

藤原一裕、ミュージカル「魔女の宅急便」山戸穂乃葉&黒田光輝コンビは『肝の据わり方が過去一』

6月19日、東京・新国立劇場中劇場にてミュージカル「魔女の宅急便」ゲネプロ&初日前会見が行われ、初日前会見に山戸穂乃葉、黒田光輝、生田智子、神田恭兵、藤原一裕、白羽ゆりが出席した。
原作40周年の記念すべき年に5度目の上演
「魔女の宅急便」は児童文学作家・角野栄子氏が執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション化し、1993〜1996年には蜷川幸雄氏演出によりミュージカル化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化された。
さらに2017年には新演出のミュージカル版が上演され、2018、2021、2024年に3度の再演。2020年には上海にて中国人キャストによる公演も行われた。そして、原作40周年となる記念すべき年に5度目の上演を迎えると共に、東京公演に先駆け、カンパニー初となる海外公演が実現。マカオ文化センターにて3日間、4公演を行った。
主演のキキ役は2024年公演に引き続き山戸が演じ、キキの相手役となるトンボ役には新キャストとして黒田が出演。キキの母であるコキリ役には生田、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役は白羽、おソノの旦那さんフクオ役にはお笑いコンビ「ライセンス」の藤原が前作に引き続き出演し、キキの父オキノ役には神田が初挑戦する。
黒田光輝、“先輩トンボ”へ「見に来てください!」
会見に出席した山戸は、2年連続のキキ役について「新鮮な気持ちを忘れずにしないといけないなというのがあって。2回目だと、せりふや言い回しとかが決まってきてしまうので、稽古のときにおソノさんと『決まったせりふの言い方をやめて、もう一回初めを思い出して、いろんな言い方で言ってみよう』というのをチャレンジしました」と明かした。
そして、ACEes・那須雄登や深田竜生らがこれまでに務めたトンボ役の5代目を演じる黒田は、「ミュージカル『魔女の宅急便』が5代目までまずやらせていただけたっていうのがすごくうれしく思いますし、プレッシャーというよりかは、トンボの先祖様たちが…」と言い間違い、周囲から「死んでないから!」と突っ込まれる一幕も。「“先輩トンボ”の皆さんの思いを受け継いで、5代目として、また僕なりの思いをトンボとして発揮できたらいいなというふうに思っています」と意気込みを伝えた。
そんな“先輩トンボ”たちから何か言葉はあったかと問われると、「みんな飛行機に乗ってるのか、全然会わないんですよ。みんな飛んでいっちゃった」と冗談で和ませる。
「それこそ那須とか深田とかに『トンボをやるのか、頑張ってね』と応援のメッセージをいただいたりとか、見に来るねっていうことは言っていただけたので、いつ見られても恥のないように頑張って演じたいです」と話し、「見に来てください!」と先輩たちに呼びかけた。
キキ役の山戸を「ものすごい成長」と絶賛
4度目の出演、そして山戸が演じるキキとは2年連続の共演となる生田は、山戸について「ものすごい成長ですよ」と絶賛。「去年ももちろんかわいらしかったし、しっかりキキを演じてくれたんですけど、何倍もまたキキぶりがのりました」とコメントする。
続く神田は「このカンパニーに初参加で、実はちゃんとお父さん役をやるっていうのも初めてで、初めて尽くしだったのですが、僕が育ててもらってるなっていう稽古の日々でしたね」と振り返りつつ「これから千秋楽に向けて、その時間がどうやって変わっていくのかというのがものすごく楽しみですし、もっともっと舞台上でその瞬間を味わっていきたいなと思っています」と期待を明かした。
「すごい肝の据わってる男なのか、小さい虫でビビる小さな男なのか…」
また、5度目の出演となる白羽は、隣に立つ同じく5度目の出演となる夫役の藤原を見ながら「8年間同じ夫婦役というのもないので、感慨深いというか、安心感の中でやらせていただいている」と笑顔を見せる。
さらに「歴代のキキちゃんのほとんどが、この『魔女の宅急便』が初舞台という子が多くて、その子たちが一生懸命役と向き合ったり、必死な姿、真っすぐなピュアなその姿を見ていて、先輩として導くことができたらいいな。見守ることができたらいいな。そういう気持ちが自然とおソノさんの役作りに繋がっているなっていうのを感じています」と語った。
続く藤原は「咳払い一回だけの役なんですけど、8年間で5度目、新国立劇場で咳払いだけでやってるの俺だけだと思うんです。そろそろギネス申請していただいても通るんじゃないか」と話し、笑いを誘う。
そして、山戸と黒田のコンビネーションについて「本当にこの2人って初めてかな?というぐらい息も合ってるし、世界観も2人ともあって…っていうのは、まあ毎年言ってるんですけど(笑)」と前置きし「2人とも、肝の据わり方が過去一」と評価。「大体例年、ゲネプロ初日の時って、ちょっと青白いぐらい緊張してるのに全然そんなことなくて、穂乃葉ちゃんも去年そうだったし、堂々としてるなあって。すごい大物なんじゃないかな」と話す。
しかし一方で、「かと思えば、稽古場で小さい虫が肩に止まっただけで“きゃー!”って」と黒田の舞台裏での姿を暴露。「すごい肝の据わってる男なのか、小さい虫でビビる小さな男なのか、本番見に来ていただけたらどちらか答えが出ると思います。ぜひお越しください」とアピールした。
ミュージカル「魔女の宅急便」は、6月19日より29日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演予定。
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