

中井貴一“和平”&浅野和之“広行”が鎌倉で追いかけっこ、名優同士のコメディーが「最高」<続・続・最後から二番目の恋>

小泉今日子と中井貴一がW主演を務める月9ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第10話が、6月16日に放送された。和平(中井)が妹の夫・広行(浅野和之)と繰り広げたドタバタ劇にSNSも盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
11年ぶりに復活「最後から二番目の恋」の第3期
本作は、古都・鎌倉を舞台に、テレビ局のドラマ制作部に所属する吉野千明(小泉)と、市役所の観光課で“指導監”として働く公務員・長倉和平(中井)の恋を描いたロマンチック&ホームコメディー。
2012年1月期の連続ドラマ「最後から二番目の恋」、同年11月のスペシャルドラマ「最後から二番目の恋2012秋」、2014年4月期の連続ドラマ「続・最後から二番目の恋」に続く第3期目で、第2期から11年後を描く。
キャスト陣は、長倉家の次男・真平役の坂口憲二、次女・万理子役の内田有紀、長女・水谷典子役の飯島直子も続投。脚本も第1期、第2期と同じく、岡田惠和による完全オリジナルとなる。
和平が手錠を持っていた理由は?
冒頭、和平と典子の夫・広行が手錠でつながれて夜の神社に座り込んでいた。「いったい、なぜこうなった?」というテロップに、視聴者も同じ思いを抱えながら全貌が明らかになるのを待つことに。
その1日前、千明と和平が互いの孤独を打ち明け合っていたころ、脚本家の万理子がドラマの小道具として手錠を借りていた。翌日、真平が仕事に向かう和平にバインミーをランチとして用意するが、手錠が入った箱と間違えて持ち出してしまう。
ここで、広行との出来事の前にひと騒動。和平に好意を抱いている様子の律子(石田ひかり)が中身を見てしまったのだ。「よかったらご一緒しません?」と和平が言っていただけに、驚いた律子は「私、その手のもの、ちょっとついていけないというか…。意気地なしなんです」と動揺しながら立ち去った。
和平は、どんな見た目かも分からない、初めて食べるバインミーにドキドキしていたのだが、それを説明する様子と、実際の中身である手錠が絶妙に絡み合い、ひと笑いが展開した。
中井貴一&浅野和之のシーンに視聴者爆笑
仕事を終えて帰路についた和平を広行が待ち構えていた。和平は、直感で逃げ出し、鎌倉のまちで追いかけっこになるも、捕まってしまう。
そのときに落とした和平のカバンから出てきた手錠を見つけた広行はニンマリ。再び逃げた和平を追いかけ、なぜか自分と和平の手に手錠をかけて、居酒屋へ。
“人生の荒野”を求めて放浪の旅に出ていた広行だが、放浪に疲れて帰ってきたという。放浪を何度も繰り返していることに対して「おかしいだろ」と説教する和平。そんな話をするうち、広行が尿意をもよおし、和平は嫌がるも道連れ状態に。
その後、千明の家にいる典子に会い、頭を下げる広行。千明が手錠でつながれていることを突っ込んでいると、おもむろに広行が典子に許しを請うため土下座する。引っ張られる形で同じ姿勢になる和平。
だが、典子の口から出たのは、「今はいいや。パス」という言葉。広行を和平に託して千明の家から追い出した。
ここで冒頭のシーンにつながった。「和平くんとなら、もう一度荒野に行けるかも」と言う広行に、「バカ」と突っぱねる和平。そんなとき、広行に再び尿意が。広行は「一心同体なんだよ」と言って、トイレを探して和平を連れて歩き出すというところで第10話は終幕した。
この手錠シーンについて、6月17日に開催された最終話の先行試写上映会にサプライズ登場した中井が思いを明かした。「僕63歳になったんです。20代の頃に見ていた63歳の先輩は、もっと大御所感があって、重鎮な感じがあったんですけど、63歳と71歳(浅野)が手錠で結ばれて鎌倉の小道を走り回るっていうのは、僕の中の辞書にはなかったです。周りの友達も面白いって言ってくださるんですけど、すごく複雑(笑)」とのこと。
ベテランらしい呼吸のあった掛け合いで、シーンをさらに盛り上げていたのは見事。後半に繰り広げられた名優2人のドタバタ劇に、視聴者からは「手錠のくだり面白過ぎてずるい」「いろいろあったはずなのに手錠に全部持っていかれた」「手錠のくだりに爆笑」「最終回の前の回がおじさん2人の手錠展開なのカオスすぎるw」「久々の和平さんとじじいの絡みが最高でした」と反響があった。
いよいよ次回、6月23日(月)の放送回が最終回。手錠でつながれた和平と広行の行方とともに、千明らの“セカンドライフ”がどう動いていくのか注目だ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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