＜PJ ～航空救難団～＞内野聖陽“宇佐美”がパワハラ疑惑で自粛を言い渡される学生たちが動揺する中、大規模災害が発生

2025.05.29 06:30

内野聖陽が、主演を務める4月期木曜ドラマ「PJ ～航空救難団～」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系／Tverにて配信)第6話が5月29日(木)に放送される。同作は、航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)を舞台としたテレビ朝日初となるレスキュー大作。テレビ朝日の連続ドラマで15年ぶりに主演を務める内野は、PJの隊員を育てる救難教育隊の主任教官・宇佐美誠司を演じる。

“究極の救難部隊”での1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿を描く

同作の舞台となる航空自衛隊航空救難団は、選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う人命救助最後の砦、いわば“究極の救難部隊”。

作中では、内野演じる、激しい情熱を内に秘め型破りな訓練で訓練生を鍛え上げていく主任教官・宇佐美と、PJの隊員を目指して超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちとの1年に及ぶ“地獄”の訓練に立ち向かう姿が描かれる。

訓練生役に神尾楓珠、石井杏奈ら　航空自衛隊がドラマに全面協力

訓練生役として、神尾楓珠、石井杏奈、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎が出演。

監督を務めるのは、「JIN-仁-」(2009・2011年、TBS系)をはじめ、「義母と娘のブルース」(2018年ほか、TBS系)などを手掛けた平川雄一朗、脚本は、「東京リベンジャーズ」シリーズ(2021年)などを手掛けた高橋泉が担当。また、実在の航空救難団にスポットを当てドラマ化するにあたり、航空自衛隊が全面協力している。

「PJ～航空救難団～」第6話あらすじ

PJを目指していた学生・藤木さやか(石井杏奈)が、自ら救難員課程を辞退。すると、さやかが辞めたのは教官・宇佐美誠司(内野聖陽)に精神的に追い込まれたためだという告発があり、教育隊長の堀越正一(宍戸開)は、宇佐美に自粛を申し渡す。

大山順一(眞島秀和)が訓練を担当することになるのだが、宇佐美の不在にショックを受けた学生たちはいまいち集中力が保てない。学生たちの中でも、特に宇佐美を尊敬している長谷部達也(渡辺碧斗)は、自衛隊幹部の父に頼めば自粛を取り消してもらえるかもしれないと考え始める。

時を同じくして、長野県に線状降水帯による大規模災害が発生。地元の警察や消防、近傍の救難隊では人員不足のため、精鋭揃いの救難教育隊も出動することになる。出動を命じられたメンバーは、救難ヘリコプター・UH-60Jで飛び立っていく。

現場に到着し、必死で救難活動を続けるPJたちは、崖上の学校で倒れている男性を発見。しかし、無事を確認し、ヘリに収容しようとしたその時、山の方からゴゴゴゴと、地鳴りのような音が。崩落の危険を感じたPJたちが男性の収容を急ぐ中、校舎の奥からかすかな泣き声が聞こえてくる。

――という物語が描かれる。

宇佐美への非情な言葉「要件を満たせば処分対象になります」

ドラマ公式ホームページで見ることができる予告動画には、「教育現場を離れる決断!?」「パワハラで処分対象に!?」と不穏な文字が踊る。「教育の現場から少し離れることになってさ」と宇佐美が電話をすると、真子は「また何かやらかしたの？」と問いただすが、言葉とは裏腹に、表情からは宇佐美のことを心から心配しているのが見て取れる。

「教育停止を告げられ藤木学生が心神喪失状態だった。藤木学生がケガを負ったことは重大だ」「要件を満たせば処分対象になります」という、宇佐美への言葉が響く。

そんな中、沢田(神尾)や東海林(犬飼)らは宇佐美のところへ押しかけ「いつ戻ってくるんでしょうか？」「自分たちは家族だと言ってくれました。自分には主任教官が父親なんです」と、早く教官に復帰してくれるよう訴える。宇佐美の型破りだが、学生たちのことを思う熱い指導は、彼らの心にちゃんと届いていたのだ。

動画終盤ではヘリの中で「仁科インサイト」と合図を出し合うPJたちの姿も。視聴者からはSNSで「仁科教官大丈夫かな？なんかソワソワ…余計な心配だったら良いな」「次回、仁科さんに何かあるような悪い予感…」と仁科を心配する声や、「宇佐美教官が処分対象にかかってしまう重すぎる内容で心配です」「毎話、毎話、涙ですわ」といったコメントが寄せられている。

※高橋泉の高は正しくは「はしご高」