ついに明らかになる成宮寛貴“神城真人”の過去それを知らず依存していく妻の瀧本美織“澪”＜死ぬほど愛して＞

2025.04.28 12:00

ABEMAオリジナルドラマ「死ぬほど愛して」(全8話)(毎週木曜夜11:00ー11:48　ABEMA SPECIALチャンネル)の第5話が、ABEMA SPECIALチャンネルにて4月24日に放送され、“魅惑的な殺人鬼”が生まれるまでの過去が明らかになった。

本作では、8年ぶりに俳優復帰したばかりの成宮寛貴が、“魅惑的な殺人鬼”神城真人(かみしろ・まさと)役で主演を務める。

第5話では

第5話では、「女性記者殺人事件」で殺された記者の南沢夕陽(久間田琳加)は、結婚後に突然死した叔母の夫の真人を不審に思い、独自に取材する。真人の足跡をたどるため、南沢は北海道の児童養護施設に行き、そこで幼少期の真人の写真を指さすと、職員から「その子は金倉俊紀くんですよ」と指摘される。

そして、俊紀には妹がいること、震災孤児であること、腕に火傷のあとがあることを聞き、あまりにも真人の特徴と一致していることに南沢はいぶかしむ。この疑念の手がかりを得るべく、南沢は俊紀の妹が入院している病院を訪れると、そこには真人の姿があったのだった。

俊紀(カルマ)は、離れて暮らす妹の茜に「大手企業で働いている」と語るも、実態は特殊詐欺グループの幹部で、ある日、詐欺拠点が摘発されると、大金を抱えて北海道から東京に逃走してしまう。

上京後、パチンコ店で働いていると、同じ児童養護施設で育った真人と偶然、再会する。3000万円もの万馬券を当て、それを自宅に保管していることを包みかくさず告白する、妙に羽振りの良い真人は「生きてりゃいいことがある」と熱弁し、俊紀は「そうだよな……」とつぶやく。

そして、真人を家に誘い、泥酔して、眠りこんだことを確認すると、灯油に引火し、俊紀は「これからは俺がお前の代わりに生きるよ」と言い放ち、炎に包まれる幼なじみを置いて、家を飛び出した。

再会を約束する金倉俊紀と彩

真人の3000万円を奪い取り、美容外科クリニックに向かった俊紀が、包帯を取ると、現在の真人の姿に様変わりしていた。そして、整形で得た端麗な容姿を武器にしてホストクラブで勤務する。同僚から孤立して我が道を行く真人は、先輩ホストの客を奪い取ったことでトラブルに発展する。激しい暴行を加えられるも抵抗しなかった俊紀だったが、突如、逆上して、先輩ホストの手の甲にためらいなくアイスピックを突き刺す。

客の彩(青山倫子)が、ホストたちの乱闘を収め、自宅で俊紀を手当する。そのお礼で俊紀はキスをしようとするも、彩は「バカは嫌いなの」と拒否する。しかし、俊紀が知性をつけた時、再会を約束する。また、彩は源氏名ではなく本名を問うと、俊紀は「真人」と回答して、“神城真人”としての人生を歩み出したのだった。

その過去を一切、知らない妻の澪(瀧本美織)は、相変わらず真人に依存する日々のある日、真人が文鳥に指をかまれ出血すると、澪はその指をなめ、血を吸い取る。

ついに明らかになった真人の出自、そして無慈悲に暴力、裏切りをくり返す真人の謎が解明された。