松田元太“人見”の作戦が失敗、人事部一同がサポートする姿に「素敵すぎる」「いいチームだな」と視聴者感動＜人事の人見＞

2025.06.09 11:35

松田元太が主演を務めるドラマ「人事の人見」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系／FOD・TVerにて配信)。6月3日に放送された第9話では、人見(松田)の作戦が失敗に終わった後、人事部一同が彼のサポートをしたシーンに声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)

「人事の人見」とは

同作は、“人事部”に焦点を当てた痛快オフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(ひとみ・れん)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己(まの・なおみ)が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。

“人が好き”な人見は、既成概念や世間の評価にとらわれず、ただ目の前の人に向き合って、本質を見抜く。知識や常識は皆無に等しいが、型にはまらない行動が、がんじがらめになった現代人のストレスや凝り固まった考えを解きほぐしていく。

日の出鉛筆に“人事のエキスパート”として入ってきた人見廉をTravis Japanの松田、日の出鉛筆の人事部に配属されて3年の女性社員・真野直己を前田敦子、人事部長・平田美和を鈴木保奈美、社内事情にやたら詳しい人事部の研修担当・堀愛美を松本まりか、人事部で人見を観察する若手社員・森谷詩織を桜井日奈子が演じる。

また、人事部で出世欲が著しい社員・須永圭介に新納慎也、韓国と日本のハーフで人事部の採用担当ミン・ウジンにヘイテツ、人見を抜てきした常務取締役・里井嘉久に小日向文世、社長の小笠原治に小野武彦が扮(ふん)する。

早期退職希望者の募集がスタート、人見は社員の一人と面談をするが…

日の出鉛筆では早期退職希望者の募集が始まり、人事部長の平田は、人見や真野ら部員たちに、対象社員全員の面談を行うよう指示する。

人見が担当することになったのは、会社的に「退職させたい社員」の一人であるEC事業課の50台後半の社員・持田信雄(阿南健治)。持田は“鉛筆を削るのがやたら上手い”という特技を社長の小笠原に気に入られて入社した男だが、その後は何の実績も残せず、部署を転々としていた。

人見は、平田から渡された資料に従い、“あくまでも対象者の希望による”という体裁を取りつつ、持田に早期退職を促そうとする。

ところが持田は、「今辞めるわけにはいかないんです！勘弁してください！」と頭を下げて人見を困らせる。

ある日、人見は再び持田との面談を試みるが、高校3年生の双子の娘がいる持田は、来年2人とも大学受験が控えているためお金がかかるから会社を辞めるわけにはいかないと人見に打ち明ける。

人見は情に流され、早期退職を促すどころか「夢叶えてあげましょう！退職なんてしなくていい！」と言ってしまうのだった。

人事部一同が人見をサポートする姿に「いいチームだな」と感動の声

持田が鉛筆を削る姿をライブコマースという形で配信して、視聴者の鉛筆の購買意欲を高めることができたら彼の評価が上がるのではないかと人事部のみんなに提案した人見。

そしてその作戦を実行するが、珍しく失敗に終わり、持田は退職すると人見に報告する。

その夜、会社で一人暗い顔をしている人見に、「結果は結果だけどさ、仕方ないときもあるし失敗したとか自分のせいとか思う必要ないって」と、真野は優しい言葉をかける。

すると人見は「今回はみんなに感謝っすね」と言い、「娘のために退職金もらえるよう頑張れ！」と持田に喝を入れた須永のことや、持田の再就職先として提案する会社のリストを作った富樫のこと、さらに持田に紹介できそうな会社をピックアップした堀、持田の再就職活動に活用できそうなプロフィールを作成したウジン、持田に合いそうな仕事を探した森谷のことを真野に話す。

人事部一同が、持田の力になりたい人見のサポートをしたことが明かされたシーンに、「日の出鉛筆人事部素敵すぎる」「いいチームだな」「人事部めちゃくちゃあたたかい」「富樫さんシゴデキ！」「須永さん熱い」「堀さんの人脈！」「人事部のみんな優しいね」「毎回泣かされる〜」「今日はみんなが人見くんを支える回」「結局会社って『人』なんだよなぁ」「人事部のチームワークがよくなってってウルウルきちゃった」など感動の声が上がり、SNSが盛り上がった。

次週の予告映像には、人見が社長の小笠原の家に潜入する場面も。最終話前編となる第10話にも期待したい。

◆文＝奥村百恵