「出没!アド街ック天国 祝!放送1500回 30周年SPECIAL」が3月22日(土)に放送される

井ノ原快彦「これからも自分の人生と共にあり続けてほしい」印象的なVTRや番組への思い語る<アド街ック天国>

2025.03.09 10:00
「出没!アド街ック天国 祝!放送1500回 30周年SPECIAL」が3月22日(土)に放送される

井ノ原快彦が司会を務める「出没!アド街ック天国 祝!放送1500回 30周年SPECIAL」(夜6:30-9:54ほか、テレ東系ほか)が3月22日(土)に放送される。収録を終えた司会の井ノ原と中原みなみアナウンサーが囲み取材に応じ、収録の感想や見どころなどを語った。

同番組は、ある街を徹底的に紹介する情報バラエティー。放送30周年、1500回目となる3月22日の放送では、今まで放送した名場面ベスト30を秘蔵映像と共に振り返る。また、過去に特集した街の今を紹介するべく、消えた街のシンボルや再開発の前と後を取り上げる他、行列だった店や忘れられない名物店主、選りすぐりのグルメも登場する。ゲストは渡辺えり、伊集院光、磯村勇斗、池田美優。

井ノ原快彦「30年かけないとできないスペシャルだなと」

収録を終えて、井ノ原は「この30年間の街の変化やすごい人がいっぱい出てきて。30年の思い出を3時間半で語り尽くせないんじゃないかなと思いますが、これがきれいにまとまっていて、見応えがあり、これは30年かけないとできないスペシャルだなと思いました」と感想を語る。

一方、中原アナは「私は『アド街』について1年ですが、ずっとついていたかのような感覚になり、30年を一気に知れたような感じがして感動しました。『人が街を作る』と峰(竜太)さんもよくおしゃっていますが、本当にそれを感じられた3時間半スペシャルになっていると思います。うるっとくる場面もあったりして、笑いあり涙ありでした」と振り返った。

井ノ原快彦「“あの頃の渋谷こうだったな~”と思いました」

印象に残っているVTRについて、井ノ原は「番組が1995年にスタートして、私事ですが、僕も1995年にデビューしてるので歌手として30年が経ち、よくメンバーと待ち合わせをして、みんなで1台の車に乗って行っていた場所とかが出てきたりして、“あの頃の渋谷こうだったな~”と思いました。あと、ギャルの移り変わりは他では見られないだろうなという映像がすごかったです」とコメント。

すると、中原アナが「今回、ゲストでみちょぱさんが来てくださいましたけど、ギャルにも移り変わりがあるっておっしゃっていたのが印象的でした」と話した。

井ノ原は「そのみちょぱの10歳ぐらいの時の映像が残っているんです! (みちょぱは)まだ芸能界にいなくて、駄菓子屋さんに行っていたところに取材が来てて。みちょぱの10歳が本当にかわいい、映るカット全部で何か食べているんですけど(笑)」と明かすと、中原アナが「まだギャルじゃないみちょぱさんでしたね。あどけなくて本当にかわいかったですね」と賛同する様子を見せた。

井ノ原快彦、番組へ思いと今後の展望を明かす

井ノ原がMCを担当し始めて約10年。「『アド街ック天国』はどのような存在ですか?」という質問に、井ノ原は「当たり前のように歩いていた街が当たり前じゃないということや、自分の住んでいる街をもう一度見直すきっかけになったり。“なくならないでほしいな”と思うところにどうやってアプローチすれば、僕も何か協力できるのかとかを考えさせられる10年でした。個人的にはやっぱり峰さん、薬丸(裕英)さん、(山田)五郎さんにとっても支えられ、励ましていただき、また、テレ東のアナウンサーの皆さんにも助けてもらってきたっていうところがあります。まだ10年ですが、番組が40周年、50周年、60周年となり、80歳手前ぐらいまで、なんか分かんないですがいけそうだなって思っちゃう。いけると思います」と意気込みを。

続けて、「そのためにもやっぱり魅力的な街は残っていてほしいし、この番組が30周年から先に進むにあたり、どれぐらい本当の意味で地域密着になっていけるかなと思う。それが僕らにとっても『アド街』にとっても悪いことじゃないと思いますし、ありがたいことに、僕は『アド街』にずっといさせてもらっているので、これからも自分の人生と共にあり続けてほしい番組です」と語った。

