＜PJ ～航空救難団～＞濱田岳“仁科”が崩落に巻き込まれ行方不明に…生還を信じる内野聖陽“宇佐美” 視聴者からも無事を祈る声

2025.06.05 06:00

内野聖陽が、主演を務める4月期木曜ドラマ「PJ ～航空救難団～」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系／Tverにて配信)第7話が6月5日(木)に放送される。同作は、航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)を舞台としたテレビ朝日初となるレスキュー大作。テレビ朝日の連続ドラマで15年ぶりに主演を務める内野は、PJの隊員を育てる救難教育隊の主任教官・宇佐美誠司を演じる。

“究極の救難部隊”での1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿を描く

同作の舞台となる航空自衛隊航空救難団は、選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う人命救助最後の砦、いわば“究極の救難部隊”。

作中では、内野演じる、激しい情熱を内に秘め型破りな訓練で訓練生を鍛え上げていく主任教官・宇佐美と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちとの1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿が描かれる。

訓練生役に神尾楓珠、石井杏奈ら　航空自衛隊がドラマに全面協力

訓練生役として、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎が出演。救難教育隊の教官には、内野のほか、濱田岳、眞島秀和らが扮(ふん)する。

監督を務めるのは、「JIN-仁-」(2009・2011年、TBS系)をはじめ、「義母と娘のブルース」(2018年ほか、TBS系)などを手掛けた平川雄一朗、脚本は、「東京リベンジャーズ」シリーズ(2021年)などを手掛けた高橋泉が担当。また、実在の航空救難団にスポットを当てドラマ化するにあたり、航空自衛隊が全面協力している。

「PJ～航空救難団～」第7話あらすじ

PJを目指す学生・長谷部達也(渡辺碧斗)が、大問題に発展した教官・宇佐美誠司(内野聖陽)のパワハラ疑惑について虚偽の告発をしたことを正直に打ち明け、自粛を解かれた宇佐美が訓練に復帰できることに。学生たちの士気はますます高まる。しかし長谷部には、この一連の騒動の中で考え始めたことがあった。

一方、線状降水帯による大規模災害の現場では、仁科蓮(濱田岳)らが決死の救難活動を行っていた。救難ヘリコプター・UH-60Jの操縦士・森野明里(野村麻純)や中林(高岸宏行)に、斜面崩落の危険性から退避を促されたものの、仁科の耳には校舎の奥から聞こえてきた少女の泣き声が届く。

目の前の命か、退避か、タイムリミットが迫る中、究極の決断を迫られた仁科は、救難員として少女に手を差し伸べる。しかし、そんな彼に無情にも土砂が襲いかかる。

そして、仁科が行方不明になったと緊急連絡を受けた教官たちはがく然。しかし、教官になって最初に担当した学生でもある仁科をかわいがっていた宇佐美は、彼の生存を強く信じ、気丈に振る舞う。

また、教育隊長・堀越正一(宍戸開)から連絡を受け、基地で待機することになった仁科の妻・芽衣(黒川智花)も、2人の息子とともに祈るような気持ちで、夫の帰りを待ち続ける。ニュース速報で事故を知った宇佐美の元妻・乃木真子(鈴木京香)や娘の勇菜(吉川愛)、そして学生たちもまた、胸が張り裂ける想いで、仁科の無事を祈る。

――という物語が描かれる。

「どんな厳しい訓練をしても自然の理不尽さには勝てないんじゃないか」

ドラマ公式ホームページで見ることができる予告動画は、泥だらけの顔をした仁科が「俺は…救難員だぜー！」と自らを励ますように叫ぶ姿から始まる。しかし、次の瞬間、「仁科さーん！」と仲間が呼ぶ声と共に斜面が崩落する映像が目に飛び込んでくる。

「仁科教官が行方不明って本当ですか？」と尋ねる勇菜、「まだ捜索中だ」と答える宇佐美、生まれたばかりの赤ちゃんを抱き「夫が帰ってくるんです」と、真子に笑顔を見せる芽衣…仁科の帰りを待つ人々の様子が切り取られる。

「どんな厳しい訓練をしても自然の理不尽さには勝てないんじゃないかって」学生たちの厳しい訓練を見てきた勇菜はそんな疑問を口にする。

そんな中、長谷部は「ずっと考えてたことがあってさ」と、仲間の学生たちに語りかける。

視聴者からはSNSで「生還してほしい」「仁科さん生き残ってくれ」「仁科教官、帰ってきて」「仁科教官なら絶対大丈夫と信じてる」と仁科の無事を祈る声や「ずっとドキュメント見てるようで、毎週現実とドラマと演技の境目が分からなくなる」「毎回PJを見ながら、人を救うことはとても大変で本当に命懸けなんだということを学びながら見させてもらってます」といったドラマへの感想が寄せられている。

※高橋泉の高は正しくは「はしご高」