現役大学生と2回目のデートに進展するも… どうしても気になるLINEの特徴

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力！　婚活ダイアリー』。

マッチングアプリで22歳の大学生とデート後、2回目デートのお誘いが来ました。これは、脈ありなのか...？　Z世代特有のLINE、急な誘い、お互い体調不良でデート流れまくり...会えない人は合わない人なのか？

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共通点

2回のデートは、神楽坂の中華料理のお店を指定してくれていました。22歳の学生なのに渋い感性。同世代と話が合わなくて年上好きというのがなんとなく理解できます。彼の顔を見ているとやっぱり20代前半の幼さがあり、可愛いとは思うのですが周りから見たらどうだろう。こんな私でも周りからの見られ方は少しは気になる。

「ミセスの新曲が...」とミセスの話をまたする彼。共通の“好き”だったMrs. GREEN APPLEですが2回目デートでは、私のミセスの引き出しがもうなくなっていました。2回目デート以降は、どれだけ進展するか、終了か、この2つしかありません。

今回で撤退かなと思っていると、救世主とも思える共通点があることが判明。出身地が同じでした。なぜ初回デートでこの話にならなかったのか。出身地が同じなんてお互いに親近感が湧く特上の話題。今回はこのおかげでまた普通に会話が弾みました。

眠いアピール

そろそろ食事も終わりに近づくと彼の口からやたら「眠い」という言葉が。「眠いなー」と連発。私はなんとなく勘でスルーしました。デート中に、眠いって言われても...。お会計では、またアレをやってくれました。「手のひらこっち向け、払わなくていいですよ」これには本当にキュンとします。ですが、外に出ると「眠いなー...」と彼。

さっきより声量は抑え気味でしたが、私は男友達の言葉が浮かんでいました。「ヤリたいだけだろ。本気のやつなんていないだろ」。やっぱりそういうこと？　私は何度言われても軽く無視しました。

もちろん男性、ワンチャンあるかどうかは気になるのはわかりますが、「私も眠い♡」なんて絶対に返せない...。このまま駅まで歩いて解散となりました。

「笑」

その後、彼はすぐLINEで次はここ行きましょうという言葉や、誕生日にギフトを送ってくれたり嬉しいことをしてくれました。ですが、私のなかではそこまで積極的な気持ちがない。

また、彼のLINE対して気になる点が出てきました。やりとりが続いていたかと思えば、3日間未読。そして、また続いたかと思えば1週間未読。忙しいとは言っていたものの、この未読癖、めちゃくちゃ違和感。本当に忙しいからか？　他にも相手がいるからか？　わかりませんが信頼がしづらくなるのは確か。

返ってくる文章は丁寧で絵文字は多用しないけど、すべての文に「笑」をつける彼。「今度行きましょう笑」「最近忙しくなってきました笑」「まほさんはどうですか笑」。おそらくこれは世代的な特徴なんでしょうか。LINEの文章に厳しくするつもりはないですが、やはり私からすると新人類。

そして、気になる点がもう1つ。「今日の夜って空いてたりしますか？」と、誘いが突然すぎる。ちなみに「今日空いてる？」というメッセージは特にイヤだとは感じないタイプですが、出会いがマッチングアプリとなるとまさによくいる“カジュアル男性”と誘い方が同じ。私はアプリ慣れしてるのでこのパターンはまずいぞと、警戒していくようになってしまいました。

3回の発熱はやめとけサイン？

ある時、こんなニュースが舞い込んできました。同世代の友達が18歳年下の彼氏が出来たというのは聞いていたものの「突然連絡が取れなくなって会えなくなった」という事件。まさに私とこの彼と同じ歳の差。仮に彼を今後好きになってこんなことされたら、恐怖でしかない。ただでさえ、ランダムなLINEと突然の誘いにあんまり大切にしてくれる雰囲気はない。

まだ付き合ってないのに、彼も音信不通をすると決めつけるのはよくないのですが、ひとつの情報として入ってしまうと、うまくいく想像ができなくなりました。

ここまでか...。こんなにワクワクしないなら、無理だろうなと思いました。そこから、彼は数ヶ月おきに連絡はくれましたが、お互いに日程を決める気があるのかと思うほどの流れるLINE。さらに、約束をしたときに限って私の発熱、彼の発熱、これが3回続きました。これは、見えないなにかが私を守ってくれてる？　3回もお互い発熱するならやめとけということ？

とりあえず、この彼に関しては「社会人に早くなってもらって成長を見守る」という決断にして、またアプリを開くことにしました。今はたくさんの種類のマッチングアプリがある、やってみたいとは思いつつも本当はめんどくさい...続く！

◆こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。