』と言ったら、100万円でも買いたい人がいるかもしれない」。それと同じことを自分でやろうと思ったんです。私という人間に付加価値をつけるために、インフルエンサー活動を拡大させました。

――すごい商才です。

るるたん 顔出しもヌードも、段階的に解禁してきました。頃合いを見て、新しいことに取り組んだりして自分の価値をコントロールしてきました。今となっては、どんなデジタルタトゥーが残ったとしても、もう十分に元は取れている。「割に合ってるな」って思えています。

――源氏名である「るるか」という名前にも、何か意図があるとか。

るるたん はい。「るるか」っていそうな名前じゃないですか?あえて埋もれる名前にしているんです。もし苗字をつけたり、唯一無二の名前にしてしまったら、デジタルタトゥーとして一生ついて回る。未来のことを考えて、検索で埋もれるような、ありふれた名前にしました。

――2023年にはグラビアデビューを果たされました。これにはどういった考えがあったのでしょうか。

るるたん 実はその前に別名義で前でグラビアDVDを2本出しているんです。でも、事務所に所属して、他人に自分の活動の舵を切られるのが性に合わなくて……。自分で作った方が面白いなと思って、すぐに辞めちゃいました。その後に、改めて「るるたん」個人として『週プレ』さんからお声がけいただいたんです。

――『週プレ』ではヌードにならなかった。それも戦略ですか?

るるたん そうですね。収益を上げる部分と、ブランディングとして活動する部分を自分の中で明確に分けていて。それを守るためにグラビアのみでやらせていただきました。

――本当に全てを計算されたうえでやられているんですね。

るるたん 私がここまで計算してやってきたのは、お金を稼ぎたいっていうのもありますけど、1番は「自分がやってきたことを後悔したくない」からなんです。将来、大好きになった人に「アダルトをやってたから結婚できない」と言われたときに腑に落ちるかどうか。それは、ちゃんとお金が残っているかどうかだと思うんです。自分で納得するために、他人に何を言われても「自分はこれでよかった」と思えるための保険に、めっちゃ加入してる感覚ですね。

――初の写真集『R-25』でもヌードはやられていない?

るるたん 出版社さんとのお仕事は、収益のためというよりは「広告」だと認識していて。今回の写真集も私の手元にはあまりお金は残らないようにしてもらっていて、その分クオリティが高いものにしてほしいとお願いしました。こうして写真集が販売されて店頭に並ぶのは、私にとっては、夢が叶って嬉しいこと。加えて、看板を出しているようなものなので、それで十分なんです。ですが、今回はせっかくの機会ということで、デジタル化されない限定版にだけ、特別にヌードを付けています。

――正直なところ、ご自身への付加価値、お金を稼ぐ力を身につけた今も「死にたい」と思うことはあるのでしょうか。

るるたん 今も「生きていきたい」とは全然思ってないです。でも、マインドは変わりました。「いつでも死ねる」っていうのは同じなんですけど、昔みたいに絶望しているわけじゃないです。この世って、慰謝料って言葉があるくらいで、大体の迷惑はお金で解決できるじゃないですか。その安心感があるから、今は自由に生きられる。「いつでも人生を精算できる。だから、今日もおいしいものを食べようかな」みたいなテンションです。「明日死んでもいいように今日を生きる」みたいな。

――興味深いお話をありがとうございました。最後に、今後の展望について教えてください。

るるたん 2つあります。1つはプレイヤーとして自分のやりたいエロをやって、もうちょっと稼ぎたい。もう1つは、裏方をやりたいっていう気持ちです。現実問題、アダルトでしか生きられない子は結構いるんです。理由は貧困だったり、他の仕事をする能力がなかったりなどさまざまです。でも、そういう子たちでも、大金を稼げば違う道が開けるじゃないですか。実際に稼げた私がプロデュースしてお金を稼げる女の子を増やして、好きなファーストキャリアに進んでもらう。それが裏方としての目標です。

▽るるたん1999年8月20日生まれ。出身地は非公表。2019年にデリバリーヘルスデビュー。2022年にYouTubeチャンネル「ホンクレch〜本指になってくれますか?〜」の潜入メンバーとして活動を開始し、同年に個人チャンネルも開設。2023年10月には『週刊プレイボーイ』の特集「インフルエンサー×グラビア新時代」でグラビアに初登場。動画やSNSを軸に活動の幅を広げている。

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