永瀬廉「マジすげーっす！」知られざるスタッフの裏側の仕事にリスペクト＜キントレ＞

King ＆ Princeの永瀬廉が、6月7日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ／Huluでも配信)でIKEAのアルバイトに挑戦。その中で、永瀬がスタッフに感謝する一幕があった。

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永瀬廉がIKEAのアルバイトに挑戦

キンプリの二人がさまざまなアルバイトに挑戦する「King ＆ Princeのバイトレ」。今回は永瀬が北欧スウェーデン発、世界最大級の家具量販店「IKEA」を訪問した。

マーケティング部の浅沼さんに迎えられ、IKEAへ来たことはあるかと聞かれると、永瀬は「初めて一人暮らしした時に、買ったソファがIKEAです」と回答。また、IKEAの印象について「めちゃめちゃ楽しい所。めちゃめちゃ大きいから家具屋さんのディズニーみたいな」とコメントすると、イケア・ジャパン創設時の社長は「ライバルはディズニー」と語っていたと言う。

また、IKEAではスタッフをニックネームで呼んでいるそうで、永瀬は足が速いことから「ちーたー」と名乗ることに。

“ちーたー”永瀬がルームセット作りに挑戦

最初に永瀬に任された仕事が、ルームセット作り。インテリアデザイナーのはるかさんに教わりながら、ベッドルーム作りに挑戦した。

まず、架空の顧客像「ペルソナ」を作るのだが、既に設置されているベッドルームを見た永瀬は「女の子だろうな」とつぶやき、さらに同居していることや付き合って半年が経過していること、「男性が女性の家に転がり込んでいるタイプ」と予想してみたものの不正解だった。

ペルソナは、年間100軒以上の家を訪問してリサーチを重ねながら、住環境に合ったインテリアを提案してきた経験が生かされている。永瀬は「それもホームビジットに行ったからこそ、ちゃんとリアルな声が聞けて。すごいいろんなことを考えられているんですね」と感心した様子。

今回、永瀬が挑む部屋のテーマは「理想の女子部屋」。一人暮らし、20代前半、上京したて、毎週日曜に新大久保で推し活を楽しんでいる明るい性格の女の子という設定だ。

永瀬は「推し活っていう時点で、僕らを推してくれてる人とちょっと似てる部分ではあるから。想像っすね、あとは。Imagine」とカメラ目線で語った。

推し活女性を想定したベッドルームが完成

永瀬は、店内の商品を見てまわり、「いや～悩むね、こりゃ」と早くも苦戦した様子。「結構、色多めにして選んだから今回は」と語り、さらに「照明、元気な方がいいな」と赤い照明をセレクト。ベッドカバーや枕カバーにも色を使っていくと方向性を決めた。

さらに、頭を悩ませたのが家具の配置。永瀬はベッドに腰掛け、そのまま仰向けに寝て「えー、どうすりゃいいかな」「明るい女子、明るい女子…」と考えを巡らせていた。その後、番組スタッフに手伝いをお願いしたものの、気付けばスタッフ主導になる一幕も。

そこで、永瀬は来店中の女性客に、「ちょっとアドバイスください」とリサーチを開始。推しのグッズを飾れるようなものが欲しいとの声に応え、「推しスペースを作ります」と宣言。ベッドルームを完成させた。

そして、「推しがいるということで、至るところに推しを飾らせていただきました」とこだわりを明かし、「元気な子ということで、部屋を見て明るくなるのがいいのかな」と、ベッドカバーなどを明るさを出した一方で、ラグをベージュにして全体をまとめた。

完成した部屋をはるかさんに評価してもらうと、色づかいは高評価だったが、照明の位置など導線を考える必要があると指摘を受けた。IKEA新三郷では、永瀬のセレクトをベースに、イケアチームが手直しした展示用の女子部屋が1カ月ほど展示される。

永瀬の奮闘を通して伝わる感謝の気持ち

昼食後は、大量の商品を保管している倉庫へ。8メートルの高さのある倉庫では、海外から取り寄せたフォークリフトで1日250個以上の積み下ろしをしていると言う。その後は、店頭で接客にも挑戦。ソファを見ていた客に積極的に提案をするなど、接客については高評価をもらっていた。

今回、特に印象的だったのが、倉庫での一幕だ。フォークリフト操縦士のみくさんから、早朝3時から作業を始めていると聞いた永瀬は、「その時間に起きて働いている人、本当にすげーなって毎回思うんですよね、こういう話を聞くたびに」と語り、「マジすげーっす！ありがとうございます、いつも」と頭を下げていた。

これまでさまざまなアルバイトを通して、知られざる裏側に触れてきた永瀬。そうした裏側の努力に感銘を受けていたことが伝わってきたのと同時に、永瀬の人を思いやる心や、リスペクトを忘れない姿勢も伝わってきた。

視聴者にとっても、永瀬のアルバイト企画を通して、知ることのできない裏側に触れることで、永瀬がしていたように感謝の気持ちを持つきっかけになるのではないだろうか。

◆執筆・構成＝ザテレビジョン編集部バラエティー班