芳根京子が主演、高橋橋海人と共演する映画『君の顔では泣けない』実写映画化(C)2025「君の顔では泣けない」製作委員会

『君の顔では泣けない』芳根京子&高橋海人で実写映画化、入れ替わったまま15年経った男女演じる「精一杯、生きました」

2025.05.09 17:38
提供:Deview

 作家・君嶋彼方氏のデビュー作『君の顔では泣けない』(発行:KADOKAWA)が、芳根京子主演、King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)で実写映画化されることが決定。今年11月に全国公開される。芳根と高橋は今作が初共演となり、高校1年生から入れ替わったまま戻れないふたりの、切なすぎる物語を描く。

 2021年9月に発売され、瞬く間に話題となった『君の顔では泣けない』。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前に重版が決定するなど、大きな注目を集めた。

 物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみ。これは何かの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。

 しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。進学、初恋、就職、結婚、出産、親との別れ…人生の転機を入れ替わったまま経験していく2人。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。

 入れ替わったことをなかなか受け入れられないままなじめず、不器用でありながらも誠実に生きようとする主人公・坂平陸を芳根が、陸と入れ替わり心に【まなみ=女性】である本音を隠しながらもうまく【陸=男性】として気丈にふるまう水村まなみを高橋が演じる。

 監督を務めるのは『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎。初めて原作を手に取った時、【15年間入れ替わったまま生きていく】という設定に、「こんなにも様々な解釈が可能で豊かな物語を作れるのか、と発明を発見したかのように驚いたことを覚えています」と振り返り、「困難な設定をどのように映像化するのか非常に悩んだ」と明かした。

 一足先に完成した作品を鑑賞したという君嶋氏は「全員が原作に対して真摯に向き合って作り上げてくださった映画だと感じました」と素直な気持ちを明かし、「原作の一番のファンである自分が言うのだから間違いありません」と太鼓判を押している。

■キャストコメント
▼芳根京子
水村まなみとして生きてきた15年。
ある日突然始まった、坂平陸としての人生。
どうやったら自分らしく生きていけるのか。
どうすれば、相手らしく生きることができるのか。
どうやって自分を受け入れていくのか。
どうすれば相手を受け入れられるのか。

入れ替わって15年。
大学、仕事、恋愛、出産。

さまざまな経験を経て、30歳になった2人は、果たして元に戻ることができるのか?
そもそも、戻りたいと思うのか?

もがいて、もがいて、それでも精一杯、生きました。
この物語を、ぜひ映画館で見届けていただけたらうれしいです。

▼高橋海人
入れ替わってから15年。
静かな痛みを、長い間抱えてきた2人。
未来が見えない怖さと2人で戦いながら、でも同時に、だからこそ日々の痛みも大切に感じられる。

まなみと陸のあいだに流れる、リアルとファンタジーの狭間みたいな時間を、そんなふうに思い描きながら。僕の中にある想像力を総動員して作品に向き合いました。

観てくださる方は、いつの誰に、どんなふうに心を投影するんだろう。みなさんに観ていただけるのが、すごく楽しみです。映画館でご覧いただけるとうれしいです。
ぜひお楽しみください!

■監督・脚本:坂下雄一郎
初めて原作を読んだ時、15年入れ替わったままという設定に、こんなにもさまざまな解釈が可能で豊かな物語を作れるのか、と発明を発見したかのように驚いたことを覚えています。

そしてこの困難な設定をいかに映像化すればいいのかとても悩みました。

解決してくれたのは芳根さんと高橋さんでした。

15年入れ替わったままの陸とまなみという人間を、芳根さんは葛藤し、もがき続ける陸というキャラクターを誠実さで、高橋さんは軽やかさの中に痛みを感じさせる繊細さで演じてくださいました。

間違いなくこの映画の見どころはこの2人です。ぜひ劇場でご覧ください。

■プロデューサー:小西啓介
芳根さん、高橋さんのお2人については、過去の出演作をいくつか拝見し、監督とも相談し、このお2人しかこの役はできないと思いオファーさせていただきました。15年の積み重ねを表現するために、入れ替わる前の15年、入れ替わった後の15年、合計30年分の人生を想像しながら、他人の人生を生きている役を演じるという複雑で困難なミッションを見事にクリアしていただきました。あまりにも自然で見落としてしまいそうな細かな動きやしぐさまで、陸とまなみという役をただただ生きていただきました。お互いを思いやる気持ち、戻りたいけど戻らないほうがいいんじゃないかという葛藤、本作にそこはかとなく漂う優しさと切なさと温かさはこの作品唯一無二のものだと思います。

■原作:君嶋彼方
映画が好きです。けれどあくまで自分が楽しむもので、その世界に携わることなんてないと思っていました。
それがなんと、自分の書いた小説が映画化。しかも思い入れの強いデビュー作。うれしくないわけがありません。
出来上がった作品を観て、喜びは感動に変わりました。監督、スタッフの皆さん、役者の皆さん。全員が原作に対して真摯に向き合って作り上げてくださった映画だと感じました。
映画『君の顔では泣けない』、とても面白いです。原作の一番のファンである自分が言うのだから間違いありません。ぜひご覧になってみてください。

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