

カープ一筋17年のレジェンド・野村謙二郎 リアル“巨人の星”な父親からの熱血指導を披露<プロ野球 レジェン堂>

6月3日に放送された「プロ野球 レジェン堂」(毎週火曜夜10:00-10:55、BSフジ)。今回のゲストは広島東洋カープで17年にわたって活躍し、左打者として初のトリプルスリーを達成したレジェンド・野村謙二郎だ。MCの徳光和夫、遠藤玲子とともに、プロ入りまでの生い立ちや数々の名選手との知られざるエピソードを披露した。
リアル“巨人の星”…幼少期から父親が野球を熱血指導
野村は大分県佐伯市の出身で、母親が陸上競技の選手として日体大を卒業し、伯父は元広島東洋カープの八木孝というアスリート家系で育った。父親も高校野球で活躍した選手で大学からスカウトもされていたが、親からの反対で進学は断念したという。野村が野球にのめり込んでいったのも父親からの影響が大きく、「小学1年生のときにグローブを買ってもらって“壁当て100回”をやらされていました」と振り返る。
壁当ては途中でミスをすると0からのやり直しのため、連続で100回を成功させるために朝から夕方までひたすら投げ込む日もあったという。まるで「巨人の星」を体現したかのような幼少期のエピソードに、徳光と遠藤は驚きの声を上げた。
また巨人一筋、特に長嶋茂雄の大ファンだった父の話も飛び出す。野村の長男が生まれた際は長嶋に抱っこしてもらった写真を父親に送ったところ、孫と長嶋のツーショットに感激していたと微笑ましいエピソードをこぼす。
また長男が生後間もない赤ちゃんであったにもかかわらず、長嶋は「もうすぐ(小学)1年生?」と声を掛けていたエピソードも披露。いかにも長嶋らしいやり取りに、スタジオが爆笑に包まれる場面もあった。
不審な動きに警察に通報されたことも…駒澤大学でのユニークな練習法
中学に入った後も野球漬けの日々を送っていた野村だが、もともと右利きということもあって当時は右打ちのバッターだったという。また当時は体が大きいほうではなかったため2番や8番打者としてバントをする機会が多く、試合には出られていたものの決して目立つタイプのバッターではなかったと振り返る。
ところが高校に進学した野村は当時巨人で活躍していた篠塚和典に憧れ、右打ちから左打ちへ転向。野村は幼少期に巨人のキャンプを見学したことがあり、スリムな体型から放たれる篠塚の強烈な打球を見て魅了されたのだと明かした。
甲子園出場は果たせなかったものの、大分大会で活躍を見せた野村。その後は大学へ進学することになるが、これは母親の強い希望があったため。当時は東海大学への推薦入学という話もあったが、駒澤大学の太田誠監督が直々にスカウトに訪れたため父親が承諾する形になったという。一方、野村自身も駒澤大学に進学すれば神宮球場で野球がプレーできることと、中畑清や石毛宏典といった名選手を輩出した名門大学で野球を学びたいという気持ちがあった。誰に言われたからではなく、自ら進学を決めたと振り返る。
大学野球の名門ということもあり、新入部員には甲子園で活躍した選手も多かった駒沢大学。しかし実際に練習をしてみると、そうした実績ある選手たちと野村自身の実力差はほとんどないと感じたそう。そして、それが一種のターニングポイントになったのではないかと分析していた。
また“バントの構えをしながら成城を一周する”など、駒澤大学で実践されていたユニークな練習法も披露。一般人からしてみればあまりにも不審な動きのため、警察に通報されたこともあったというのは笑い話だ。
カープ一筋の野村から明かされる往年のスター選手との貴重な秘話
駒澤大学で活躍していた野村だが、プロ入りを意識し始めたのは意外にも3年生頃からだったと振り返る。厳しいプロの世界で生き残っていくためには、自身の持ち味であるスピードを活かす必要があると考え、志望球団として広島と西武、大洋、ヤクルトに絞り込んだ。
番組後半では広島へ入団後の目覚ましい活躍はもちろん、カープファンの間で今も語り継がれる“ノーサイン”を巡る川口和久と達川光男の大ゲンカ、トリプルスリー達成時にバットへの細工が疑われたエピソードなども告白。またバッターの立場から“相手バッテリーが仕掛けてくる高度な駆け引き”の全容など、プロ野球の世界におけるディープな技術論も飛び出した。
まさにここでしか聞けないレジェンドの逸話。徳光和夫というレジェンドを相手にするからこそ話せるエピソード、徳光だからこそできる深掘りが特に輝いた回だった。今後もさまざまなレジェンドたちから、「この番組だから言うけど」という話をどんどん聞き出して欲しいものだ。
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