竹内涼真、体を鍛えるため見知らぬトレーナーに連絡北村一輝が仰天「すごい時代ですね(笑)」＜看守の流儀＞

2025.06.11 16:19

竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」(夜9:00‐、テレビ朝日系)が6月21日(土)に放送される。その放送に先駆け、6月11日に東京・六本木にあるテレビ朝日本社で囲み会見が行われ、竹内、木村文乃、北村一輝が登壇。ドラマに対する思いや互いの印象などを和気あいあいと語った。

「看守の流儀」を紹介

同ドラマは、「このミステリーがすごい！」大賞受賞作家・城山真一氏による珠玉のヒューマンミステリーを、竹内主演で初映像化。竹内が情熱あふれる若き刑務官・宗片秋広を演じ、謎深き上級刑務官・火石司を演じる木村と“初タッグ”。そして、北村、星野真里、小沢真珠、渡辺大、寺島進、内藤剛志、柄本明らが出演する。

「看守の流儀」は、石川・金沢にある“加賀刑務所”を舞台に、さまざまな事情を抱えた受刑者たちと彼らの更生に全力を尽くす刑務官たちの姿を描く、感動の刑務所物語。主人公の宗片は「受刑者を信じ」「彼らに生きる希望を与えることこそが看守の使命」という“流儀”を貫く熱き刑務官。

そんなある夜、宗片が一人の受刑者にかけた“ささやかな温情”が、刑務所の体制をも揺るがしかねない大事件を引き起こすことになる。緻密で巧妙なミステリーに濃厚な人間ドラマがからみあい、すべての人の背中を押す“希望と再生の物語”が展開していく。

竹内＆北村があいさつで会場を沸かす

司会の呼び掛けとともに、黒をベースにした衣装で登場した竹内、木村、北村。撮影自体は2年前に終えていたそうで、竹内は「(撮影から)結構時間がたってしまったので、テレビ朝日の人たち、この作品を忘れちゃったのかなって心配になっているところに、6月にやっと放送できるということで、うれしかったです！」とちゃめっ気全開であいさつし、会場から笑いが起こる。

ようやく公開されることに、どこかほっとした様子の竹内は、「撮影の記憶は鮮明に残っていて、すごく楽しかったです。内容的にも興味深い題目でした。刑務所の方だったり、受刑者の方への接し方を自分なりに解釈して、心を籠めて作った作品なので、見てもらえるのがすごく楽しみです」と喜びをあらわにした。

また、木村も北村も竹内と同じ意見だったようで、一生懸命に熱く語る竹内の言葉をかみ締めるように何度もうなづいていた。北村は「放送されるまでに2年ということは、何かサプライズがあるんじゃないかと思ったりしたんですが…(笑)。放送される前に、パート2や3を撮影するのかなとも思っていたりもした」とサプライズを期待していたことを告白した。

竹内「木村さんとお会いできるのがとても楽しみでした」

竹内と木村、竹内と北村は初めて共演することで、互いのイメージや共演してみた感想を語ることに。竹内は、木村について、「作品で見ていましたし、こうして同じ作品で共演できたことは、縁があるなと。僕自身、初めて共演する方とお会いする時は、すごく楽しみにしているタイプなので、木村さんとお会いできるのがとても楽しみでした」とさわやかに告げる。

一方、木村は竹内について、「コミュニケーションをとるのがすごく上手な方。キャストだけではなく、スタッフや関係者、誰に対しても分け隔てなく、あいさつするというイメージがありました。優しくて、きょうだいのような距離感でいてくれました」と語る。

続けて、木村は「私自身、お芝居から離れていて、(この作品で)久しぶりに(お芝居の世界に)戻って来たタイミングだったので、すごく緊張していたんです。裏表のない竹内さんのおかけで撮影期間を苦しむことなく、終えることができました」と感謝の思いを述べた。

北村の印象について、竹内は「僕のお父さんくらいの年齢で…」と話しだし、会場は大爆笑。北村もびっくりしたように竹内を見つめ返す。北村の視線を浴びながら、竹内は、「小さい頃に見た作品に出ていた北村さんが怖すぎて、お会いするまで北村さんのことを『怖い』と思っていたんですが、(共演してみたら)優しくて、誰よりもチャーミングでした。北村さんとの撮影もとても楽しい時間でした！」とほほ笑んだ。

北村は、「常にフラットで、いつも自然体というイメージが強い。取り繕っていい人を演じようとしていないし、いつもこのまま。表に居ても、裏に居ても、このまま。裏表のない気持ちのいい人だなと思いました」と、竹内を絶賛した。