「ALIENSTAGE」コスプレイヤーのこだわり「シンプルな衣装だからこそ、ワンポイントの造形に注力しました」＜acosta!＞

2025.04.20 07:05

漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として海外でも広く親しまれているコスプレ。東京・池袋のサンシャインシティで定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」には、毎回話題作のキャラクターに扮(ふん)したコスプレイヤーが大勢参加。屋内外の各所で写真撮影や交流を楽しんでいる姿が見られる。

WEBザテレビジョンでは、3月8日、9日に開催された同イベントに取材参加し、会場を彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。

「acosta!」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは？

■「ALIENSTAGE」ヒョナ／えれなさん

こだわったポイントは、タンクトップの左側にある刺繍と胸元のローマ字ネームです。シンプルなビジュアルのキャラクターなので、その分キャラを象徴する箇所のデザインには凝ったつもりです。

■「ALIENSTAGE」ミジ／ひびのさん

作中では髪がきれいに整うタイミングがないので、その雰囲気をコスプレでも再現したくて、ウイッグカットの際、あえて切りっぱなしの少し雑な部分を残すことで、きれいに整えた部分とのギャップを出してみました。

■宝鐘マリン(ホロライブ)／蘭さん

こだわったのはウイッグの造形です。ゴスロリバージョンのマリン船長は髪形が縦ロールになるんですけど、これが本当にかわいくて、コスプレをするからには髪形も忠実に再現したいと思い、制作に当たりました。うまくできなかった部分も多く反省点ばかりですが、ずっとやってみたかったコスプレということもあり、仕上がりには満足しています。私自身の動きに合わせて、縦ロールがぽよぽよ動くところもかわいくて気に入っています！

ちなみに、これまでは細身のキャラのコスプレをすることが多く、衣装制作と同時にダイエットに励む…というのがよくあるパターンだったのですが、船長はむっちりとしたスタイルが魅力的なキャラクターなので、今回は逆に体重を増やして、雰囲気の再現に努めました。メークに関しても、たれ目でありながらキリッとした顔立ちになるように、目尻が少し跳ねるような形でアイラインを引いて、つけまつげも目尻側だけにつけるなどして、船長の目元を再現しています。

コスプレが楽しめる大型イベントは今後も全国で続々開催！

こうして大盛況のうちに終了した「acosta!」以降も「ニコニコ超会議2025」(4月26日[土]・27日[日]、千葉・幕張メッセ)や「日本橋ストリートフェスタ2025」(5月18日[日]、大阪市浪速区・でんでんタウン)、「コスサミパーティー」(5月31日[土]・6月1日[日]・14日[土]、愛知・名古屋)など、コスプレも楽しめる大型イベントは全国で多数開催が予定されている。

はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか？　今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。

◆取材・文＝ソムタム田井