キャプテンの岡田あずみ(左)と、副キャプテンの福田朱里(右)

8周年を迎えるSTU48、キャプテン・岡田あずみ&副キャプテン・福田朱里のインタビューが公開

2025.03.08 17:40
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STU48のキャプテン・岡田あずみ、副キャプテン・福田朱里のインタビュー動画が、3月7日(金)にガラスガール公式YouTubeにて公開された。

3月20日(木・祝)にて、東京ガーデンシアター(8000人)で8周年コンサートを行うSTU48。過去最大級のキャパシティに挑戦する彼女たちは、この勝負にどう立ち向かうつもりなのか。キャプテンの岡田あずみ、副キャプテンの福田朱里が、ガラスガール公式YouTubeで意気込みを明かした。

ここでは、インタビューの一部を公開する。

――STU48にとって大きな勝負が近づいてきました。東京ガーデンシアターでの8周年コンサートです。

福田 岡山の7周年ツアーの会場で発表だったんですけど、「もう発表するんだ!?」と思ったんですけど。逆にいうと、「8周年に向けて動き出せるんだな」という希望もありました。ガーデンシアターの大きさが正直よくわかっていなかったので(笑)。楽屋に戻ってから画像検索しました。

岡田 キャパの大きさにビビりました。正直、7周年ツアーの会場の入りも思わしくなかったというか、悔しい部分が残るツアーでした。それなのに、1年後に8000という、史上最大のキャパを1年後に埋められるのか……って思うと、不安な気持ちが多かったです。

福田 今までSTU48の大きなコンサートは完売したことがあまりないんです。なので、まず思ったのが、「この責任取れるのかな」ということで。今の瀬戸内での集客は4桁いくのが精いっぱいという場所もあるので、東京にどれくらいお客さんがいるのか。そして、瀬戸内から東京にどれくらい来てくださるのか。全然わからなかったので。ガーデンシアターの画像を見たら、椅子が本当に多くて。「今の状態だったら、1階で充分じゃないかな」と思ってしまいました。来年までのSTU48をどう展開させていくんだろうということを、岡田と真剣に話しました。

――なるほど。

福田 7周年のツアーは、お客さんの入りは毎回よかったわけじゃないけど、内容的にはいいツアーだったんです。キャプテンは就任したてなのによく頑張ってくれました。そのことは本人にも伝えています。ただ、「自信を持って引っ張ってね」ということも話しています。ちょっと(岡田は)遠慮しちゃうこともあるから。

岡田 うーん、……不安や怖いって気持ちは大きかったんですけど、キャプテンに就任したからには、やるしかないので。先輩方がまだたくさんいる中での就任っていうことで。「今の自分には何ができるんだろう」ということを必死に考えて。でも、この1年でキャプテンとしてうまく振る舞えた自信があまり、ありません。思うことはあるのに、なかなか口に出せませんでした。

福田 前キャプテンの今村美月(卒業)と次期キャプテンについて話していたんですけど、2人とも彼女(岡田)を即決で選んだんですよ。その理由は、もちろん真面目だし、活動の一個一個に真摯に向き合ってるっていうのは当たり前なんですけど、みんなに対してフラットに接することができる。そこが大きなポイントで。先輩に対して遠慮はあると思うけど、「先輩といえど、ここは頑張らないといけないとこだな」っていうのも彼女なりにわかっているから。そこを1人ひとりに伝えてくれれば、みんなを伸ばしてくれる、って思ったから、今村とも「岡田しかいないよね」って決まったので。1期生としては全然心配がないです。4~5年後輩ですけど、本当に安心して任せているので、もっと自信を持ってほしいし、もっと自我を出してほしい。

岡田 えー、嬉しい……。出します!

福田 うん。もっと岡田が出していってくれたら、アツいSTUになるって思って指名したので。遠慮しないで欲しいなって。

岡田 1年目はただ駆け抜けていったし、気持ち的にしんどくなることもあったんですけど、キャプテン2年目はむしろワクワクしているんです。「あの時、こう言っておけばよかったな」っていう、1年目の後悔があるから。その反省を活かしたいと思っているのでワクワクできてます。

――話をガーデンシアターに戻します。8周年に向けて、どういうロードマップを描きましたか?

岡田 関東の方にSTU48を知っていただく必要があると思うので、秋から『SHOWCASE LIVE』というを池袋の『Club Mixa』さんで開催するようになりました。

福田 私は「フクフェス」というフェスを開催しているんですけど、秋から渋谷で毎月「番外編」をやっています。そこでは、ガーデンシアターまでにSTU48の全メンバーが順番に出演してくれています。そうしたのは、ファンの方に“今のSTU48”を全員見てもらいたいという裏テーマがあるからです。STU48の楽曲って、今のライブアイドルとは違うので、瀬戸内から持ってきた楽曲たちが、東京のお客さんにどう聞こえるのかな、って。STU48にしか歌えない歌を東京で歌うのは意味があると思ってます。

――違うグループのファンがSTU48のファンになったという声は聞きますか?