井ノ原快彦「“僕らの番組だね”って胸を張って言えます」

井ノ原は番組へ「10年前、僕にお声がかかった時はお邪魔している感覚だったので、よそから来ましたって気持ちで最初はいましたが、もう“僕らの番組だね”って胸を張って言えますし、家族って言ったらいいのか、そういう感覚があります。中原さんも来てくださって常に助けられて育ててもらっているし、街の視聴者の皆さんにもとても愛されるキャラクターだなと思います。ありがとうございます!」と感謝を口に。

一方、中原アナは「私は落ち着ける場所になっています。普段、報道番組をメインにやっていて、収録に来ると、ほっと肩の力が抜けるんです。それは井ノ原さんやレギュラーの皆さん、ゲストの皆さんからいろんな情報を頂けて、それもただ聞いているっていうより教えてもらっていて。柔らかい雰囲気の中で一緒に家の中でくつろいで、『アド街』を見ているような感じがすごく好きで落ち着く場所です。自分にとってこれからもそういう場所であってほしいな、何十年も続いてほしいなと思っています」と語った。

歴代女性アナ集結に中原みなみアナ「緊張して覚えてない…(笑)」

今回は、番組の司会を務めた歴代女性アナウンサーが集合。中原アナは「私が一番下で、正直緊張して覚えてないですが…(笑)。今はフリーでやられている八塩(圭子)さんがバリバリ仕切ってくださって格好良かったです。また、皆さんが初めて『アド街』に出た時の映像を一緒に見て、まだういういしい姿に『恥ずかしい~』とか言いながら心配する姿とかがとっても愛らしいですし、そこから徐々にMCとしてしっかり回されて、番組と一緒に成長はしていく姿は勉強になりました」と感想を。

そして、井ノ原は「5人勢ぞろいだったので、写真撮ってくださいって言っちゃいました!」と笑顔を見せた。

中原みなみアナ、井ノ原快彦を「本当に尊敬」

中原アナがアシスタントMCを担当して1年。井ノ原の印象について「私は『アド街』もそうですが、アイドル時代の時から知っていて」と話し出すと、井ノ原が「一応、今もアイドルなんですけど(笑)」とツッコみ、笑いが起こった。

中原アナが「すみません…!」と笑顔を見せ、続けて「V6のころから知っていて、キラキラしていて格好良くて、尊敬できる人っていうイメージで入ったのですが、最初からとてもフランクに接してくださり、こんな距離感近くお話をさせていただけるんだというのが一番の驚きでした。番組にスッと入っていけたのは、井ノ原さんあってこそだと思います。その温かさが番組の雰囲気にも出ていると思いますし、隣で見ていて、本当に尊敬しています」と気持ちを明かした。

井ノ原快彦「ほのぼのした気持ちで毎週見ていただけたら」

最後に、井ノ原は「視聴者の皆さんがいなければ30年続かなかったと思います。テレビのこれからを後ろ向きに語っている方もいたり、ネットですぐ次の回をどんどん見られたり。でも、僕は子供の時からテレビで育っていて、テレビっていうのはものすごくツンデレで。小学校とか中学校の時に、“続きを来週まで待たなきゃいけないのか~”って思っていて、これはむしろテレビしかない感情なんじゃないかなって思うことがいっぱいあって」と思いを口に。

さらに、「いろいろなメディアで取り上げられても、やっぱりテレビが来たっていう時のざわつき方は全然違うなと思います。特に、今はMCをやらせていただいていますが、僕の周りの知り合いでも『アド街来たんだよ!』『うちの街に今度アド街が来てくれるんですよ』って言ってくれたり。何かホッとでき、家族全員で見られるような番組をモットーに、ずっと続けていけたらなと思います。たくさんの人が見てくださり、たくさんの方が協力してくださり、すごい数のスタッフも頑張っていますので…とは言いながらも、ほのぼのした気持ちで毎週見ていただけたらと思います」と視聴者へのメッセージを送り、取材を締めくくった。

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