次男初の幼稚園、朝は涙をこらえてお別れ…健気な成長物語に感動の声「目頭が熱いです」【漫画】

2025.07.01 08:40

提供：WEBザテレビジョン

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回紹介するのは、むぴーさんの漫画「がんばれ次男(初登園の記録)」。

作者であるむぴーさんは、家族や日常生活をテーマにした作品を多く描いている。書籍「おはよう、サンテ不登校の私を救った愛犬との日々」(原作：肥前ロンズさん／KADOKAWA)の、コミカライズも手がけている。

作者であるむぴーさんが4月16日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、6,900件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではむぴーさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。

息子さんにとって初めての”幼稚園生活”が始まった…

むぴーさんの息子さんは、4月から幼稚園に通い始めた。朝は親子で園まで行き、先生に預けるスタイルだ。初日はスムーズに離れられた息子さんだったが、2日目は登園前からしぶり始める…。

登園をしぶる息子さんの成長をX(旧Twitter)に投稿したところ、「目頭が熱いです」「いろんな感情が見えてグッときました」「泣いた」「ほんの5日でドラマがあるんよね」「子供の成長は早いな」などの感想が寄せられている。

「不安もたくさんある中で本当によく頑張ったなと次男を誇らしく思いました」作者・むぴーさんの息子さんへの思いとは

――「がんばれ次男(初登園の記録)」を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。

長女の初登園の時も同じように絵日記として記録を残していたんです。初登園の1～2週間は親にとっても子供にとっても本当に大変な時期だと思っていて。初めて親から離れて幼稚園に行く、という大きな変化のなかで1日1日子供がどうやって頑張ってどうやって成長したのかを残しておきたいと思ったんです。なので、次男の時も同じように次男がどのように頑張って、どうやって成長していったのかを絶対に記録として残しておきたいと思っていました。

――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。

あったことを、ありのまま、脚色せずに描くことを意識しました。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

基本的に私の感情や気持ちは「頑張れ次男」しかいれていないんですが、最後にだけ感想を書きました。初めて次男が笑って登園していった日、これまでの常に一緒にいた日々を思い出して涙ぐみながら帰ったんです。次男が生まれて、大きくなって、歩いて、しゃべって、そして今日ついに親の手を離れてより広い世界に踏み出していったんだなと。不安もたくさんある中で本当によく頑張ったなと次男を誇らしく思いました。

――本作や書籍「おはよう、サンテ不登校の私を救った愛犬との日々」など、家族をテーマにした作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。

私のマンガ家としての初仕事が育児サイトだったため、そのまま育児や家族についての漫画を描く人というイメージができたんだと思います。そこから育児関係のお仕事をお声がけいただくことが増えました。また、私にとってもその頃はちょうど2人目を妊娠中で、その後3人目も生まれ常に子供に囲まれての生活だったので、とても子育てや家族というテーマがとても身近だったのもあります。

――書籍「おはよう、サンテ不登校の私を救った愛犬との日々」の漫画化にあたり、大変だったことや嬉しかったことがあればお教えください。

コミカライズが初めてだったので、原作の良さを台無しにしたり、原作の意図と違うことを描くことのないようしなければと常に思っていました。ドキドキしながら初回のラフをお渡しした時に、原作者のロンズさんから「サンテそっくりです！！」と言っていただけて本当に嬉しかったです。犬と家族になるとはこういうことなのか、他者と繋がるとはこういうことなのかなど、さまざまな学びのある本になりましたので、ぜひたくさんの方に読んでいただきたいです。

――今後の展望や目標をお教えください。

むぴーとして作家活動を始めてから今年で7年くらい経ちましたが、深いことを考えずにただただ楽しそうなところへ楽しそうなところへと流されるようにここまで来ました。きっとこれからも楽しそうと思う方に流れていくのだと思います。あ、でもいつかクルーズ旅行レポ本と絵本を描いてみたいです！！

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

いつも作品を読んでくださったり、応援してくださり本当にありがとうございます。これからもゆるりと頑張りますので、よろしくお願いいたします。