「女王の教室」「ランチの女王」「古畑任三郎」…日本映画専門チャンネルで今夏放送される名作ドラマを紹介

2025.07.01 10:30

日本映画専門チャンネルが、7月と8月に放送する“名作ドラマ”のラインナップを発表した。天海祐希が冷徹な女教師を演じ、その鬼教師ぶりと社会問題に深く切り込んだテーマ性が話題を呼んだ「女王の教室」シリーズや、田村正和さん主演、三谷幸喜脚本の人気推理サスペンスドラマ「古畑任三郎」シリーズなど注目の作品をピックアップして紹介する。

7月は天海祐希主演の異色作やグルメも見どころのラブコメを

「秘密～THE TOP SECRET～」(全11話)※BS・CS初

7月1日(火)、2日(水)夜7:00スタート　※8月リピート放送あり

清水玲子の文化庁メディア芸術祭優秀賞に輝いた同名漫画を、板垣李光人・中島裕翔共演で実写ドラマ化したヒューマンサスペンスをBS・CS初放送。ヒットメーカーの佐藤嗣麻子の脚色で、死者の最期の情景を基に難事件に挑む捜査員の葛藤を、丹念に描く。

「女王の教室」シリーズ(一挙放送)　7月5日(土)朝11:00スタート

「女王の教室」(全11話)

「いい加減、目覚めなさい」。教室に君臨する冷酷かつ独裁的な鬼教師に闘いを挑む子どもたちの成長を描いた異色の学園ドラマ。彼女はただの暴君なのか、それとも “病める学校” を救う平成のジャンヌ・ダルクなのか。強圧的な女教師・阿久津真矢(天海祐希)と教え子の小学6年生たちとの、闘いと成長の1年を追う。物議を醸す作品を放ち続ける脚本家・遊川和彦が生んだ破格の教師役に天海祐希がイメージを覆して挑み、数々の賞に輝いた。

「女王の教室エピソード1～堕天使～」

揺るがぬ教育理念で生徒と向き合う教師像が話題を呼んだ人気作の特別編第1弾。回を重ねて注目を増し、高視聴率を記録した最終回のその後と、真矢(天海)の意外な過去をひもとく。

「女王の教室エピソード2～悪魔降臨～」

鬼教師に立ち向かう生徒たちの変貌ぶりも感銘を生んだ人気ドラマの特別編第2弾。ままならない教育現場でさまざまな壁にぶち当たった真矢が、泣く子も黙る“女王”へと変貌を遂げる衝撃の軌跡が明かされる。

「ランチの女王」(全12話)　7月12日(土)昼1:30スタート

竹内結子さんが主演を務めた“食”と“恋”にまつわる、笑いあり、涙あり、恋愛ありのホームラブコメディー。下町の洋食店「キッチンマカロニ」を舞台に、主人公・麦田なつみ(竹内)とそこで働く四兄弟との恋模様や、彼らを取り巻く人々との交流をコミカルに描く。毎回登場するおいしそうなオムライスやカレーライスなどのランチメニューも見どころの一つ。コック役の妻夫木聡や江口洋介らの包丁さばきにも注目だ。

「SPEC～警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿～」(全10話)

7月16日(水)～7月23日(水)平日朝10:50ほか

大ヒットドラマ「ケイゾク」(1999年、TBS系)のスタッフ、演出・堤幸彦らが再集結した刑事ドラマ。IQ201の天才だが変人な女刑事・当麻紗綾(戸田恵梨香)と、ある事件をきっかけに出世街道を外された真面目な刑事・瀬文焚流(加瀬亮)。この凸凹バディが、時に対立し、時に協力し合いながら常識では計り知れない特殊能力“SPEC”を持った犯罪者に立ち向かう。

「ノーサイド・ゲーム」(全10話)　7月19日(土)昼0:15スタート

大泉洋が池井戸潤と初タッグを組んだリベンジ物語。大手自動車メーカー・トキワ自動車で幹部候補と目されていた・君嶋隼人(大泉)は、上司が主導する企業買収に異を唱えた結果、左遷人事で府中工場に総務部長として赴任することに。その上、低迷する自社のラグビーチーム・アストロズのゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられてしまう。ラグビー部と出世の道を絶たれた君嶋の、再起をかけた戦いが始まる。