「陳内将2025.04-2026.03カレンダーブック」(東京ニュース通信社刊)発売イベントを開催した陳内将

エーステ・リベステなどで活躍中の陳内将、地元・天草のロケ地マップも掲載したカレンダーブック発売「飾るだけではなく一緒に旅してくださったら」

2025.03.17 17:30
提供:Deview

 MANKAI STAGE『A3!』や舞台「東京リベンジャーズ」シリーズなど、数々の舞台で活躍する俳優・陳内将が15日、「陳内将2025.04-2026.03カレンダーブック」の発売記念イベントを都内で開催した。

 2025年4月始まりの今回のカレンダーブックは、昨年12月に発売した2nd写真集「KOKYO」と同じく、地元である熊本県・天草でロケ撮影を敢行。天草を一望できる倉岳神社でのカットや、グラスを片手にゆったりとした時間を過ごす“大人の表情”を収めた写真のほか、全ロケ地マップも掲載し、陳内の魅力と天草の見どころを両方楽しめる1冊となっている。

 カレンダーブックの仕上がりを見た陳内は、「写真集にはないカットや衣装があったり、撮影期間で金髪の日と黒髪の日があったり、今見ても、あの期間で撮ったとは思えないほどの仕上がりになっています。ロケを行ってくださった皆さんのチームワークで成せた1冊になっているので、感謝の気持ちでいっぱいです」と顔をほころばせ、「今回表紙に選んだグラスを持っているカットで、『今日もお疲れさま』というのと、『いってらっしゃい』というのをお客さまに感じ取っていただけたらいいなと思います」とコメント。

 4日間の撮影期間で、1日目に3スポットを撮り終えた後、金髪から黒髪に変えるべく幼少期に通っていた美容室に行ったという陳内。「実家の最寄りにある美容室に行きました。その美容室の名前が“サニー”と言うのですが、僕が演じている『A3!』の皇天馬が、(劇中で)サニーという役を演じたこともあるので、そういう意味でもつながっているんだなと…こじつけです(笑)」とお茶目に振り返った。

 また、お気に入りカットには、天草四郎ミュージアムにある“愛の鐘”というスポットで撮影した、金色のヘアスタイルにブルーの衣装が映える1枚をチョイス。「僕が愛の鐘をついていたのですが、愛の鐘を入れることによって陳内が引きになってしまうという問答があって、あまり愛の鐘がフィーチャーされなかったんです。イベント限定特典のコースターでは、愛の鐘を全面に押し出したものができあがっていますので、ぜひゲットしに来てくださったらうれしいです」とアピールした。

 こだわりについては、「ロケ地マップと、ロケ地マップに載せている『愛の鐘、鳴らそうね』などの1口メモは、僕から相談させてもらいました。あとは、10月のカットだと『今年もあと少しのんびりいきましょ』というように、直筆で数カ所にメッセージを書かせてもらいました」と明かす。

 カレンダーブックには、別冊付録としてクリアファイルとポストカードが封入されている。海鮮丼を持ち、笑顔を見せる姿が印象的なクリアファイルの絵柄について、「湯島という、通称猫島と呼ばれるところでお昼休憩をしていたときのカットなのですが、その日はとにかく暑くて。湯島は日を遮るものがないので、お昼ご飯を食べに行ったというよりは、生き延びるために避難したところで、ライフが回復したまぶしい笑顔の陳内が写っています(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

 また、カレンダーブックをどこに飾ってほしいかという問いかけには「『今日もお疲れさま、今日も頑張ってね』という思いを込めているので、ご飯を食べているときにそっと見える場所に置いていただくのもいいですね」と答え、「ロケ地マップもつけているので、ぜひ飾るのではなく、天草に僕のカレンダーブックと一緒に旅してくださったら、天草の知る人ぞ知る人たちがよろこんでくれるのではないかなと思います」とほほ笑んだ。

 さらに天草での撮影にちなんで、おすすめの天草グルメを尋ねると、「実家が魚屋なので、海鮮をおすすめさせていただきたいのですが」と前置きしつつ、「隣町の龍ヶ岳町というところでかりんとうを販売しているお店があるのですが、そこではかりんとうにちりめんじゃこが入っていて、おつまみにもいいですし、おやつにもぴったりなんです。あとは、からし蓮根はぜひ熊本に行ったら食べていただきたいです。ほかにも、藍のあまくさ村のおみやげ処では、焼きたてのちくわが食べられます」と地元のおすすめグルメを告白。

 3月22日からは、「MANKAI STAGE 『A3!』ACT3!2025」への出演を控えている陳内。「同時に4作稽古をしていて、A公演、B公演を作り上げるだけでもスタッフさんを含め労力がかかっていますが、実はC公演、D公演も通し稽古を完成できるほどの仕上がりになっていて、改めてすごいカンパニーだなと思いました」としみじみ。「我々役者は、普段履いている靴と稽古靴というのがあって、稽古場の下駄箱には入りきらないほどのおびただしい数の靴があります。カレンダーブックのロケ地には『五足のくつ』という名前の場所があったのですが、その比じゃないくらいの靴の量、人の量で作り上げているんだなといろんな思いを感じています」と心境を語る。

さらに、「ABCD公演を通して季節が巡るというか、『A3!』が大切にしてきた瞬間や四季、バトンを、シーンや一言一言のせりふによって、みんなでつないでいるという感覚を持って稽古ができました。チケットはありがたいことに中々入手困難ということですけれど、配信で見られますので、ABCD公演すべてを目撃していただけたら幸いです。頑張ります」と意気込んだ。

 最後に、ファンに向けて「このたび『陳内将2025.04-2026.03カレンダーブック』を発売させていただきました。こうしてカレンダーブックを発売させていただくことや、会見を開かせていただけることは当たり前のことではなくて、皆さまが応援して支えてくださっているおかげです。日頃からの感謝を伝えさせてください。このカレンダーがあなたの背中を押せるように、あなたを少しでも笑顔にできるように、そんな1冊になれたらと願っています。ありがとうございました」と感謝を述べ、会見を締めくくった。

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