

小西詠斗、大雨の中で撮影した写真集「大人っぽくなった変化がうれしい」

舞台『刀剣乱舞』シリーズやドラマ「タカラのびいどろ」など、話題作への出演が続いた俳優・小西詠斗。先日、小西は自身2冊目となる写真集の重版を発表した。WEBザテレビジョンでは、小西に写真集制作の裏話や見どころなどを聞いた。(※取材は写真集発売前に実施)
今しかできなことを詰め込んだ写真集
――ご自身の誕生日である1月21日に2冊目の写真集「小西詠斗2nd写真集 水鏡」が発売されましたが、発売が決まったときはどんな思いがありましたか?
まずすごくうれしかったです。初めての写真集を出した2021年から4年のあいだに、たくさんお芝居のお仕事をさせていただいて。いろんなことを学んで表現の幅も広がって、いろんな表情もできるようになったので、そこで培ったものや成長して大人になった姿、今でしか表現できないこと・ものを詰め込みたいなと思いました。
――写真集に関して小西さんから意見や希望を伝えたことはあるのでしょうか?
どっちかと言ったら今までは柔らかい、かわいらしい写真が多くて、そういうイメージを持ってくださっているファンの方も多いのではないかな。なので、逆にキリッとしたメイクをして、大人びた服装や髪型、ちょっとクールめな写真を撮りたいなとは思っていました。
――1st写真集と並べると、表紙だけでも全然雰囲気が違いますよね。
そうですね。この表紙はすごくお気に入りで、見比べるとちょっと大人っぽくなったのかなと思えたりして。普段あまり変わったと思ったことはなかったのですが、こうやって見てみると面白いですし、変化がうれしかったですね。
雨男が存分に活かされた1冊に
――タイトルの『水鏡』にはどんな思いが込められているのでしょうか。
僕、すごい雨男で。ファンミーティングとか、大切な日にいつも雨が降って、ファンの皆さんからも「今日も雨が降ったね」みたいなメッセージが届くくらいなんです。今回の写真集は台湾で撮影したのですが、3日間全部雨が降ったので、ここまでか!と思いました(笑)。でも、それも僕らしいなと思ったので、水関係のタイトルにしたいなと思ったときに、『水鏡』という言葉を見つけたんです。この言葉には「水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察して人の模範となること」という意味があって、そういう人間になりたいなと思ったのでこのタイトルにしました。
――写真集の発売が決まった際のコメントで「まさか大事な撮影で、雨男は発揮していないはずです」とあったので、撮影中、雨は降らなかったのかと思いました!
もうマジか、と思いました(笑)。でも、雨をうまく使った写真もあるし、びしょびしょになったカットもあって。(写真を見ながら)こんなに濡れていたんだ…(笑)。
――さまざまな表情を見られる写真が盛りたくさんですが、自分らしさが出ているなと思うカットと、ファンの方の反応が楽しみなカットを教えてください。
一番素が出ているかなと思うのはオレンジの羽織を着ている、自由に街を散策しているのを撮っていただいたカットですね。それが普段の自分に一番近いと思います。驚いてもらえそうなのは、全身黒のカチッとしたスタイリング。こういう衣装は今まで着たことがなくて、しかも前髪をガッと上げてキリッとしたメイクで、ここまでしっかりとしたメイクは舞台とかでしかないので、新鮮に思っていただけるんじゃないかなと思います。これはすごくお気に入りですね。自分じゃないみたいでうれしいです。
ファンの人がどういう風に自分を見ているのかが気になる
――台湾の撮影で印象的なことはありますか?
九分は行きたいなと思っていたので、雨が降ったおかげで人が少なくてすごくラッキーでしたね。ただ、雨で地面も滑りやすくなっていて、履いていたサンダルでは滑って転ぶんじゃないかと思いました(笑)。
――写真集のなかでは、誕生日にちなんだ121問の質問に答えていらっしゃいます。印象的な質問や、答える中で自分に対して発見になったことはありますか?
丸一日たくさん質問していただいて答えてを繰り返した結果…記憶が消えました(笑)。本当に今は何を答えたのか覚えてなくて、発売したら見てみようかなと思っています。ちょっと怖いですね(笑)。僕、何を答えたんだろう。自分のことをいろいろと話したはずなので、読んだら僕のことがわかるんじゃないかなと思います。自分でも、答えながら「意外と自分のことってわかってないことが多いんだな」と思った気がします。
――今回はファンの方からの質問にも答えていますが、逆にファンのみなさんに聞いてみたいことはありますか?
僕がどういう性格に見えているのかとか、役者として、人としてどう見えているんだろうというのが気になりますね。
――客観的に見ているからこそ、ファンの方のほうが小西さんについて知っている部分もあるかもしれないですよね。
確かに。自分を客観的に見るってあんまりできてないかもしれないです。どう見えているんだろう…怖いですね(笑)。
――それはどういう怖さですか?
ファンの方はたくさん褒めてくださるけど、きっとマイナスなことを感じることも絶対にあるはずだから、それはどういうときに何を思うのかすごく気になります(笑)。
――いつも褒めてくださるからこそ、気になることなんですね。1st写真集は20歳のお誕生日、今回は25歳のお誕生日と節目のタイミングで発売されていますが、今後写真集はまた出したいですか?
また出したいですね。次は30歳なのかな?怖い…。
――今度はどういう怖さですか?(笑)
年を取るのが怖い(笑)。年々挑戦することにブレーキを踏んでしまったり、不安が増えたり、昔は純粋に楽しめていたものを楽しめなくなったりすることもありますし。そうやって自分がちょっとずつ変わっていくのが怖いのかもしれないです。
――次に写真集をリリースしたときに表紙を並べたら、また変化を感じられるかもしれないですね。
確かにそうですね。また変わったと思うのかな。いい方向に変わっていますように。
――写真集のタイトル『水鏡』にちなんで、今、観察したいことを教えてください。
近所にいる、人懐っこい猫です。毎日同じあたりにいてすごくかわいくて。仕事の行き帰りってちょっと大変だったりするじゃないですか。でもその子がいるから楽しいです。
25歳の1年について
――それでは最後に、25歳について、どんな1年にしたいかを教えていただけますか?
2024年はいろんなお仕事をさせていただいて、お芝居の幅が広がったと思うので、それを生かしてさらに今までやったことないような役をやっていきたいですし、僕に頼めば大丈夫と思われるような俳優になりたいなと思いますね。あとは、健康に暮らしたいです。
――ちなみに、普段、健康のためにやっていることはあるのでしょうか?
(少し考えてから小声で)ないです。
――何か意識していること、ではどうですか?
意識していること…(小声で)ないです。
――これから心がけるということですね(笑)
そうです(笑)。25歳になりますし、そろそろ体のことに気を使いたいなと思います!
撮影=篠田直人/取材・文=東海林その子/スタイリスト=津野真吾(impiger)/ヘアメイク=Hyo
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