芳根京子“なつ美”と本田響矢“瀧昌”のキュンと切なすぎる別れにSNS騒然＜波うららかに、めおと日和＞

2025.05.13 16:04

提供：WEBザテレビジョン

芳根京子が主演し、本田響矢が共演するドラマ「波うららかに、めおと日和」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第3話が5月8日に放送。新婚夫婦のなつ美と瀧昌の甘い生活と切なすぎる別れが描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

令和の時代にこそ見たくなるハートフル・昭和新婚ラブコメ

西香はちによる同名コミックが原作の本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。

主人公の江端なつ美は、桜咲く春の季節、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、旦那不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。

携帯もない時代、戦前の日本で暮らす恋愛に不慣れな男女二人の結婚から始まる恋。ういういしくもじれったい夫婦生活の中で何気ない日常から幸せやいとおしさを感じ、少しずつ距離を縮めていく…といったストーリーだ。

「我が家の恒例行事」に瀧昌は…

第3話では、少しずつ距離を縮めていく新婚夫婦のなつ美と瀧昌が、二人で街を散歩する。

瀧昌が商店や写真館を案内する中、なつ美が段差につまずいて転びそうになると瀧昌はとっさになつ美の腕をつかみ、そのまま手を握る。赤面しながら手をつないで歩く二人の姿に、SNSでは「かわいすぎる！」との声が寄せられた。

そんな瀧昌には秘密の場所があるという。それは山の上の小さな川で、初夏になるとたくさんの蛍が見られるとのこと。

これを聞いたなつ美は、瀧昌の手を両手で握りしめて「来年も再来年もその次も、見にいきたいです。我が家の恒例行事にしませんか？」と伝える。そんななつ美の両手を包み込み「それなら、必ず帰らないといけませんね」とほほ笑む瀧昌。もうこの時点でキュンの連続、SNSは瀧昌となつ美の胸キュン要素たっぷりのやり取りに反響が集まっていた。

子供と接する瀧昌になつ美の妄想が止まらない

そんな中、瀧昌は上官から背広を作るように言われ、なつ美と一緒に初めてのテーラーへ向かう。

緊張する二人の前に出てきたのは、なんと小さな男の子だった。一生懸命に接客する少年に、タジタジになる瀧昌。それを見たなつ美の脳裏には「もしも子供が生まれたら、絶対かわいい！」との妄想が広がっていた。

別れのシーンが切なすぎる！

そして夜、ひょんなことから武運長久の意味が込められた、トンボのカフスボタンを瀧昌に渡すなつ美。「武運長久だなんて、重いかな…と思って」と照れくさそうに笑うと、瀧昌は少し呆然として、「帰ってきてから仕事のことをすっかり忘れていたなと」と言う。これを聞いたなつ美が「ゆっくり休めたんですね」と話すと、瀧昌はなつ美の手を取り「こんなに休めたのは初めてです」と笑顔を見せた。

しかし、なつ美は翌日に瀧昌が海軍の仕事のために船に戻ることを知る。瀧昌を前にして、なつ美は「荷造りはできてますか？　何かお手伝いできることありますか？」と質問攻め。そうするのには理由があって、それは寂しさのあまり涙が込み上げてきたのをごまかすためだった。

なつ美は瀧昌にもたれると涙を流しながら「寂しい…」と声を振り絞る。そんな自分のことをなつ美は心の中で「お国のために働いてるのに…妻、失格ね…」と戒めた。それに対して、瀧昌は「なつ美さんの寂しさを解消する言葉も行動も持っておりません」ときっぱり。そして、後ろ髪を断つという思いと、必ず帰るという意味を込め、髪を切ってほしいとなつ美に頼んだ。

そして、二人はしばし別れることに。出発する瀧昌の手元にはトンボのカフスボタンがしっかりと付けられていた。このシーンにファンからは「後半ずっと泣けた」「切なすぎる！」などの声が多く寄せられた。

◆文＝於ありさ