柳楽優弥が『ガンニバル』シーズン2の撮影を振り返り「核の部分も見失わずにしっかり描いている」

2025.03.19 20:26

ディズニープラス・スター日本発オリジナルシリーズとして2022年に実写ドラマ化された戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作「ガンニバル」の完結編となるシーズン2の第1話と第2話が、3月19日(水)より配信を開始。このたび、本作で主演を務めた柳楽優弥がシーズン2の撮影を振り返りながらその見どころを明かす、特別映像が公開された。

ヴィレッジ・サイコスリラー「ガンニバル」完結編

累計発行部数400万部を超える二宮正明によるサスペンスコミック「ガンニバル」を実写化した本作。

村の真相に迫るため、狂気と暴力の渦に自らを投じる主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽優弥をはじめ、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希役の吉岡里帆らキャスト陣が続投。さらに今回新キャストとして、妖艶と狂気を孕み、供花村に狂気の始まりをもたらす女・若きころの後藤銀役で恒松祐里、銀に見初められ、惑わされ、やがて渦巻く供花村の呪いに取り込まれていく神山正宗役で倉悠貴が出演する。

また、最新作「雨の中の慾情」が東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた片山慎三が監督、アカデミー国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」で共同脚本を務めた大江崇允が脚本を担当し、同じく「ドライブ・マイ・カー」を手掛けたプロデューサーの山本晃久らスタッフ陣も続投。

大悟が真実にたどり着く寸前のところで幕を閉じたシーズン1だが、シーズン2では村に隠された全ての真実がついに明らかとなる。

柳楽が明かす「ガンニバル」シーズン2の見どころ

このたび公開された映像内では、大切な妻・有希と娘・ましろ、そして囚われている子供たちを救うため、一線を越える大悟の強烈なセリフが次々と飛び交う。さらに、大悟役を演じた柳楽が完結を迎えるシーズン2の撮影を振り返りながら、その見どころを明かす姿も映し出される。

「家族を大切に思っている。そして、警官として犯罪を止めたいっていう…」と明かす柳楽の姿からは、怒涛の展開へと突き進んでいく完結編でも、大悟の根底にある強さと優しさを改めて大切に演じた様子が伺える。吉岡里帆演じる妻の有希や娘のましろを案じ、優しく語りかける言葉ですらも、観る者を震えさせるヤバさが伝わってくるようだ。

そんな迫力の演技を披露している柳楽だが「アクションプラス、人物背景とか物語となる核の部分も見失わずにしっかり描いている」と撮影を振り返っており、シーズン1よりもスケールアップした壮絶なアクションの中にも、重厚な人間ドラマが丁寧に描かれていることにも言及している。