

中居正広氏が反論した“性暴力” 弁護士が「慎重にしなければならない」と語る理由
弁護士の福永活也氏が、フジテレビが設置した第三者委員会が発表した調査報告書に対する中居正広氏側の弁護団による反論について解説している。

弁護士の福永活也氏が13日、公式YouTubeチャンネル『福永勝也@冒険家弁護士』を更新。
芸能界を引退した中居正広氏が弁護団を通じ、フジテレビの第三者委員会が発表した調査報告書の内容に対して反論したことについて、自身の見解を語った。
【動画】弁護団の反論を解説
「行き過ぎた認定」反論
中居氏は今年1月、フジテレビの元女性アナウンサー・Aさんとの間にトラブルがあったことを明かして芸能界を引退した。フジテレビの第三者委が今年3月に公表した調査報告書では、中居氏による「性暴力」を認定していた。
今月12日、中居氏側の弁護団が、「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」と反論。調査報告書の「性暴力」の認定について、「行き過ぎた認定」としている。
また、フジテレビの第三者委が、日弁連による「第三者委のガイドライン」に照らし合わせて中立性、公平性に欠けるため設置目的から逸脱しているとも指摘している。
WHOの定義は「広い意味合い」
福永氏は、報告書では具体的な「性暴力」について示さずに認定したうえで、WHOによる定義を引用していることに触れる。
WHOの定義では、不同意性交にあたるもののほかに「性的な行為を求める試み」や「望まない性的な発言や誘い」など、一般には「セクハラ」とされるものも含まれ、福永氏は「日常用語で使われている『性暴力』の定義よりは結構広い意味合いなんだなと分かる」と説明。
反論は「問題提起」
そのため、「中居さんが性暴力をしたと認定されたということだけが一人歩きをして、調査報告書を全部読まない人からすると、もう不同意性交にあたるようなことが行われたんだというふうに思い込んでいる人が結構いて、『今からでも刑事告訴をすべきだ』みたいなこと平気で言っているんですね」と指摘。
続けて「もちろんそういうことがあったのかもしれないけど、なかったかもしれない。分からないんですよ、というところを中居さん側、代理人の方は改めて世間に対して、『そこまで言われるのはちょっとおかしいんじゃないですか』みたいな問題提起をしているんだと思います」と解説した。
批判は「慎重にしなければ」
弁護団側の、第三者委がガイドラインに反しているとの指摘には、「(ガイドラインでは)事実認定はするけれども、基本的には何かしらの懲罰を目的とするものではないと書いてあるんですけれど、法的な評価とか価値判断に基づく評価とかは一切してはならないとまでは書いてないんですよ」とし、「必ずしもガイドラインに反しているとまでは言えないのかなと思いました」との見解を示した。
そのうえで、「性暴力という言葉から感じるイメージよりはかなり広いものを認定しているので、ただちに中居さんに対して不同意性交があった、みたいな感じの批判とかっていうのは、ちょっと慎重にしなければいけないのかな、というふうには思いました」とまとめている。
「白黒はっきりさせて」「なぜこの時期」
福永氏の解説に、ユーザーからは「どうせ中居側は何も言えないだろうと踏んでやりたい放題言いたい放題の感があったから、中居も反論すべきところは反論するってのはいいと思う」「中居を擁護するしないの問題ではなく第三者委員会の公平性や信頼に関わる問題。ここは白黒はっきりさせて欲しい」との声が。
一方で、「なぜもっと早い時点で、このような異論を申し立てなかったのか? 時間かかりすぎだろ。これじゃあ、いつまで経っても、女性は前に進めない」「なぜこの時期なんでしょうね。もっと早くても良かったと思うんですが」「性暴力をやっていないのであれば、じゃあ何をやったのかを具体的に説明しなきゃだめですよ」といった意見も見受けられた。
弁護団の反論を解説
https://youtu.be/sr730h6aqw8?si=73yW_evUUjYkn60P
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
つんく♂、妻とのデートショット公開「ラブラブで羨ましい」「お似合い」と反響モデルプレス
-
西山茉希、娘2人とのデコ出し親子ショット公開「そっくり」「素敵な家族」と反響モデルプレス
-
藤原紀香、夫・片岡愛之助との記念2ショット公開「絵になる」「本当にお似合い」と羨望の声モデルプレス
-
フィロソフィーのダンス「10th Anniversary Premium LIVE ~We are Funky Diamonds~」開催決定!結成10周年のアニバーサリーイヤーにはじまりの場所であるLIVE HOUSE FEVERに帰還!WWS channel
-
冷たい役柄とお茶目な姿のギャップ…麻生久美子、流し目ウインクショットに「胸が打たれました…」の声<魔物>WEBザテレビジョン
-
岡田将生、ワイルドな髭姿披露 雰囲気ガラリショットに反響「色気爆発」「渋くてかっこいい」モデルプレス
-
丸山桂里奈が“妖怪的”な深夜グルメを告白 あまりの背徳っぷりに同じ夜型人間からも驚きの声<上田と女が吠える夜>WEBザテレビジョン
-
Travis Japan七五三掛龍也「ViVi」ソロ初登場 雰囲気ガラリのメイク&1時間半美容論“爆語り”企画もモデルプレス
-
SixTONES「ViVi」初の合併号表紙に登場 メンバー同士の深い絆・未来のビジョン明かすモデルプレス