小谷真生子が深掘りする「サステナビリティ」の未来サステナブルの実践・追求が生む利益と企業価値を見つめる

2025.07.04 11:28

サステナビリティをテーマにしたシリーズ特番、「日経スペシャルサステナ MIRAI ～小谷真生子の地球経済大調査～」が7月11日(金)夜9時からＢＳテレ東にてスタート。「サステナブル=持続可能」な社会のために変えるべきもの、守るべきもの、そしてミライへ向けて何をすべきなのか。小谷キャスターの現場取材を通じて「経済」、「経営」、「グローバル」な視点から真のサステナビリティとはなにかを徹底的に深掘りしていく。

サステナビリティ追求の先に商機あり

「サステナブル」の実践、追求で企業は利益を生み出し、儲けることができるのか。そして企業にどんな価値をもたらすのか。4つの視点から掘り下げる。

サステナビリティの追求で、成熟市場でも売り上げを伸ばし続けるユニ・チャームの経営の根幹にあるもの。失敗から学ぶこと、そして秘伝の「語録」を公開する。売上高1兆円へ挑戦を続ける企業が生み出す価値に注目した。

国内外の観光客でにぎわう中山道の宿場町「奈良井宿」。周辺には伐期を迎えたカラマツが大量に眠っていて、地域の負担に。竹中工務店はそのカラマツを中高層木造建築の構造部材に利活用して、地域と企業とが一体で森林・林業経営の新たな仕組みづくりに挑戦している。地域と企業によるサステナブルの追求の在り方とは。

「脱炭素でチャンスをつかむ。未来をつくる。」をキャッチフレーズに、1.5度目標の達成と持続可能で豊かな社会の実現に向けたロードマップをまとめたIGES=地球環境戦略研究機関。その主旨に賛同した企業2社の、より高い目標に取り組む「野心度」引き上げの中身に迫る。

障がい者アートを手掛けるヘラルボニー。「世の中にいいこと＆利益を得る事」を実践し、6月にパリで開かれるテックイベント・Vivatechでは、日本企業エリアのブースの壁全面にヘラルボニーのアートが採用された。さらに企業コラボも増やしている。アーティストに定期収入が入り、障がい者の自立に繋げる仕組みを調査していく。