＜ニノさん＞渡辺謙、嵐は「人の人生を左右するグループ」二宮和也が思いを語る

2025.06.07 11:03

二宮和也が出演する「ニノさん」(夜7:00‐7:56、日本テレビ系、Huluでも配信)のスペシャル番組「ニノさんとあそぼ」の第6弾が6月6日に放送。二宮が嵐の活動終了について思いを語った。

二宮和也、嵐の活動終了への思い

豪華ゲストとカメラを忘れて遊び尽くす旅、今回のゲストは渡辺謙と小栗旬。渡辺とは1泊2日で石川・金沢、能登の旅へ出た。

夕食タイムでは、渡辺とニノさんファミリーがそれぞれの近況トーク。渡辺は、来年の嵐の活動終了について触れ「ニノ的にはどういう感じなの？」と二宮に尋ねた。二宮は「それはみんなで話してて、そういう風になっていくだろうな、というのは話し合っていく段階で考えていたので」と打ち明ける。

続けて、二宮は「僕ら的には『こんなにもたくさんの人たちにお世話になって、何もなしはないよね』っていうのはみんな思っているところなので。スケジュールは立てて、ライブやって」と説明。ライブを何本ほどやるかはまだ決まっていないと言い、「曲どうすんの？とか、そういうのも含めて今話し合ってる段階なので」と語った。

渡辺が「始まる前から聞くのも変だけど、本当にファイナルってなったときって、どういう感情になるんだろうね？」と尋ねると、二宮は「本当…ね」とコメント。陣内智則は「ファンの人はうれしいけど複雑よね」とファンの気持ちを推測し、二宮も「複雑だよね」とうなずいた。

渡辺はさらに「再びやるっていうふうにはあんまり思われてなかったでしょ？」と質問し、二宮は「思われてなかったと思います」と回答。すると、渡辺は「それはうれしいんじゃない？またやるんだ、って」と口にしていた。

菊池風磨も「僕もたまげました」と反応し、二宮は「風磨は嵐が好きで入ってきた、この世界」と告白。さらに二宮は「嵐のデビュー曲の作詞を風磨のお父さんがやってた」と明かし、菊池は「うちの親父は嵐の5人のこと息子だと思ってます」とコメント。二宮は「俺らは親父だと思ってないですけど」と反応し、笑いを誘った。

渡辺謙、嵐は「人の人生を左右するグループ」

渡辺は「人の人生を左右するグループだったんだなぁ。たいしたもんだ」と二宮の肩をたたき、陣内も「嵐ってすごいよね」としみじみ。吉村崇は「僕、韓国とかでライブやってたんですよ」と切り出し「嵐がすごいんですよ。『(嵐と)一緒に出てた人ですよね？』っていうので認識されてる」と明かした。

吉村は「俺、国によっては嵐だと思われてますよ、多分。『歌だけあの人出ないけど…嵐ってトーク担当とかいるんだ』みたいな」と嵐の絶大な影響力を告白。二宮は「でもね、『動き出します』って言えたのはよかったですね、やっぱりね」としみじみ語っていた。

盛りだくさんの回だったが、やはり今回は二宮が嵐の活動終了について語ったことが印象的だった。ゲストの渡辺を含むニノさんファミリーも全員嵐のことが好きなのだと感じる優しい空間で、画面を通してでもその温かな空気感が伝わってくるようだった。

特に、渡辺の「人の人生を左右するグループだったんだなぁ」という言葉には重みがあった。菊池のように嵐に憧れて芸能界に入ったという大きなことではなくても、嵐の存在によって背中を押されたり、つらい日々を頑張ろうと思えたり、逆に少し肩の力を抜いてみようと思えたり、嵐の存在や楽曲に支えられてきた人たちは世界中にいるはずだ。

嵐は来春で活動終了という形にはなるが、嵐とファンが一緒に歩んできた日々や、嵐が紡いできた歴史は決して消えない。思い出も楽曲もずっと生き続ける。寂しさがないといえばうそになるが、それでもやはり、これからの嵐の活動を見守っていきたい。