竹財輝之助の“素”も楽しめる「宿で、すごす。」第3弾 “行った先を楽しむ”竹財流で加賀山代温泉の名宿を堪能

2025.06.28 12:00

ＢＳテレ東の「宿で、すごす。」の第3弾「緑の山庭に包まれる加賀山代温泉の名宿『べにや無何有』」が、6月28日(土)夜9時より放送される。いま数々のドラマで注目を集める竹財輝之助が今回のナビゲーターを務め、石川県加賀山代温泉の「べにや無何有」へ赴く。同番組は、旅に欠かせない“宿”にフィーチャー。“旅の通過点”ではなく、「あの宿に行きたい！」が旅の出発点になるような宿の魅力をたっぷり紹介。自然体でリラックスした竹財のようすから、じっくりと名宿で過ごす時間を感じられる。

ミシュランにも選ばれた宿「べにや無何有」

あえて余計なBGMを排し、竹財が耳にするのと同じ音のみで構成される同番組。初夏の鮮やかな緑が入口を彩る同宿に、竹財は「アプローチからもうなんか、別世界に来たみたいな感覚が…」とさっそく旅行に大事な非日常感を堪能する。

「別荘のような宿」というビジョンで1996年にリノベーションしたという「べにや無何有」。建物の設計や空間デザインも精鋭のプロ集団が手掛けたもので、宿の名前である「無何有」…“何もないことに価値を見出す」という言葉を体現するたたずまいが美しい。「ミシュランキーホテルセレクション2024」にて「1ミシュランキー」を獲得した他、「AUTHENTIC HOTELS＆CRUSES WELCOM AWARD 2015」「JAXURY AWARD 2022 STAYジャンル」などさまざまな賞に選ばれているのも納得の美観だ。

「宿らしくないというか、美術館に入ってきたような…」そうこぼす竹財は、さらに「そうか、情報がないんだここ。入ってから目に入ってくる情報が少ないんですよ」と気づいた。練されたエントランスの工夫、動線と視点まで計算し尽くされた宿のデザインに感服するばかり。

通された特別室・白緑に、「広いよぉ～。落ち着かないよ、俺」と思わず笑う竹財。正面の大きな窓からは高木が交差する山庭の風景が、鳥たちの鳴き声とともに楽しめる。全室露天風呂付きの同宿だが、特別室では檜の露天風呂が用意されていた。「美しい…」と思わずこぼした竹財。しかしひと通りの案内を終えて1人になると、やはり「広いです。落ち着かないです」と庶民派な言葉をこぼすのだった。