

井ノ原快彦、“浅輪直樹”役オールアップ…幕を下ろした20年の歴史に「『また会える』と思っています」<特捜9>

井ノ原快彦が主演を務めるドラマ「特捜9 final season」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日)が、6月11日(水)の放送回にて最終話を迎える。放送に先立ち、井ノ原のクランクアップの際の様子や、コメントが公開された。
20年続く人気刑事ドラマシリーズ
同番組は、渡瀬恒彦さんが主演を務めたシリーズ「警視庁捜査一課9係」(2006年~2017年、テレビ朝日系)の続編として、2018年に放送を開始した刑事ドラマ。難事件に挑む個性派刑事たちの活躍と、背景にあるそれぞれの人生模様を描く作品となっている。両シリーズ通算での放送期間は20年にわたり、長年新たな視聴者層を開拓してきた。
井ノ原がシリーズ全体を通して演じてきた浅輪直樹は、「特捜9」開始から主人公に抜てき。シーズンを重ねていくにつれて頼もしく成長していく姿も描かれ、「―final season」からは“班長”の役割を担うことに。そんな記念すべき通算20作目となる今シーズンで、いよいよグランドフィナーレを迎えることとなった。
時の流れかみしめ涙…井ノ原快彦クランクアップの様子
撮影スタッフから「以上のシーンを持ちまして浅輪直樹役、井ノ原快彦さんオールアップです!」との声が上がると、村瀬(小宮山)志保役・羽田美智子、青柳靖役・吹越満、矢沢英明を演じる田口浩正、高尾由真役・深川麻衣に加え、村瀬健吾役・津田寛治、早瀬川真澄に扮する原沙知絵も駆けつけ、大きな花束と拍手で井ノ原を迎えた。
井ノ原は花束を受け取ると、感謝の言葉とともに、「20年ですよね。これまで20年続いたお仕事なんてない」と時の流れをかみしめた。
20年間シリーズの撮影現場に通い続けたことで「自分でも恐ろしいくらいにせっかちになりました」と語り、周囲を笑わせる井ノ原。キャストやスタッフを見渡しながら「時代とともに、さまざまな現場も形を変えていきますが、この『特捜9』だけは変わらずで、いつもハッピーでした」と振り返った場面では、感極まった様子で思わず涙を流した。
また、井ノ原はクランクアップに際しての気持ちを、「最初からずっと顔を合わせているキャスト、スタッフ……本当に家族みたいですよね。毎シーズン、最終回を迎えても『どうせまた会える!』と思わせてくれていました。そして今も、『また会える』と思っています。だから、悲しくはありません」と語った。
「皆さん、自分を大切に。これからも、新しい場所できれいな花を咲かせてください。改めて20年間、どうもありがとうございました!」と締めくくった井ノ原。最後はスタッフからこの日一番の拍手が送られる中で、各キャストたちと熱い抱擁を交わしながら現場を後にした。
特捜班に密着取材…番組ADには“20年間”秘められた過去が
6月11日(水)に放送される最終話は、高い検挙率が評価され、特捜班に密着取材が入る…という内容。シリーズ20年の歴史を感じさせる要素も散りばめられている。
直樹(井ノ原)を始めとしたメンバーがインタビューを受けるものの、それぞれ緊張で上手く答えられないという、長年描かれてきた特捜班の人間味が強調される場面も描かれる。
しかしインタビューのさなか、直樹が特捜班の前身であった“9係”の話題を持ち出すと、物語の展開は一転。番組ADの九野優樹(岡部ひろき)の様子が急変し、直樹の注意を引く。
九野(岡部)について調べ始めた直樹は、やがて20年前に秘められた、9係と九野の予想外のつながりについて知ることになる…という内容だ。
井ノ原快彦/浅輪直樹役 コメント
ありがとうございます! まだ撮影が終わっていない人もいるので、さらっと…でも、何を言えばいいのかな(笑)。
…20年ですよね。これまで、20年間も続いたお仕事なんてないので、本当に何を話していいのか分からないです。昨日、「明日で終わるんだな」と思っていましたが、“そのとき”が来るまでは感情は分からないものですね。
本当に楽しい現場でした。撮影当初こそ、昔ながらの現場の雰囲気にカルチャーショックがありましたが、どんどん慣れていきました。今では、自分でも恐ろしいくらいにせっかちになりましたね(笑)。時代とともに、さまざまな現場も形を変えていきますが、この「特捜9」だけは変わらずで、いつもハッピーでした。
最初からずっと顔を合わせているキャスト、スタッフ……本当に家族みたいですよね。毎シーズン、最終話を迎えても「どうせまた会える!」と思わせてくれていました。そして今も、「また会える」と思っています。だから、悲しくはありません。来年の春くらいになって、「あぁ、もう会えないのか…」と、そこでいろいろと思うこともありそうです。皆さんの存在が僕の力になっていて、これから歳を重ねてもきっとこの仲間のことを思い出すんだろうなって思います。
皆さん、自分を大切に。どうか自分のことを第一に考えて生きてください。本当に余裕があれば、誰かのことを助けてあげてください。僕もこの仲間に何かあったら、いつでも助けに行く気持ちでいます。そして、これからも新しい場所できれいな花を咲かせてください。
「特捜9」が、少しでも皆さんのこれからの生きる糧になっていればいいなと思います。ダメですね…最近、こういうあいさつをすると涙もろくなっちゃって(笑)。
改めて20年間、どうもありがとうございました!
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
大野いと、2種類の手作りマフィン披露「売り物みたい」「品があってオシャレ」と反響モデルプレス
-
しなこ、個性派“ピンク髪帽子”で雰囲気ガラリ「唯一無二のスタイル」「可愛すぎる」と反響モデルプレス
-
尾身茂氏、新型コロナワクチンの効果は「あまりなかった」と断言 橋下徹氏は「メディアが煽りすぎた」ENTAME next
-
あの、バラエティ出演で「あえて出さない」一面とは?音楽の現場は違う「絶対舐められたくない」モデルプレス
-
森七菜、“片道5時間”かけて東京通いしていた過去「夢を追いかけていた当時の気持ちを思い出させてくれる」楽曲とはモデルプレス
-
福原遥、撮影中にも“欠かせない大切なもの”を明かす「気持ちを作ったりしています」ABEMA TIMES
-
菅井友香、中学時代の九死に一生を得た出来事明かす「飛び降りました」モデルプレス
-
「今日好き」米澤りあ、黒髪イメチェンで印象ガラリ「透明感すごい」「ボブも見てみたい」と反響モデルプレス
-
大橋和也×渋谷凪咲のドラマ「リベンジ・スパイ」の新キャスト発表 兄役・溝端淳平「大橋くんのイメージは“国民の弟”」WEBザテレビジョン