「King & Prince高橋海人 in イタリア･ミラノ～僕のやらなくてもいい、やりたいこと～」

King & Prince高橋海人、ドラマやバラエティで魅力が爆発新番組では“ありのままの姿”をさらけ出す

2025.06.11 12:00

ダンサー、アーティスト、俳優…と多方面で活躍を続けるKing ＆ Princeの高橋海人。そんな彼がアートとファッションの都・ミラノで気ままなオフ旅をする番組「King ＆ Prince 高橋海人 in イタリア・ミラノ～僕のやらなくてもいい、やりたいこと～」(全5話)が、動画配信サービス・Huluで独占配信中(※毎週土曜昼2時30分に最新エピソードを配信)。本記事では番組内容を紹介しつつ、高橋のこれまでの経歴や出演作品についても振り返っていく。

多方面で活動しさまざまな才能を発揮する高橋

2018年5月に楽曲「シンデレラガール」でデビューしたアイドルグループ・King ＆ Prince(以降、「キンプリ」)。現在、高橋は永瀬廉と2人組グループとして、2人体制後初となる3大ドームツアーを行っている。

ほんわかとした雰囲気を纏い、話し方もおっとりしている高橋だが、ダンスになるとイメージが一変。小学生の時に全国優勝を経験しており、彼のダンススキルはプロのダンサーからも評価されるほど。キンプリらしいアイドルソングはもちろん、ストリートダンスやヒップホップダンスなどしなやかな動きで幅広いジャンルのダンスを踊りこなしている。

また、姉の影響で少女漫画にハマった高橋は、2019年に読切漫画「僕のスーパーラブストーリー!!～王子と男子は紙一重!?～」で漫画家デビューを果たした。さらに4コマ漫画の連載もスタート。他にも、2021年の「24時間テレビ」(日本テレビ系)で“チャリTシャツ”のデザインを手掛けたりと、多方面で才能を発揮している。

さらに、俳優活動にも励んでいる高橋。阿部寛主演のドラマ「ドラゴン桜(2021)」(TBS系、2021年放送)では、南沙良、平手友梨奈らとともに東大を目指す“東大専科”の生徒・瀬戸輝を演じている。

作中で高橋は、良い顔と悪い顔の“二面性”を見せたり、時にやりきれない思いから涙を流したりと、豊かな感情表現で振り幅のある演技を披露。また、家族や仲間想いな一面を覗かせる場面では、優しさあふれる自然な演技で視聴者からも好評を博した。

ドラマやバラエティで見せる高橋の魅力

俳優としての才能も発揮した高橋は、その後もさまざまなドラマや映画に出演。SixTONESの森本慎太郎とともに主演を務めたドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ系、2023年放送)で、高橋はお笑い芸人・オードリーの若林正恭を演じた。ずっとダメで冴えない若林と南海キャンディーズ・山里亮太(森本)が、いかにして“大人”になったのか…が描かれる本作。

作中では、春日役の戸塚純貴とともに、オードリーの代名詞ともいえる“ズレ漫才”を披露するシーンも。高橋は以前メディアのインタビューにて、「答えにどこまで近づけるべきなのか…とチューニングしていく作業ってすごく楽しいなと思いました」と語っており、実在する人物、さらに“芸人”という難しい役どころでもポジティブに捉え挑んだそう。実際に漫才シーンが放送されると、SNS上では“完コピ漫才”と絶賛され、話し方や所作なども本物のオードリー若林を彷彿とさせる名演技が話題を呼んだ。

また、ドラマだけでなくバラエティ番組でも輝きを見せる高橋。永瀬とともにキンプリとして出演中のバラエティ番組「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ系 ※関東ローカル)では、アイドルやアーティストとしての高橋とはまた違った魅力が楽しめる。同番組は、お金にまつわる疑問を体当たりで解決し、人生に必要なお金の感覚を養っていく“新経済バラエティ”で、2023年7月に放送がスタートした。

世の中のさまざまなバイトを通じて、お給料はいくらもらえるのかなどを体当たりで調査する企画「King ＆ Princeのバイトレ」では、ドン・キホーテでアルバイト店員として働いたり、ご当地の食材で炊き込みご飯を作る企画「高橋海人の炊飯器の旅」では、現地の人との交流などを楽しみながら料理をおこなったりと、さまざまな企画にチャレンジする高橋。

真剣な表情で慣れない仕事に一生懸命取り組む姿や、地元の人たちとのやり取りの中で見せるやわらかい雰囲気からは、高橋の真面目で温厚な人柄が伝わってくる。そんな彼の持つ魅力が“愛されキャラ”につながっているのだろう。

高橋がイタリア・ミラノでありのままの姿をさらけ出すプライベート旅

アイドル、俳優として活動の幅を広げる高橋が見せるもう一つの顔、それがファッション好きである点だ。イタリアのラグジュアリーブランド「エトロ」のグローバルブランドアンバサダーに就任した高橋。「King ＆ Prince 高橋海人 in イタリア・ミラノ～僕のやらなくてもいい、やりたいこと～」では、2月にファッションショーに出席するために訪れたイタリア・ミラノでの貴重なオフに密着している。

“海外だからやってみたいこと、日本ではできないこと、普段できないこと”…などを掘り下げ、多忙な高橋が普段できないことや、彼らしい“やらなくてもいい、やりたいこと”が盛りだくさんとなっている同番組。

番組では、事前に日本で“イタリアでやりたいこと”を書き出していた高橋がリストアップしたことをどんどん叶えていく。第1話ではその中の一つ、「トリュフを買ってイタリア滞在中に使い切る」という目的のために“Myトリュフ”を探しに行ったり、以前の滞在中に仲良くなったドライバーの“ケンジさん”に会いに行こうとしたりと、完全に高橋のやりたいことにフォーカスしている。

気取らない、ありのままの姿をさらけ出し、自由気ままな時間を過ごす高橋。旅の中で“やりたいことリスト”のうちいくつ達成できるのか、そして2人体制となったキンプリや相方・永瀬への想いについて熱く語るシーンにも注目したい。

高橋の魅力が詰め込まれた同番組の“Huluオリジナル版”では、高橋が番組全編を通してナレーションにも挑戦。自然体な表情を余すことなく映し出した旅の様子を、高橋らしい言葉で綴っていく。

なお、Huluでは「King ＆ Prince 高橋海人 in イタリア・ミラノ～僕のやらなくてもいい、やりたいこと～」のほかに、「だが、情熱はある」「ドラゴン桜(2021)」「キントレ」も見放題配信中(※「ドラゴン桜(2021)」は6月30日[月]まで配信)。

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」

◆文＝林ゆう