「第51回放送文化基金賞」で「エンターテインメント部門」奨励賞を受賞したABEMAオリジナルバラエティ番組「国境デスロード」

ABEMA＜国境デスロード＞放送文化基金賞エンターテインメント部門“奨励賞”受賞「命懸けで国境を越えるみなさんに敬意を」

2025.06.09 13:00

ABEMAオリジナルバラエティ番組「国境デスロード」が、放送文化基金主催の「第51回放送文化基金賞」で、「エンターテインメント部門」奨励賞を受賞したことがわかった。

視聴者に感銘を与え、放送文化の発展と向上に寄与した作品や人物を称えることを目的として1975年に創設された「放送文化基金賞」の、2025年の第51回は、2024年4月1日から2025年3月31日までに放送、配信された作品のなかから「ドキュメンタリー部門」「ドラマ部門」「エンターテインメント部門」「ラジオ部門」で最優秀賞、優秀賞、奨励賞が授与される。

2024年12月より全8回にわたって放送されたドキュメントバラエティ番組「国境デスロード」では、TBSのレギュラー番組「不夜城はなぜ回る」(2022～2023年)を担当した大前プジョルジョ健太が自ら、世界各地の国境を訪れ、命を懸けて国境を越える人々の実情に体当たりで密着した。何故、彼らが危険を冒してまで国境を越えるのか、その背景にある現実を描き出した。

「世界一忙しい国境」とも呼ばれるメキシコとアメリカの国境を取材したシリーズの最終話では、ドナルド・トランプアメリカ大統領再就任を前に、政治情勢の影響で、先の見えない生活を強いられるメキシコの移民たちに密着し、その現状に迫った。国際移民デーに「国境が1日だけ開く」といううわさのもと、情報が錯綜するなかでいちるの望みに懸けて、“トランプの壁”に向かって走る移民たちの姿を記録した、緊迫感あふれる現場映像は、大きな反響を呼んだ。