

三谷幸喜の“完全ワンシーンワンカットドラマ”が田中圭主演で12年ぶりに復活 今回のテーマは「タイムスリップコメディー」

三谷幸喜が脚本・監督を務めるドラマW 三谷幸喜「おい、太宰」が、2025年6月にWOWOWにて放送・配信されることが決定。併せて、本作の主演を田中圭が務めることも明らかになった。
“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズ待望の第3弾
本作は、三谷がオリジナル脚本と自ら監督を務める“完全ワンシーンワンカットドラマ”シリーズの12年ぶりとなる復活作。
一度もカメラを止めずに全編を撮影する“完全ワンシーンワンカット”は三谷の長年の夢であり、2011年、自身初のテレビドラマ監督作「short cut」にてついに実現した。中井貴一と鈴木京香演じる夫婦が山道に迷い込み、口げんかをする中で互いを理解していく物語をワンカットで描き切った本作は、平成24年日本民間放送連盟賞(テレビドラマ番組)最優秀賞を受賞した。
第2弾は、2013年放送の「大空港2013」。竹内結子がグランドスタッフに扮し、生瀬勝久、戸田恵梨香、オダギリジョー、香川照之らが演じる個性豊かな登場人物たちと大騒動を巻き起こす群像コメディーだ。長野・信州まつもと空港を貸し切り、ヘリコプターまで飛ぶ大掛かりな舞台は話題を呼んだ。
それから12年というブランクを経て、このほど同シリーズがついに復活。構想に約10年の月日をかけ、2024年秋に撮影された待望の第3弾が登場する。
平凡な会社員があこがれの“太宰治”と対面?
これまで「山」と「空」を舞台に“完全ワンシーンワンカット”に挑んできた三谷が、今回の舞台に選んだのは「海」。海辺を舞台に、太宰治を敬愛する男が時代を超えて奮闘する“タイムスリップコメディー”として描いていく。
本作の主人公は、太宰治を敬愛する平凡な会社員・小室健作。健作は妻・美代子と一緒に出席した披露宴の帰り道、偶然太宰が心中未遂を起こした海辺に迷い込む。太宰ゆかりの地に興奮した健作は、美代子に止められたにも関わらず暗い洞窟を進んでいく。
その先にいたのは、太宰治に瓜二つの男だった。健作は太宰の生きた時代にタイムスリップしてしまったのか…という物語が描かれる。
主人公・小室健作役を演じるのは、三谷作品初主演となる田中圭。映画「記憶にございません!」(2019年)以来、6年ぶりの三谷組への参加となる。もともと本シリーズの大ファンだったという田中は三谷に熱いラブコールを送っており、今回ついに念願が叶う形となった。
そんな田中を待ち受けていたのは、約100分間出ずっぱりという過酷な撮影だった。膨大なせりふ量に加えて、一度もカメラが止まらないという“NG”が許されない極限の緊張感の中、田中がどんな演技を見せたのか期待が高まる。
小室健作役・田中圭 コメント
――三谷幸喜脚本・監督作の主演オファーを受けた際のお気持ちをお聞かせください。
三谷さんとは、プライベートで偶然お会いすることがあります。以前作品でもご一緒している事もあり、会う度にご挨拶をさせていただいておりました。元々僕はこのシリーズが大好きで、ごあいさつさせていただく度に「とても好きです。」とお伝えしておりました。
三谷さんからも、「次こんな作品をやるのですがオファーしてもいいですか?」と何度かおっしゃっていただいた事があります。「ぜひ!」と返すのですが、なかなか実現は叶わずでした。なので今回、本当にお話をいただいて「本当!?」とすごく驚きました。最初は嬉しさとプレッシャーが半端じゃなかったです。
――三谷さんのオリジナル脚本や三谷流の演出を実際に体感された感想を教えてください。
大胆なのにじわじわくる。繊細なのに吹き出しちゃう。というような波状攻撃です。台本はとてもおもしろかったです。ただ、ワンカットの撮影でタイムスリップってどう撮るのだろう。三谷さん、ワンカットでの撮影というの忘れちゃったのかなと思いながら読み進めていました。
稽古中の演出も、セリフ変更や動きの修正もすぐその場で細かく丁寧にして下さり、そういう瞬間瞬間で変わると前より面白くなっていて、さすがだなと感じました。そして“役者に委ねます。”という最終的なスタンスは潔くてかっこいいなと思いました。だからこそ、応えたい! という気持ちでやっていました! 楽しかったです!!
――今回はカメラを一度も止めない「完全ワンシーンワンカット撮影」でしたが、難しさや楽しさを感じたのはどんなところですか。
難しさは、まず膨大な台詞を覚えなくてはいけない事。役者がNGを出しても、出していないように見せなければならないチームワーク。スタッフさんの体力と臨機応変な対応。全体が一つにならないと約100分走りきれないところでした。
もちろん緊張や、自分たちではどうする事もできない天候とも戦わないといけないところもあります。今回は海辺ということで、日によってアクティングエリアが変わるのも大変だったと思います。でもだからこそ、その全てが楽しかったですし、1日1回しか撮影できない緊張感はなかなかでした。
――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
ワンカット撮影のドラマなのにタイムスリップを描きます。お芝居はもちろん、脚本の楽しさも。演じた僕らは楽しみました!! 皆さまにも楽しんでもらえると信じています!!
そして、ワンカットということを途中から忘れていただけたら嬉しいですが、僕自身が感じた、「これワンカットなんだ」という感動が、皆さまにも届いたらいいなと思っています。ぜひ楽しんでください!!
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