

バスケットボール・渡邊雄太選手「NBAじゃないと」からの転換点…Bリーグ移籍のきっかけを告白<NumberTV>

史上2人目の日本人NBAプレーヤーであり、現在は男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)・千葉ジェッツの渡邊雄太選手が、6月19日にLeminoで配信された「NumberTV」の第22回に登場した。18歳でアメリカに渡り、2018年から6シーズンにわたってNBAで活躍。日本代表でも中心選手としてチームを引っ張り、2023年には48年ぶりの自力でのオリンピック出場を決めた立役者となった渡邊選手。番組では、そんな渡邊選手がNBAからBリーグへと活躍の場を移したきっかけを語る場面があった。(以下、ネタバレを含みます)
当時史上最年少の16歳で日本代表に選出
同番組は数々のアスリートのドラマを伝えてきたスポーツ総合雑誌「Sports Graphic Number」とLeminoの共同プロジェクトによって誕生した、トップアスリートの人生にフォーカスを当てるオリジナルドキュメンタリー。
元バスケットボール選手の両親の下、小学生の頃からNBAでプレーすることを夢に“バスケットボール道”をまい進してきた渡邊選手は、両親について「今思い返してみると、本当に愛情の塊でした。誰もが実現は不可能だと思っていたような夢を本気にしてくれて、それから毎日その夢をかなえるために一生懸命練習に付き合ってくれたので、本当に感謝しかないですね」と語る。
地元・香川の尽誠学園高等学校に進学した渡邊選手は、2年生でウィンターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)準優勝に貢献し、当時史上最年少の16歳で日本代表に選出される。高校卒業後はアメリカ留学を決意し、ジョージ・ワシントン大学に進学。キャプテンを務めた4年次には、ジョージ・ワシントン大学が所属するカンファレンスで「年間最優秀ディフェンス選手賞」を受賞した。
大学卒業後、ブルックリン・ネッツの一員としてNBAサマーリーグに参加し、その後メンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結び、史上2人目の日本人NBAプレーヤーとなった。以降、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツ、フェニックス・サンズ、メンフィス・グリズリーズと6シーズンにわたって世界最高峰の舞台でキャリアを重ねた。
それでも日本代表ではチームとしてなかなか結果が出ず、辛酸をなめ続ける。「史上最強の日本代表」と呼ばれたチームで挑んだ2019年ワールドカップでも1次ラウンド5連敗という結果になり、世界との差を見せつけられてしまう。渡邊選手は「自分たちもちょっと自信があった中で、“日本代表はまだ全然世界には追い付けていない”と痛感させられた」と回顧。さらに、2021年の東京オリンピックでも、予選ラウンド3戦全敗という結果に。
並々ならぬ覚悟で臨んだ2023年のワールドカップ
そんな中、2023年のワールドカップでは「パリ五輪出場権を勝ち取ることができなければ代表を引退する」と宣言し、並々ならぬ覚悟を持って臨んだ。渡邊選手は当時を振り返り、「逃げ場をなくすという状態を作って自分自身に発破を掛けるために言った部分もあったんですけど、その発言でチームメートが本気になってくれて、結果としてチームがまとまった」と述懐。2試合目の強豪フィンランド戦で初のヨーロッパ勢を下す快挙を成し遂げると、その勢いのまま自力でパリ五輪の出場権を獲得した。
渡邊選手は「僕のバスケット観を変えてくれた大会だったと思います。もしかしたら人生の中で一番楽しかった瞬間だったんじゃないかな」とした上で、「一番レベルの高いNBAでやるっていうのもバスケットボールの楽しさの一つなんですけど、それ以上にみんなで力を合わせて勝ったりだとか、自分のプレーをコート上でやることだったりとか、そういうことが自分にとっては楽しいバスケットなんだなというのを、この時にあらためて思うことができた。NBAを目指してずっとやっていたので、『プレーするのはNBAじゃないといけない』っていうくらいの感覚を持ってやっていたんですけど、『全然そんなことないんだな』と。『ましてや、この日本の盛り上がりを見たら、日本も選択肢に入れていいんじゃないか』と、この時から思いだしました」と、Bリーグへ活躍の場を移したきっかけを打ち明けた。
◆文=原田健
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