

ももクロ 高城れにが“プロレスチャンピオン”に?『ガラフェス』サプライズ登場で会場騒然
予想だにしないことが起こるのが夏フェスの魔力であり、だからこそ暑い中、現地に足を運ぶ楽しみもあるのだが、ラインナップに入っていないももいろクローバーZの高城れにが降臨したかと思えば、いきなりプロレスのチャンピオンになってしまうなんて、予想していないにもほどがある!東京女子プロレスの取材を終え、たまたまステージ横にいた元・『週刊プロレス』小島和宏記者はその一部始終を超至近距離から目撃。ここに生々しく完全実況レポートをする!
7月26日に上野恩賜公園水上音楽堂で開催された『ガラフェスDASH〜上野キテキテ大作戦』にはたくさんのアイドルが参戦したが、注目を集めたのはスターダストプロモーションの『スタプラ研究生』だった。当初からプログラムには「特別企画アリ」という表記があったが、直前になってXが登場することが明かされた。
そのXのシルエットはなぜか紫色で、それをなぜかももいろクローバーZの高城れにが自身のInstagramで拡散する、という展開。その匂わせに反応して、上野まで駆けつけたファンは正直言って「勝ち組」である!
スタプラ研究生のステージに予想通り、出現(しかも客席から!)した高城は無言のままコーラをイッキ飲み。ゲホゲホむせると、そのまま『黒い週末』に雪崩れこむ。この楽曲はおそらく先日、逝去したオジー・オズボーンに対する哀悼の意をこめての選曲だろう。訃報に接したばかりのこの日に聴いたからこそ、グッとくるものがあった。
結果からいえば、高城れにはスタプラ研究生と一緒に3曲披露。その間、写真と動画は撮影OK。当日券は4000円だったから、とてつもなくコスパがいい。だから駆けつけた人たちは勝ち組だ、と書いたのだが、これがエンターテインメントMIXライブサーカスを謳うガラフェスというイベントの破天荒さ。そして、さらなる付加価値がステージ上で膨らんでいく。
MCの最中、ステージに闖入者が。この日、あくまでもアイドルとして参加していたDDT所属のプロレスラー3人組だ。彼らはNwA Jrというアイドルユニットを結成しているのだが、この日のステージにメンバーにゆにが所持するアイアンマンヘビーメタル級王座のベルトをもちこんだことがすべての発端だった。
このベルトは24時間いつでもどこでもチャンピオンから3カウントやギブアップを奪えば移動する、というもの。つまり、正式にリングにあがって試合をする必要はなく、これまでも幾多の芸能人、有名人が王座を戴冠している。
この日、彼らのパフォーマンス中にベルトがゆにから勝俣駿馬に移動したことで話がややこしくなる。バックステージでベルトを奪還すべく追いかけっこをしていた3人は勢い余ってステージへ。「えっ、ももクロの高城れにがいる!」と興奮する王者・勝俣。
その騒動を見かねたDDTの高木三四郎がスタナー一発で勝俣を成敗。完全に動きが止まった勝俣に高城れにが強烈なキック一閃!さっきまで東京女子プロレスの試合をやっていたため、舞台袖にはまだレフェリーがいて、すぐさまカウント3。これで高城れにが第1781代チャンピオンに輝いてしまった。
いくらスタナーで悶絶していたとはいえ、アイドルのキックで倒される?と思うかもしれないが、高城れにのキックは伊達じゃないのだ。昨年、写真集をリリースしたとき、発売記念イベントで購入者にタイキックをお見舞いする、という特典が用意された。そのため、高城は本格的にキックを会得するためにジムに通い、綺麗なフォームからの蹴りを学んでいる。そのときの鍛錬がこんなところで活きたのだ。
しかし、とんでもないことになった。なぜなら、ももクロは8月2日と3日の両日、横浜スタジアムにて『ももクロ夏のバカ騒ぎ2025』を開催予定。このまま高城がベルトを保持していると、横スタに王座奪還を狙ったプロレスラーが大集結してしまう恐れが。いや、それ以前の問題として、リハーサルで疲れた高城から3カウントを奪い、ベルトを強奪するももクロの他のメンバーがいるかも?いや、絶対にそうなる!
だが、状況はさらに一変する。チャンピオンとして『ChaiMaxx』を熱唱した高城れに。すると、その楽曲の歌詞にあるとおり「勇敢な挑戦者」が現れた。いま一緒にパフォーマンスをしていたスタプラ研究生の嶋田莉奈が大きく助走をつけてのヒップアタックで高城を急襲。すかさず、同じくスタプラ研究生の鈴江珠莉が押さえ込んで電光石火の3カウントが入って、鈴江が第1782代のニューチャンピオンに!まさかのアイドル超下剋上!どれだけ劇的だったかというと、あまりに突然すぎて、ガラフェスの公式写真が残っていないレベル。8月2日までツイキャスプレミアにて当日の動画が配信されているので、決定的瞬間を見たい方はぜひ。
そんなジェットコースターばりの急展開にも高城は悔しがるどころか「若さには勝てないね」(鈴江はまだ12歳!)と敗北を認めた。わずか6分間の超絶短期政権だったが、第1781代王座の肩書が公式記録として永久にプロレス史に刻まれることとなった。
当然、DDTとしてはこの日のうちにベルトを回収したいところだったが、選手たちが高城れにと記念写真を撮っているあいだにバックステージから鈴江珠莉の姿がチャンピオンベルトとともに消えた。「しまった、王座がスタダに流出だ」と頭を抱える高木三四郎。だが、そのとき鈴江は会場の奥で特典会に参加中で、いくらでも取り返すチャンスはあったのだ。DDT主催興行ではないため、物販のスケジュールまでは把握していなかったことで、ベルトはアイドル王国へと流出してしまった。
今後、スタプラ研究生が出演するイベントでは常に王座移動の可能性がある。ひょっとしたら他のアイドルグループにベルトが渡ることも?まさかまさかの連続で、この夏、プロレスファンもアイドルイベントの動向から目が離せなくなってしまった?!
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