平祐奈、Snow Man・阿部亮平は「現場ではみんなから“先生”と呼ばれてます」＜あなたを奪ったその日から＞

2025.04.28 22:55

北川景子が主演を務めるドラマ「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)が、現在TVerにて配信されている。大森南朋演じる結城旭の長女・結城梨々子役の平祐奈が、撮影現場でのエピソードや共演シーンの多い玖村毅役・阿部亮平(Snow Man)の印象などについて語るコメントが公開された。

サスペンスフルな親子愛の物語

本作は、わが子を失った事故の真相を追いながらも自分の犯した罪に苦しみ、葛藤し、周囲を巻き込み、それでも生きていくというサスペンスフルな親子愛の物語。食品事故で子どもを失った母親が事故を起こした男の3歳の娘を誘拐し復讐を果たそうとするが、その誘拐には大きな誤算があった。

「子役の子たちが本当に天使のようです！」

――シリアスなシーンが多いと思いますが、撮影現場はどのような雰囲気ですか？

平：重いシーンが多いのですが、現場はとても穏やかで、キャスト＆スタッフみんな仲がいいです。本編のシリアスさが想像できないくらい、和やかな雰囲気に包まれています。

――その雰囲気を作っているムードメーカーは誰なのでしょう？

平：萌子役の倉田瑛茉ちゃんや子役の子たちがいると、やはり現場がほっこりしますね。本当に、天使のようです！先日の記者会見では仁村紗和さん(東砂羽役)がムードを作ってくれていましたが、一緒に撮影するシーンがあまりないんですよね。私がご一緒する方でいうと、筒井道隆さん(望月耕輔役)がムードメーカーかもしれないです。いつも面白い話をしてくれて…いや、お話というか、筒井さん自身の性格が面白い(笑)。そのおかげで、自然とみんなが笑顔になっています。

――印象に残っている筒井さんのエピソードはありますか？

平：筒井さんは、常に何かに対して疑問を抱いているんですよ。自分のセリフじゃなくても、梨々子のセリフに対しても「なんでこんなこと言うのかな？」「なんでこんなことするのかな？」など疑問を持っていて、そのおかげで気づかされることもあって「私のことまで考えてくれて、ありがとうございます」という感じです(笑)。疑問のほかにも思っていることがダダ漏れで、みんなで笑っています。

「阿部さんは何を聞いても優しく答えてくださる」

――梨々子の家庭教師・玖村毅役の阿部亮平さん(Snow Man)とは、おそらくいちばん共演シーンが多いと思います。今作が初共演とのことですが、印象は？

平：阿部さんは家庭教師役が本当にお似合いの、真面目で誠実な好青年です。家庭教師役ということで、現場ではみんなから「先生」と呼ばれています。そんな阿部さん演じる玖村先生を、梨々子はどん底に落としていくのですが…。登場したばかりの爽やかで優しい印象から、梨々子にどん底に突き落とされてからの印象のギャップが本当にすごいです。セリフの言い回しや表現もガラリと変わり、また新しい魅力が出てくるんですよね。そのグラデーションが素敵だと思いました。

――撮影現場では、どんなお話をしていますか？

平：阿部さんはとても物知りなので、何を聞いても優しく答えてくださいます。「あな奪」チームでクイズ番組に出演したのですが、本当に頼れるお兄さんでした。たくさん助けてもらいました。

――最後に本作をTVerで楽しむ方に向けて、メッセージをお願いします。

平：萌子役の瑛茉ちゃんがとにかくかわいくて！自慢の妹です。皆川灯役の石原朱馬ちゃんも愛らしくて、2人には本当に癒されています。TVerでは繰り返して何度も見られるので、視聴者の皆さんもぜひ2人に何度も癒されてほしいですね。瑛茉ちゃんに「どのシーンがお気に入りだった？」と聞いたら、第1話にあった「玉ねぎを切るシーン」ですって(笑)。切る音がスカッとするみたいで、巻き戻して何回も見たと言っていました。

そういう楽しみ方もできますし、また子どもを持つ親御さんが見ると、きっと紘海さんに共感して切なくなると思います。メッセージ性が詰まったドラマになっているので、ぜひそれを受け取ってほしいです。話が進むにつれて怒涛の展開になっていきます。私自身、続きが気になって台本を読む手が止まりませんでした。視聴者の方々もきっと次回が待ち遠しくなると思いますので、TVerで何度も見返してもらい、次のお話を楽しみに待っていただけたらうれしいです。