福田 フクフェスが終わるとエゴサをするんですけど、『思い出せる恋をしよう』や『ペダルと車輪と来た道と』が刺さっているみたいです。

岡田 ちょっとずつ浸透しているのかなとは思いますけど、まだまだというのが本音です。

――キャパは8000です。

福田 STU48を知ってくださっている方は8000人いると思うんですよ。でも、その日時間とチケットを取ってコンサートに来てくださる方は、まだ正直そこまでいないと思うんです。2年ほど前、私たちがやっているユニットでTDCホールをほぼ完売させたことはあるんですけど、その数倍なので……。正直、壁はとっても高いというのが本音です。メンバー間でもその話で持ちきりです。でも、加入した期によって、気持ちが違うと思います。私は、後輩が本当はどういう気持ちでいるのか、聞いたことがないんです。どう?

岡田 後輩の3期生と話していると(※岡田は2.5期生)、まだ他人事として受け止めているのかな、って感じます。「自分たちが8000人を埋めるんだ」って気持ちで活動できているメンバーはまだ少ないのかなって。私も含めて、後輩がグループを突き上げるんだという気持ちでいないと……。

福田 8000を埋めるには、ひとりあたり200~300人埋めないといけないということだからね。そこも共有していかないと。

――まずはメンバーが団結することが大事ですね。その働きかけをしたことはありますか?

福田 あります。スタッフさん、全メンバーが集まって話し合いました。STU48が世間に広まるためにはどうしたらいいのか。もう一度、48が国民的になるためには、どうしたらいいのかっていうことを話したんですけど、それぞれが危機感を持ってはいるんです。すべてを捨ててアイドルになっている子達なので。でも、行動に移すのが難しくて。

岡田 ……本音を言うと、もっと団結できると思います。

――そのミーティングでは、どんな話が出ましたか?

岡田 STU48のイメージについて、みんなで認識をひとつにしました。

福田 それは、私たちの一番の強みは瀬戸内にいるということです。東京には可愛いアイドルも楽曲が良いアイドルもゴマンといますけど、その中で私たちが何で戦えるのかって言ったら、瀬戸内っていうアイデンティティなんです。でも、もっと団結できますね。互いの立場を気にせず、本音をぶつけ合えたらいいですね。今村と私はそのパイプ役をしてきたんですけど、いつしかこの意見は誰に言えばいいのかなという状態になってしまって。

――東京と広島でライブをして、感じる違いは?

福田 東京のライブで感じるのは、平日開催でもたくさんの方が来てくれるんですよ。仕事終わりとかに。瀬戸内で例えば一週間前に「ライブやります」って言っても、平日だと、平気でお客さんが二桁のこともあります。東京の人口の多さは羨ましいです。

――8周年コンサートは広島でも2日間開催されます。2日目のタイトルは……。

岡田 「Synergy」。相乗効果です。

福田 そうなったのは、昼の部はHKT48さんと、夜の部はNMB48さんと対バンすることになったからです。私はギリギリ選抜総選挙に参加したことがある世代なんですけど、2期生以降のメンバーは48グループの絡みがほとんどないので。それはファンのみなさんもすごく喜んでくださって。

岡田 対バンが楽しみですし、いい刺激をもらいたいと思っています。

――今後も姉妹グループと協力体制をとることはアリですか?

福田 めっちゃアリです。私、総選挙したいですもん。

岡田 私もやりたいです。他のアイドルファンの方にも届くでしょうし、他の48グループのファンの方たちや、元々48グループを応援してくださってた方に今のSTU48を知ってもらいたいって気持ちが大きいです。

――姉妹グループと対バンするということは、STU48のファンだけでは埋まらないという見方をするファンもいると思います。

福田 フェニックスホール、STU48だけで埋まると思います(キャパは約1500)。周年で埋めたことありますから。完売祭にしてやるぞっていう気持ちです。

岡田 そこは、助けてもらうという見方じゃなくて、相乗効果を信じて、得られるものを大切にしたいと思っています。

――STU48のコンサートの特色はどんなものだと思っていますか?

福田 アイドルっぽくない曲も多いんです。でも、私はそれを愛したいなって思ってて。こぶしや大声を上げるような曲は少ないけど、1本の映画を観るようなストーリー性の強い楽曲が多いので。それを私たちが全力の思いで歌うことで見てもらえる景色っていうのはSTU48の唯一無二のものだと思っています。

岡田 楽曲がグループにとっての一番の強みかなって思っていて。心に刺さるし、聴いた人の支えになってくれる、自分を助けてくれる楽曲が多いのかなって。3月20日の東京ガーデンシアターで行われるコンサートのタイトルも「Peerless」唯一無二って意味なんですけど。他の48グループ、他のアイドルグループにはない楽曲をSTU48が持っているからこそだなって。そこを武器にして活動していきたいと思っています。

福田 波の音がします。STUの曲は。

――でも、今のアイドル界の流行は「カワイイ」がキーワードです。

福田 たしかに(笑)。でも、私たちの曲は、その場でめっちゃ盛り上がって踊れる曲じゃないかもしれないけど、若い今だけじゃなくて、私がおばあちゃんになっても聴くだろうなっていう曲なんです。それを歌えるのが幸せなことなんです。お客さんも年齢問わず、ずっと聞いてくれるだろうなって。世の中に残っていくポテンシャルがある曲を令和に出せているのが強みです。

岡田 STU48の楽曲は「ザ・アイドル」ではないかもしれないけど、曲を生かせるかどうかはメンバー次第です。100のポテンシャルを持つ曲を1000にする気持ちで取り組んでいます。

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