橋本環奈＆佐倉綾音、2人の“鷹央”の対面に「目を合わせきれない感じに…」佐倉はドラマ第1話ゲストとして出演＜天久鷹央の推理カルテ＞

2025.04.19 07:00

4月22日(火)より放送スタートする、橋本環奈主演のドラマ「天久鷹央の推理カルテ」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系※初回は9:00-10:00)。このたび、TVアニメ「天久鷹央の推理カルテ」にて主人公の天久鷹央を演じる佐倉綾音が、ドラマ第1話のゲストとして出演することが発表された。取材時が初対面となった“鷹央”を演じる2人が、お互いの印象や作品について語った。

ドラマキービジュアルに「想像を超えてくる鷹央像が伝わってきました」

ーードラマ版、アニメ版の天久鷹央がそろいましたが、橋本さんはアニメ版の魅力をどういったところで感じましたか？　また、佐倉さんはドラマ版の天久鷹央を見ての感想をお願いします。

橋本：アニメを観ていたので、今回こうして佐倉さんにお会いできて、すごくうれしいです。

佐倉：こちらこそです！

橋本：もともと原作のファンだったので、お話をいただいたときは本当にうれしかったです。アニメも毎週楽しみにしていましたし、佐倉さんが演じる鷹央がとにかく魅力的で。声だけでぐっと引き込まれるんですよね。

いろいろなエピソードが心に残ってますが、特に「天使の舞い降りる夜」は本当に感動して、思わず泣いちゃいました。鷹央って、ちょっとコミュニケーションが苦手なところがあって、でもそこがすごく人間らしくて…。そういう部分にもすごく惹かれました。

アニメの鷹央は佐倉さんの表現で存分に魅力が出ていたと思うんですけど、ドラマはまた少し違った空気感で進んでいて、それぞれの面白さを楽しんでもらえたらいいなと思っています。

佐倉：ビジュアルが解禁されたとき、アニメチーム内で「あ、発表された！」と話題になっていました。

橋本：うれしいです！　ありがとうございます！

佐倉：アニメや原作のいとうのいぢ先生のイラストから実写でAI生成した？というくらい理想的な三次元が展開されていて…。橋本さんが鷹央を演じると発表された段階で「きっと完璧なんだろうな」と思っていたのですが、そこをさらに超えてくるような鷹央像が、1枚の写真から伝わってきました。

橋本：恐縮です…。

佐倉：橋本さんと今この距離で座っていて、「めっちゃ見ちゃう。だけど恥ずかしくて見られない」とせめぎ合っています(笑)。

橋本：分かります(笑)。鷹央もちょっとそんな感じがありますよね。私も何か目を合わせきれない感じに…。

共通の知り合いも「謎の仲介役をしてもらいました(笑)」

ーー今回のドラマの話をいただいたときの感想はいかがでしたか？

佐倉：実写作品に出演するのは「王様戦隊キングオージャー」以来なのですが、今回偶然キングオージャーを撮影していたのと同じスタジオだったので、その感覚が蘇ってきています。

普段は、恥ずかしいですし声優なので、顔出しの仕事はあまりお受けすることがないのですが、今回の企画は恥ずかしさや緊張を通り越して、とてもワクワクするコラボレーションだと思いました。

私も橋本さんと同じく原作がとても好きで、10年前に原作から入り、アニメに携わり、今回の企画にたどり着いているので、もし自分にできることが何かあるのであれば頑張ってみようかなとお受けすることにしました。あとは、いろいろな人から橋本さんのお話を聞いていたので、せっかくだからお会いしてみたいなと。それも楽しみでした！

ーーちなみに、誰からどんなお話を…？

佐倉：浜辺美波ちゃんですね。

橋本：佐倉さんが出演されると聞いたとき、すぐにみーちゃん(浜辺)に連絡しちゃいました。

佐倉：私もしました！「会うんだけど」って。

橋本：みーちゃんに“謎の仲介役”をお願いしちゃいました(笑)。

佐倉：緊張する…と伝えたら「大丈夫だよ」と言ってもらって、今ここに臨んでいます。

橋本：私も「面白いから全然大丈夫！」と言われました。

佐倉：会ってみたいと思っていたのでうれしいです。

橋本環奈、佐倉綾音の“声の説得力”に感動

ーー橋本さんは、佐倉さんへどういった印象を持っていましたか？

橋本：声優さんと直接お会いする機会がなかなかないので、今回ご一緒できてとてもうれしいです。

佐倉：ないですよね。

橋本：正直、声優業界のことはまだまだ知らないことが多いんですけど、それでも佐倉さんのお名前はずっと知っていて。すごくご活躍されている印象がありました。

今回のアニメも全部観ているのですが、やはり声の説得力がすごくて…。診断のシーンが本当にかっこよく、感情の動きがすごく伝わってきました。

私もナレーションやアフレコのお仕事をたまにさせていただきますが、声だけで伝えるのはやはり難しくて。佐倉さんのようにはとてもできないので、アニメは完全にファンとして楽しませていただいてます。

ーー実際にお会いしてみて、印象はいかがでしょうか？

橋本：あまりまだお話できていないですが、想像していた通り、すごく優しくてすてきな方だなと思いました。みーちゃんから“面白いよ”と聞いていたので、これからもっと話したら、違った一面も見えてくるのかなと楽しみにしています。

佐倉：まあ、猫はかぶっていますよね(笑)。だって好かれたいし！

橋本：その“かぶってない”佐倉さんにも興味津々です(笑)。今度みーちゃんに連絡して、プライベートでもご一緒できる機会を作ってもらおうかなと思っています。

「天久鷹央の推理カルテ」第1話あらすじ

天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優(三浦翔平)が派遣されてきた。各科で「診断困難」と判断された患者が集められる統括診断部の部長を務めるのは、同院の院長・天久大鷲(柳葉敏郎)の姪で、副院長でもある天久鷹央(橋本環奈)だ。唯一無二の個性をもつ鷹央の言動は、姉である事務長・天久真鶴(佐々木希)を除いて誰も制御できず、研修医の鴻ノ池舞(畑芽育)も「天久鷹央劇場」と評するほど。

この日も小鳥遊のことを初対面にもかかわらず「小鳥」呼ばわりし、無邪気にぞんざいな態度を取る鷹央に、小鳥遊はあ然とするが、同時にその能力に舌を巻くことになる。何を隠そう鷹央は、驚異の診断能力を誇る天才ドクターだった。

まもなく、トラック運転手・香川昌平(塚地武雅)が交通事故を起こし、救急搬送されてくる。ドーナツを食べた直後に手が震え、意識を失ったという香川。彼が口にしたのは、このところ農薬混入事件や、消費者の集団嘔吐事件が相次ぐ会社のドーナツだった。

しかし、いくら検査しても体に異常は見当たらないどころか、事故車内で回収したドーナツからも毒物は検出されない。この難攻不落の病状の原因究明に、鷹央と小鳥遊が挑んでいく。